個性って都合のいい言葉ですね
すんごい、遅れた、今日、時間あったのに…。
ごめんなさいm(_ _)m
「ふっかーつ!」
「よかったですね、とりあえず、薬買ってきたらどうですか」
「はーい!」
「…いい返事ですけど、前の時も同じような返事して、結局買いに行きませんでしたけど」
「…え?そうだっけ?」
「はい、そうでした」
「んーん?」
「…」
「眠い」
「眠いんですか?」
「ん!なんか疲れた」
「…普通に、元気そうですけど」
「なんか、だるい」
「最近、運動サボってたからじゃないですか?」
「ぐっ!」
「とりあえず、寝てくだ…」
「みう〜」
「あっ!ぬい!」
「ちっ!」
「そら〜舌打ちしないでよ〜怖いよ〜」
「そら!舌打ちしないの!ぬい、どうしたの?」
「思ってもないくせに(ボソッ)、みう様、なんでこいつの間延びした口調、変わってないんですか?」
「ひど〜い、これは、ぬいの個性なのに〜」
「そうだね!個性だね!それと、ぬい、なんかあったの?」
「個性って都合のいい言葉ですね」
「あのね〜、みうが〜…」
「話すの遅いです、早く要件を言ってください」
「あの…」
「む〜、話遮らないでよ〜」
「どうでもいいので、早く要件を言ってください」
「えっと…」
「みう〜一緒に寝よ〜」
「何言ってるんですか?みう様はこれから薬を買いに行くんです」
「そら…」
「そら嫉妬してるの〜?みうはぬいと“一緒に”寝るんだよ〜」
「嫉妬ですか?嫉妬するところはないと思いますが?」
「もー!!!!!うちの話も聞いてよ!まず、そら!薬は今度買いに行く!ぬいも、そらのこと煽らないの!」
「うるさいです黙ってください」
「なんで??!!!!」
ぬいは相変わらず、そらを煽ります。
そらは最後に、みうにあたってました(笑)




