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1話 現状を確認しよう Part1

もうブクマをしてくれた方がいて、狂喜乱舞しました!ありがとうございます!



今回は説明回です。ダラダラと長くなってしまいすいません。これでも頑張って短くしたんです(><)これからも何回か出てくる設定ですので、さらーって読み飛ばしても大丈夫です!



※乙女ゲームの設定を変更しました。ちらっと目を通して頂けると、この世界に関する説明が理解しやすくなるかもです。


気がついたらベッドの上だ。

私は寝起き特有のぽやーっとした頭のまま考える。


大きくてふかふかしてて…

もう1回寝ようかな――


ってそんな事してる場合じゃないっ!!



~~~~~



現状を確認しよう。


まず、私の名前はアレクサンドラ・フォーサイス。フォーサイス侯爵家の娘。この家には兄が3人いるけど、娘は私1人だからお父様にもお母様にも、更には使用人たちにまで甘やかされている。政治的なことはよく分からないけど、お金に困ったことは無いから、それなりの権力を持ってるのかな?


それはまぁいいとして――


私には前世の記憶がある。というか思い出したって言うのが正しいんだけど。


こんな大層なことを言ったけど、実はそんなに覚えてない。はっきりと思い出そうとすると、モヤがかかったみたいになって、頭が痛くなる。


前世は確か…ニホンという、この世界よりもずっと発展した場所に住んでいた。見上げる程の高さの建物、乗り物は有り得ないほど速く人を運び、空すら飛んでいた世界。大半の人が職に就いていて、飢えることもなく、欲しいものはお金を出せば何でも手に入る、この世界とは全く違う世界。

私自身は、どこか大きな会社で働いていた気がする。そして、そこそこ大人だったような…?


思い出せるのはこれが限界。だけど、鮮明に覚えてることがある。それは――この世界が前世で大好きだった乙女ゲームの世界だっていう事。


そのゲームの名前は確か、「異世界身分差恋愛シュミレーションRPG『マジカル☆ロマンス~恋はスリリング~』」。私はこれを、何度も何度も、それこそセリフを覚えてしまうくらいプレイしていた。


主人公は平民の女の子ソフィア。15歳から誰もが通える高等学園に転校して様々な攻略対象者達との恋愛を楽しむ。


そしてスリリング要素なのだが、普通は貴族や王族相手に二股とかするのかと思うよね?違うんだよ。なんと、デート中に魔獣とエンカウントします!ここがジャンルの「RPG」のとこなんだろうね。しかもデート相手はオート戦闘。主人公しか操作出来ないという、よく言えばリアル、悪く言えばクソゲーってやつ。……うん。今思えばなんでこんなのにハマってたんだろ。まあ、キャラクターがいいからなんだけど!


沢山のキャラがいるけれど、私の1番の推しは、その国の第二王子であるアルフレッド・シェーンハイト。金髪碧眼で、すれ違えば誰もが振り返る程の超美形だ。


それはいいとして、『私』の立場が大問題なのだ。それは、悪役令嬢という、物語で1番嫌われるキャラなのだから。どの攻略対象者のルートでも、必ず主人公の邪魔をする『私』。そして卒業パーティーで婚約発表をする主人公と攻略対象者に公開断罪され、平民に降格かつ追放、という罰を受けるのだ。ありがちだよね。


プレイヤーからするとスッキリするシーンでも、断罪される側からすればたまったものじゃない。


思い出せたのはありがたいことなのだけど――


これからどうしよう?

新しい人も名前だけ登場しました。でも忘却の彼方に飛ばしても問題ないです。しばらく出てこないのでw


次回はこれを簡潔に、というか3行でまとめますっ!!(多分)


今後ともよろしくお願いします<(_ _)>

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