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日下の通う大学の凄いところ
それは、門から入り口まで徒歩3分と言う長い道
横200から300メートル、縦5階という驚くべき大きさの校舎
縦10×横40個入る下駄箱が5個
校内に入ると分かる、奥行き100メートルの廊下
ただその大きさに圧倒しているエリス
タナトスは普段と変わらない表情
日下は見慣れているため普通の表情
校舎入り口で立ち止まっている中で
最初に動いたのは日下だった
次にタナトスが続く
草かは二里のこれから行く教室のことについて
話しながら歩いた
「僕の教室についてもう少し話すと、性格が逆になるって言ったよね
それはつまり、性格が荒れている人が教室に入るとおとなしくなったり
性格が真面目な人が、荒れたりしちゃうんだ」
日下は階段を上がり、3階まで行く
それについていくエリスとタナトス
「でも、性格が逆になる現象が起きて、ごく最近気づいた事なんだけど
変だと思わない?総勢、約2200人いるこの学校で、僕だけしか
この現象に気づいてないのって」
階段を昇り終え右に曲がる
昇り終えた階段の先の窓には、町が広がっている
「それに、記憶までもが出入りするときに消去されてるみたい
普段の生活の記憶と、教室の中でのみの記憶に分かれてるみたいで
だから、性格が変わったことに気づかないみたいなんだ」
日下の話しをエリスとタナトスはちゃんと聞いていたのだろうか
エリスは階段を昇るのに疲れ、タナトスは聞いているのか不明だ
そして、日下の言う教室に着いた
今回は説明ばかりになってしまいました・・・
つかれますね・・・いろいろと