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コントラクト 3 ―宿命の契約―  作者: 時任雪緒
第1章 吸血鬼の一念発起
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蛙の子は蛙


フランスでの観光をすこぶる満喫してのインド帰国。当然のように待ち構えていたジュノに、ミナ達はほくそ笑む。

「ジュノ様、ただいま」

「お帰りなさい。早速ですが、お土産話を聞かせてもらえますか?」

「はい! 勿論!」

ミナと3兄弟が話すフランス旅行。内容はあの美術館は素晴らしかっただの、エッフェル塔のパノラマが綺麗だのアレスとつばさの話だの、ミナとアンジェロが喧嘩した話だの、ジュノが聞きたいことはには全く触れない。その様子をさも愉しげにニヤニヤしながら見ているアンジェロ。

「本当、アンジェロったら橋からエド落とそうとするんだもん。ビックリしたよ。道頓堀じゃないっての」

「どこだよそれ」

「日本でよく人が飛び込む川だよ」

「なにその川! 怖えぇ!」

シュヴァリエ達は道頓堀を自殺の名所と解釈してしまったようだ。シュヴァリエ達がいくつもの水死体が流れる川を想像していると、いい加減痺れを切らせたのか、ジュノが尋ねた。

「フランス旅行の目的は魔術師探しですよね? 見つかりましたか?」

 ミナはにっこり笑って「見つかりましたよ」と素直に返答した。

「休眠期は判明しましたか?」

「はい」

「いつですか?」

 アンジェロがニヤニヤしながら答えた。

「教えてあげてもいいですけど、情報料は前払いで」

 その言葉にジュノは眉をひそめる。

「私も探していたんですよ。あなた方が休眠期の期間を知りたがっていたから」

「探してくださいってお願いした覚えはありませんけど?」

「・・・なにが欲しいんですか」

 反論は無駄だと悟ったのかそう返してきたジュノに、アンジェロは尚もニヤニヤ笑う。

「俺の契約、解約してくださいよ」

「それはできません。別の事にしてください」

「あっそ。じゃ、教えねぇ」

 冷たく言い放ちツンとソッポを向いたアンジェロに、更にジュノはイライラさせられたようだったが、尚も食い下がる。

「それ以外ならなんでも」

 何故かはわからないが、ジュノはその情報を求めている。それに気づくとアンジェロは言った。

「じゃ、お前今から俺の下僕な」

「なっ!?」

「何でもするんだろ?」

 それはもう偉そうにふてぶてしく頬杖をついてそう言ったアンジェロに、ジュノは悔しげに顔を歪める。ミナをはじめとしてシュヴァリエ達は思わずハラハラしてしまったが、黙り込んで睨みつけるジュノの様子に、アンジェロはイラついたようだ。

「オイ、やんのかやらねぇのかどっちだ。さっさと答えろ」

「・・・・・チッ、クソ、やればいいんだろ」

 返ってきたのはドスのきいた低い声。それにミナは思わずビクついたが、アンジェロは愉快そうに笑った。

「ハハッ、物分かりいいじゃねーか。じゃ、クソ下僕、命令だ。最新型ノート買ってこい。ついでにSDと、カードホルダーとリーダー。無線LANルーターと、あとエプソンの複合機な。マウスは光学でパッドは一番反射率のいい奴。金はテメェで調達しろ」

 何か言いたそうに睨みつけるジュノだったが、当然アンジェロはその様子に気付いたがまたしてもふてぶてしく見下ろして言い放つ。

「なにモタモタしてんだ。わかったらさっさと行きやがれ、クソ下僕」

「・・・クソ白髪が」

 ボソッと文句を言うと、すぐにジュノは姿を消した。消えた瞬間、アンジェロに向かってシュヴァリエ達からは「ブラボー!!」の嵐だ。

「アンジェロすげぇぇぇぇ!」

「スゲェ、マジスゲェ」

「あのジュノ様を下僕扱い!」

 賞賛を浴びせるシュヴァリエ達に得意満面に笑ったアンジェロは、ミナの肩を抱いてみせる。偉そうに。

「フン、ざまぁみろってんだ。ミナもお前らも、あのクソ下僕コキ使えよ」

「ぃやっほーう! いい気味!」

 喜ぶシュヴァリエ達だったが、ミナは報復の事を考えると気が気ではない。それ以上に自分の旦那が恐ろしくて仕方がない。つくづく思う。

 ―――――アンジェロが味方で良かった。ていうか、ジュリオさん、どんな教育したんだろう。

 ジュノがアンジェロと契約した以上願いは必ず叶えるだろうが、こういうことをするとしっぺ返しは必至だと思うのだが、願いの内容がミナの心からの幸福である以上、ミナが嫌な思いをすることはないだろう、とのご判断である。正直ミナも一応その意図はわかったが、ハラハラするものはハラハラする。が、アルカードが帰ってきてこの様子を見たら大喜びしそうだな、と思い、まぁいっか、と思う事にした。

 しばらくするとジュノは荷物を持って帰ってきた。とりあえずその荷物を漁り始めたアンジェロは、箱を右と左に分けて、右の大きい箱をジュノに押し返す。

「コレ返品してこい」

「何故ですか」

「誰がMAC買ってこいつったよ。OSはWindowsに決まってんだろボケ。しかもテメェなんでデスクトップ買ってんだよ。ノートつっただろ。マジ使えねぇな」

「OSとかのことは聞いていませんけど」

「前のがWindowsだったろーが! 千里眼で24時間10年も見張ってたなら知ってんだろ!」

「知りませんでした」

「そんぐれぇ把握しとけ、役立たずが。わかったらさっさと行け」

 まさに腸が煮えくり返ると言った顔のジュノは再び箱を持って消えた。しばらくイライラしていたアンジェロだったが、またしてもニヤニヤ笑いだす。

「なに笑ってんの?」

「いや、やっぱりな、と思って」

「なにが?」

「あのクソ悪魔、デジタルには弱いみてぇだ。MACかWindowsかなんてガキだって見りゃわかんのに、悪魔にはわかんなかったみてぇだな」

「あ、そういえば。もしかしてそれを確認するためにパソコン買いに行かせたの?」

「そ。パソコンのことある程度知ってるなら悪魔の事だ、盗んでくるだろうと思ったけど」

 そう言ってアンジェロがミナの前にピラリと紙を上げる。

「レシート?」

「わざわざ買ってきたって事は、店員に聞いて買ったんだろうな。俺が頼んだお使いの内容が意味不明だったんだろ」

「なるほど・・・」

 改めて書類を見ると、レシートだけでなく保証書までバッチリ用意されている。保証期間も一番長いプランだし、保険までかかっている。どうも店員に勧められるままに契約したらしい。

 思わず感心するミナとシュヴァリエだったが、ふと疑問に思ってアンジェロに尋ねた。

「ねぇ、ジュノ様が下僕になったら教えるの?」

 その質問に当然、と言う顔をしてふんぞり返るアンジェロ。

「なんで?」

「な、なんでって・・・」

 そういう話だったはずだ、と思ったミナだが、アンジェロは溜息を吐いてみせる。

「悪魔は契約した相手に嘘を吐かないって掟があるらしいけど、こっちにゃそんな誓約はねぇし、俺はウソつきだからなぁ」

「うわぁ・・・」

「ま、あのクソ悪魔の働き如何によっては教えてやってもいいけど、相当気が向いたらな」

 絶対教えないと言っているようなものだ。それに引いたミナだったが、そもそも教える気などさらさらないのはミナ達も同じだったので、結果的には一緒だと納得した。

 それを聞いたジョヴァンニが尋ねてきた。

「ねえ、本当に伯爵の休眠期わかったの?」

「うん、わかったよ」

「本当!? いつ!?」

「あー、お前らちょっと聞け」

 興奮した様子で尋ねてきたジョヴァンニを抑えて、アンジェロがシュヴァリエ達に注視を求めると、シュヴァリエ達が聞く姿勢を取ったのを見てアンジェロが言った。

「あのクソ悪魔は千里眼があるから、俺らの行動も会話も筒抜けだ。が、どうもパソコンの内容に関してはさっぱりわからないらしい。で、重要な連絡はこれからパソコンとケータイでとることにする。ケータイは後日用意するから、連絡事項はメールで、それ以外で一切の口外を禁止する」

「あーなるほどね。わかった」

 しばらくするとジュノが戻ってきて、買い物の内容に納得したアンジェロは部屋に運んで早速設定を始めた。接続や設定が済むと、すぐに全員のパソコンにメールを一斉送信した。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

Title:※重要※ 業務連絡 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 以下に記す内容について、一切の口外を禁止する。


 伯爵の休眠期が判明した。その期間は30年。あの悪魔は何故か知らないが、伯爵の休眠期を知りたがっている。恐らく伯爵の帰還に合わせて何かしでかすつもりだ。この件の口外の禁止を厳命する。

 それと契約に関してだが、悪魔を殺すと俺も道連れに死ぬという事が分かった。解約することもほぼ不可能に近いが、俺の肉体を代価に魔術師によって契約を解約することはできる。そこで、俺の新しい肉体を作る為にミナに研究させる。が、それが成功する可能性も低い。

 よって、あの悪魔から解約を申し出てくるように仕向けるのが一番可能性が高いと見た。お前らも心して嫌がらせしまくれ。思いつく限りの被虐を尽くせ。銃の訓練に使っても構わないし、実験の被験体にしても構わない。なんなら性奴隷扱いしてもいい。

 今後一切の伯爵や仕事・契約に関する連絡の口外を禁止する。連絡はパソコンまたは急用の場合はケータイにメールすること。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


「アンジェロ、鬼だね」

「そーか? 俺を殺そうとする奴に嫌がらせして何がワリーんだ」

「・・・・・そうですね」

 つくづく恐ろしい男に惚れたものだと自分の男の趣味を疑ったが、アンジェロが味方なら頼もしい限りである。

 ―――――これにアルカードさんまで加担したら、ジュノ様泣くだろうな。

 俄かに同情すら覚えた。


 しばらくすると、来客だとレミがやってきた。レミが連れて来たのはラジェーシュとリュイ。部屋に通された二人はソファに座ってアンジェロも対面に腰かけ、一旦寝室に戻ったミナもソファに腰かけた。

「お土産買ってきたんです。どうぞ」

 フランス旅行のお土産を差し出すと、二人は嬉しそうに受け取った。

「わぁ、お嬢様、ありがとうございます」

「旅行、楽しかった?」

「はい! 楽しかったですよ。ね?」

「あぁ、でも俺は初日に死にたくなったけどな」

「・・・ごめんね」

「いや、俺の方こそゴメン。お前は、悪くねぇよ」

「ううん、アンジェロを傷つける様な事言って。私、今は本当にアンジェロを愛してるよ」

「わかってる」

 なぜか急に互いに謝罪を始めて、ラブラブした雰囲気を醸し出したカップルに軽く引くエゼキエル親子。はた、と我に帰ったアンジェロがミナの頭をグシャグシャ撫でて、それにミナがキャンキャン言いだして雰囲気の一掃に成功した。

 クリシュナもそうだったが、どうもミナと付き合う男はミナと一緒になって「もうあなたしか見えない」的な夫婦次元を構築してしまいがちのようだ。今の所アンジェロはそれを自覚して回避するようにしているようだが、それもいつまで持つかはわからない。ミナが無自覚で抑止する気がないからだ。


 しばらくフランス旅行のお土産話なんかをして、4人でクリシュナのお墓参りに行った。クリシュナとミラーカの墓の前で、祈りを捧げた。 4人が捧げた祈りは同じものであった。

 クリシュナの大事な人が幸せでありますように。生まれ変わったクリシュナとまた素敵な出会いを果たして、今度こそ彼に孤独のない世界で生きて欲しい。そう願った。

 顔を上げて墓石を見たラジェーシュは言った。

「おじさんは生まれ変わっても、きっとおじさんのままだ。優しい笑顔を絶やさなくて、努力家で、現実主義者で、家族思いで、ちょっとお茶目で。何事からも逃げない不屈の魂を持った人。生まれ変わったおじさんが人間でもそうでなくても、また会えたらありがとうって、言わせて欲しいな」

 それを聞いてリュイが笑って、決意したようにラジェーシュに顔を向けた。

「お父さん、やっぱり私の夢は運命なんだよ」

 ラジェーシュも笑う。

「そうかもな。受験、するか?」

「うん。仕事は夏で辞める」

 親子の会話を聞いて疑問に思ったミナが尋ねた。

「仕事辞めちゃうの?」

 その質問にリュイは少しだけ自嘲気味に笑う。

「私小さい頃から夢があって。でも成績良くなくて大学行けなかったから、お父さんの七光りで今の会社入ったんですよ。だけど、クリシュナおじさんがこれから生まれるって考えたら、夢を叶えたくなりました」

「リュイさんの夢って?」

「保母さんです」

 リュイの返答に思わず自分の子供をあやすリュイの姿を想像してしまったミナは、満面の笑顔になってリュイの手を取った。

「じゃあ、じゃあ、私の子供が生まれて、その子がクリシュナだったらリュイさんウチで保母さんやってくれる!?」

 急にハイテンションになったミナの様子を可笑しそうに笑いながら「勿論です」と、リュイは頷いた。

「なれるかはわかりませんけどね」

「なれるよ! 絶対なれる!」

 力強く励ますミナに嬉しそうにリュイも笑って「頑張ります」と答えると、アンジェロも会話に入って来た。

「子供が産まれんのが4年後で、今から大学入って、教育学部なら卒業が3年後だろ。タイミングバッチリだな」

「あ、本当ですね」

「じゃあ、じゃあ、リュイさん会社辞めたらうちに通いなよ! 勉強見るよ!」

 ミナの言葉に思わず訝しげな視線を投げ掛けてしまったリュイ。

「・・・・・」

「ちょ、なにその顔!」

「いえ、別に」

「私これでも頭はいいんだけど!」

「・・・・・」

 更に強くなる疑惑の眼差し。それをアンジェロとラジェーシュは可笑しそうに笑った。

「ハハ、確かにコイツバカだけど、マジで知識だけはあるから。理系はミナに任せとけ」

「本当ですかぁ?」

「・・・・・なんで信用ないのか意味わかんないんだけど」

「日頃の行いだ」

「なんでよ! 意味わか」

「うるせぇ。数学と児童心理学、語学と音楽は俺が教えてやる。文系は・・・あぁ、レミが得意だな」

「ゲッ」

 キャンキャン喚くミナは完全に無視されて会話を続けるアンジェロとリュイ。思わず警戒したリュイにアンジェロはニヤニヤ笑った。

「他にもイロイロ教えてもらえ」

「結構です! 私文系は得意ですから!」

「ま、そー言うな。レミが落ち込んでたぞ。お前からメール返ってこねえって」

 それを聞いてムッとしたのはラジェーシュだった。

「リュイ、お屋敷の人と喧嘩したのか?」

「喧嘩したわけじゃないけど、悪いのはレミくんだよ!」

「メールがきてたんだろう? 開けてもいないのか?」

「見たけど」

「なんて書いてた?」

「・・・ごめんって」

「相手が謝ってきたなら、許してやらないといけないぞ」

「・・・・・」

 リュイとしては謝られたくらいで許してやる気にはなれない。素直には頷きそうもないリュイにアンジェロがコッソリ耳打ちした。

「お前、ミナに憧れてんだろ」

「あ、まぁ」

「犯人はレミじゃねぇけど、ミナはお前よりも酷い目に遭わされたことあるぞ」

「え! そうなんですか!」

「そ。でもミナは許したぞ。ソイツが謝ったら、反省してるならいいってよ」

 ソイツと言うかコイツである。コイツの話を聞いても尚も渋るリュイに更に畳み掛ける。

「因みにソイツは初犯じゃなかった」

「前科者なんですか!」

「そ。しかもミナと初対面で。その時もミナは許して、そいつも一応反省してたんだけど、そしたらミナはソイツを親友だと言った。その親友がまた同じことをしても、ミナはそれでも許した。お陰でソイツにとっちゃ、ミナは天使同然だ」

「確かに・・・天使ですね」

「だろ? お前も保母さんなりてーなら、誰かの天使になってやれ」

「誰かの天使に・・・」

「そ。ただでさえガキにはイライラさせられんだから、普段から誰かの天使やって慣れねーと耐えられねーぞ」

 リュイはその話を聞いて考えを改めたのか「そうですねぇ」と呟いた。

 勿論、ミナには今の会話は丸聞こえだ。なんでアンジェロが偉そうに説教しているのか、甚だ疑問である。お陰でレミがリュイに何をやらかしてしまったかもわかったが、それ以上にアンジェロの表情と日頃の行いからすぐに想像がついた。

 ―――――アンジェロ、レミを自分2号にする気だな。

 正解だ。リュイが許して仲直り、かと思いきやレミはまた同じことを繰り返す。その度にレミは反省して(いる振りをして)謝罪し、その度にリュイは許す。その内ほだされてしまうのはリュイのほうだ。ミナがそうだったのだし、普段は紳士で優しいレミなら効果てきめんだ。

 ―――――本当、この親子は変な所が似たな・・・・・お腹の子の将来が心配だ。お腹の子、クリシュナの生まれ変わりなら、どうか次こそ本物の紳士に! 反面教師に育ちますように! アンジェロはクリシュナと違ってダメ親だから! 全くもう、ジュリオさんどんな教育したんだろ!


 全くである。




★登場人物紹介★



【ジュノ・アスタロト】

知略の大侯爵と称される悪魔。普段は第11次元のアメリカあたりに住んでいる。

アンジェロと契約して、その魂を狙っている。そのために謀略の限りを尽くしているのだが、その伏線が多すぎてアンジェロと作者を悩ませる困った悪魔。

現在は女の格好をしているものの、悪魔に性別はない。


【ラジェーシュ・エゼキエル】

クリシュナが育てた少年。現在はオッサン。

IBSというテレビ局の専務をしている。クリシュナの教育が功を奏して、親切でめちゃくちゃいい人。


【リュイ・エゼキエル】

ラジェーシュの娘で、ミナたちの友人。

ジョヴァンニとレミの間を行ったり来たりしているけども、本人はそこまで恋愛に興味がない。

主に脳内でアニメや映画を作るのが趣味な、二次元ヲタク。

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