気付くこと
とかくに居心地が悪いことがある
耐えられない孤独感がわたしを襲う
それは足から生えた影が
私を抱きかかえているような
その場に引き止めているような
違うどこか暗いところへと落とし込めようとしているような
よくわからない感情
何が私を留めているのか
私なんかを留めるなんて腐った存在である
そうだ、結局私は腐っているのだから
自分の居場所に困ると逃げたくなるけれど、逃げ場はどこにもない
ただ幸せになりたいだけなのに、何故こんなにややこしい性格に成り下がったのか
得ては蝕み、蝕んでは黒くなってゆく私の体は将来の光を見せてはくれない
でも答えは簡単だった
ただ、布団が気持ちいいと気付けばよかった