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4話 これからの事を考えよう

今回も説明回です。


「ふわぁ〜…」


子供って凄いね。1日寝ただけで結構体調良くなったんだけど。


疲れも大体取れて、思ったよりスッキリした目覚めを迎えた私は今日やる事を考える。が、安静にしてろと言われた事を思い出してガックリする。


私が起きた事に気付いたマリーが近寄ってくる。普段は夜は違う部屋にいて、朝は時間になるまで来ないけど、今日はずっといたのかな。


「おはようございます、お嬢様。お身体は大丈夫でしょうか?」


「おはよう、マリー。もう大分平気みたい。マリーはずっとこの部屋にいたの?疲れてない?」


「ご心配ありがとうございます。ですが、お嬢様のためですので問題ございません。」


「ならいいのだけど…無理はしないでね?マリーが倒れたら嫌なんだもん。」


「お嬢様…っ!!」


なんか知らないけどマリーに感激されてしまったようだ。よし、今ならいけるかもっ!上目遣いのうるうるお目々を装備して出来るだけあざとく…


「ねえ、マリー?私、庭に出たいんだけどダメ…?」


「いけません、お嬢様!お医者様も、旦那様や奥様も、3日程は安静にしているべきだと仰いました。それよりも、朝食をお持ちしますので、()()()お待ち下さいね。」


「…はーい。」


そんなに必死に言わなくてもどこも行かないのに。妥協案として庭にしたのに、それすらダメだとは。今は春だし、庭には沢山の花が咲いてていい暇潰しになると思ったのに。どうしよう…



~~~~~



暇だ。


部屋で朝食を食べた私は、ぼーっとするのに限界を感じている。だって体感3時間位なのに、時計を見たら1時間しか経ってないんだもん。


前世はそこそこの歳だったみたいだけど、精神は今の身体に引っ張られてるのね。仕方ない、何をするか…


よし、これからの事を考えよう!


学園に行くことは決めたけど、学園の入学は15歳のはず。それまでの11年、どう過ごすか考えなきゃ。


確か、普通の『乙女ゲームの悪役令嬢に転生しちゃった』系の話だと、破滅エンド回避のための準備期間的なのに使う人が多かったよね…。でも私はわざわざ何かする予定無いしな…。折角の2度目の人生、楽しみたいし。


そうだ!才色兼備な完璧令嬢を目指してみるのはどうかな?だって人目の多い学園に行くんだもの、カッコつけたいよね。しかも大好きだった王子に直接会えるんだよ!悪役令嬢の『私』は学園一の美人だったし、私も将来期待していいのよね?もしかしたら声かけられちゃうかもっ!!


それにこの世界にはみんなの憧れである魔法がある。そして、侯爵家令嬢の私は魔力が多かったはず。魔法でヒロインをいじめてるシーンの時に少し説明が出てたからね。


という事で15歳までの11年間は、勉強に励み、美容に気を付け、魔法を極めて、2度目の人生を謳歌する!そして学園入学までに才色兼備な完璧令嬢を目指して頑張るぞぉーっ!!

設定が長くてなかなか説明し終わらない…(´・ω・`)


次回も、まだ本格的には話が進みません。

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