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魎魑魑魅魍魍魅  作者: はりまる
11/29

11話

エイト「期限は?」


「短くて1週間長くても1ヶ月は無いだろうな」


エイト「はぁ…見取り図とかは無いのか?」


「騎士団の屯所に行くやつなんて騎士しかいないし、そもそも騎士団にお宝はないし、そもそもあったらお前の助けいら

ないし」


エイト「聞いた俺が悪かった。少し黙ってく…グフっ」


「口の聞き方には気をつけろと言ったはずだ」


エイト「契約結んだんだらせめて同等くらいにはならないんですかね…」


「だから蹴らずに殴ってやっただろうが」


エイト「暴力反対!」


「そんなこと言ってないで作戦を考えろ」


エイト「騎士団の特徴は?」


「皆精鋭でスキル、魔法をフルに使ってくる。2人にでも囲まれたら即捕まるだろうな。最悪その場で殺されかねん」


エイト「圧倒的に不利な状況に聞こえるんですが…」


「屯所にいる騎士の数は約50人。街を徘徊している騎士が20人。城に在中している騎士が130人だ」


エイト「でも向かうのは屯所ですよね?」


「わからん、まだ大きくは動いていないから屯所にいると思うが…」


エイト「寝てたのにわかるのか?」


「現地に1人は協力者を持つものだ。そいつからの伝令が来てない以上、まだ屯所にいるはずだ」


エイト「その人が同じく眠っている間に移動していたらどうします?」


「…」


エイト「はぁ…これから雇うとしても2人以上は雇いましょうね」


「お前が2人目だ」


エイト「仕事が遅すぎ…グフっ」


「それじゃ頑張ってくれ」


エイト「…せめて、協力者の顔とか教えてくれ」


「しょうがない…今書いてやるから待っておけ」



エイト「は…?子供が描いた絵で…グフっ」


「絵の才能は大怪盗にはいらないんだ!」


エイト「目尻にあるホクロ…女性…?」


「いい知らせを待つ」


エイト「高みの見物かよ…」



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