余計なお世話です
最後のとこだけシリアス寄りになった…なぜ?
「疲れた〜、はぁ〜、殺されるかと思った〜」
「自業自得すぎるので慰めませんよ」
「そらが辛辣〜」
「今日、あなたが何をしたか、振り返ってみてください」
「…何かあったっけ?」
「…」
「はい!アプリを作れと言われたのに、自分用のものを作った挙句、そらの口調を変えて遊んで、一時的に、解除できなくなりました!!!」
「よくできました」
「やった!」
「褒めてません、皮肉です」
「がーん」
「その、擬音語を言うのみう様の中での流行りかなんかですか?」
「わかりやすそうだから?」
「どう言うことですか?」
「そらってさ、感情について“理解”してるけど、それを判断するの、苦手でしょ?口に出して言ってあげたほうがわかりやすいかなって」
「…余計なお世話です」
「わー、そらさん照れてるー、かわいー」
「夕飯作りませんよ」
「わー、ごめーん」
「全く思ってなさそうですが」
「とか言いつつ今日の夕飯の準備してるそらに言われたくないんだけど?」
「…この準備を明日分にしますよ?」
「はい、ごめんなさい」
「とりあえず、今日は、アプリを作らなくてもいいので、何を作るかだけ決めといてください」
「んー」
、、、、、、、、、、
「できましたよ」
「わーい、ありがと」
「どういたしまして」
「おいしいね」
「そうですか」
これがコードで書かれていたことでも、
これがそらが学習して覚えた、“理解”している感情かもしれないけど、
“本物”だと、そう思いたい。




