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魎魑魑魅魍魍魅  作者: はりまる
5/29

5話

さらに深く、さらに大きくしていくことによって大きな穴ができてきた。


元々あった穴が一つ、また一つと合流し、どんどん大きな穴になっていく。


闇魔法をレベルが上がって、個別から少数になった。


少しずつであるが、手応えに変わってくる。


魔物を倒した初日に比べ、だいぶ様になってきた。


硬い地層もレベルが上がったおかげで掘れるようにもなってきた。


粘土球もたくさん出来てきて、頭部に当てれば一撃で倒せる時もある。


それほどこの粘土球は硬い。


全然割れる気配がない。


そろそろだろうか。あのクソでかオーガが入る大きさになっただろう。


10個あった独立した穴が全て繋がった。


エイト「あいつを倒して…揉んでやるんだ!」


オーガを探しに向かう。


大きさがあるため、1時間で見つかった。


あとは誘き寄せるだけである。


遠くから小石をぶん投げる。


見事外れ、向こうは気がつかない。


もう一度、小石をぶん投げる。


今度は見事に顔にぶち当たる。ダメージはほとんどないようだ!


怒ったオーガはこちらを見つけ、走ってくる。


距離を保ちながら、来た道を戻る。


ある程度離れると元の位置に戻ろうとするので何度も小石を投げ、当てる。


そうして穴があるところまで来た。


エイト「あとは闇魔法で暗闇状態にするだけだ!」


近づいてくるオーガに闇魔法をかける!


エイト「くらえ!」


Resist


エイト「ん?」


オーガは穴に落ちず回ってくる。


エイト「これって…万事休す…?」


穴の周りを回りながら逃げる。ひたすら逃げる。いくら闇魔法を使っても暗闇状態にはならない。


だんだん体力が無くなってくる。


足が重い…オーガの動きが速く感じる。


オーガが大金棒を振り上げる。振り下ろすまではそう時間はないだろう。


エイトは最後の力を振り絞り叫ぶ。



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