表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魎魑魑魅魍魍魅  作者: はりまる
2/29

2話

エイト「ふぃー。なんとか逃げ切ったぜ。楽勝!」


霊「何逃げてんだヨォ!」


エイト「ヒィぃ!」


霊「早くあのオーガを倒しなさいよ!」


エイト「いや、一緒になるのがオチだから。まだ霊になりたくないから」


霊「はぁ?」


エイト「いつかは倒す。だが今じゃない。OK?」


霊「はぁ…それじゃ倒すまであんたに憑くから」


エイト「ご遠慮させていただきます」


霊「はい、無理―」


エイト「いや、マジで…プライベート無くなっちゃうじゃん…」


霊「知らないけど。倒してくれるんでしょ?」


エイト「ほら、他の人が倒しちゃうかもしれないじゃん?その人にお礼してあげた方がいいんじゃない?」


霊「この辺りには魔物を倒そうとする人はいない。あのオーガはこの辺りのボスだからこの辺りで倒せる人もいない。お

分かり?」


エイト「それじゃ一生霊のままだね。お疲れ様。それじゃ!」


霊「いくら逃げてもあんたの体に憑いたからどこに逃げてもダメよ。場所はすぐわかるんだから」


エイト「俺のプライベート…」


霊「さっさと強くなってオーガを倒せばいいのよ」


エイト「無理ゲーだって…」


霊「私が憑いたことで特殊な魔法が使えるはずよ」


エイト「え?透視と…闇魔法?」


霊「私の生前に使えた魔法よ」


エイト「どんな魔法なの?」


霊「自分の目で確かめてみなさい」


エイト「だっるぅ…」


霊「は?」


エイト「さぁて、魔物を狩りに行ってみるかな〜」


霊「ほらさっさといけ!」


エイト「ヒィ!」


エイト「ゴブリンがいるな…いけ!闇魔法!」


ゴブリンが暗闇状態になった!


エイト「攻撃魔法じゃねーのかよ!」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ