プロローグ
世界平和の時代
人間という存在が何事もなく毎日を過ごしていた
事件も、事故も、犯罪も、何事も無い世界平和
これが、創られている世界平和と知る事もなく
人間は、一日一日を過ごしている……
世界平和の陰で、人目に触れずに過ごしている者
世界平和の維持で、日々たたかう者
世界平和の代償で、邪悪な存在に巻き込まれる者
世界平和の約束で、生きる者
この者達が世界平和を創っている事を人間は知らない
しかし、世界平和を創っている者達でさえ
自分と同じ者の存在を知らない
これは、何人いるか分からない世界平和を創る者
その中で二里の
エリスとタナトスの物語
見る限りでは双子としか見えないエリスとタナトス
背丈は小柄で、エリスは白、タナトスは黒の色違いの服装をしていた
だた違うもの、それは
性格である
エリスとタナトスは、
好き嫌いが違う
エリスが好きと言えば、タナトスは嫌いと言う
エリスが嫌いと言えば、タナトスは好きと言う
考え方も違う
エリスはポジティブな考え方、タナトスはネガティブな考え方
見た感じ、エリスは明るく、タナトスは暗い顔をしている
決して性格が重ならないエリスとタナトス
その二里は街角で相談所を開き、人間が持ってくる不可解な話を、
世界平和を維持するために、邪悪な存在を消しさるため
世界平和が崩壊しないように、存在している
今日もまた、人間が不可解を持って来る
エリスとタナトスの名には
タナトスに死の擬人神
反対にエリスが生の擬人神と言う意味です。
と言いたいところですが、生の擬人神は「エロス」
と言うみたいで、かわいそうなので「エリス」です
では、これからも楽しんでください