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Evolution of Mankind  作者: 雪花
3/3

 さらに年月が経ち、俺は5歳になった。

 5歳になれば、外に出て自由に遊ぶことが出来るようになり、外に出て、今までできなかった炎魔法の練習をするようになった。

 家の裏には森があり、森を抜けると草原がある。

 草原なので草に燃え移らないように気を付けながら炎魔法を使っていく。

 魔法は魔力操作をすることで大きさや軌道を調整することが出来る。

 家の中でずっと魔力操作の練習をしていたので、燃え移らないように魔法を使うことは、簡単にできた。

 他にも、生活魔法の時には気にしていなかったが、魔法を使うときには、イメージが重要らしい。

 炎を出すことをイメージして唱えることで魔法が発動するが、炎が燃える仕組みや、どのように燃えるかなど、具体的にイメージすることでその通りの魔法が発動した。

 そして、魔力操作をうまく使うと、無詠唱でも魔法が使えることが分かった。

 しかし、無詠唱は魔力操作で魔法の発動や大きさなど、様々なことを自分ですべて行う必要があるため、咄嗟の時に使うことがまだできない。

 これは練習が必要だな。

 一通りの魔法を使い、魔力がなくなってきたところで日が傾く前に家に帰った。



 家に帰ると、妹のペコが出迎えてくれた。

 ペコは一つ年下の俺の妹だ。

 母親のオリヴィアに似ていて、金髪で青い瞳である。

 ちなみに俺は名前がノットで父親のオリバーに似ていて黒髪で茶色の瞳である。


「お兄ちゃんお帰り」

「ただいま、ペコ」


 抱きついてくるペコを抱っこしてから、家の中に入ると、いい匂いがしてきた。


「今日の夜ご飯はおいしそうだな」

「今日はね、ペコも作るの手伝ったんだ。お野菜洗ったんだよ」

「ペコはえらいな」


 頭をなでてやるととてもうれしそうににこにこしている。

 可愛いことは素晴らしい。

 ペコを見ていると一日の疲れが吹き飛ぶ。



 ご飯を食べた後は、部屋でペコに魔法の使い方を教えている。

 ペコは飲み込みが早く、教えたことは1度か2度でできてしまう。

 魔力量や魔力操作は今は俺の方が上だが、いつか追い抜かれてしまうかもしれない。

 ペコには、かっこいいお兄ちゃんでいたいので魔法の練習をもっとしなければならないな。


「お兄ちゃん、ペコ、眠たいよ」

「そうだな、もう夜も遅いし寝ようか」


 ベットの上で、二人横並びになってペコが寝るまでの間手をつないでおく。

 そしてペコが寝てから俺は筋トレとストレッチをしてから眠りについた。

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