あとがき
本格派魔法学園ファトシュレーン、いかがだったでしょうか。
新城寺ハヤトです。
別にあとがきを書けとは言われてませんがワタクシが非常に書きたいので独断で書いちゃおうと思います(死ね)
まず、この作品を書くにあたってですが、私が書くファンタジーってのは基本的に主人公が何かに遭遇して世界をまたにかける大事件に巻き込まれるとかそういうのが多かったんですね。だから、登場キャラクターはメイン意外はほとんど、細かい設定がなされていなかったんですよ。それに世界を舞台に動かそうとすると話が大きくなりすぎて、内容が希薄になる感じが否めなかったんです。もちろん、その要因の一つには私の表現力、文章力も大いに関係しているとは思ってます。そこはもっと精進するとして……。
とにかく、もっと登場人物はメイン・サブ含めて存在感を出そう。そのためには何か一つの場所で大きな目標を達成させるのがいいなと。それが魔法学校であり、ファトシュレーンであったわけです。賢者を目指して魔法を学んでいくこの学校、実力主義というところがキーポイントになっていたりします。知識だけ、あるいは実力だけでは魔法の世界は渡っていけない。魔法が使えても、その魔法を放つ力がなければ実戦で泣きをみるだけです。
実社会でもそうですよね。たとえ何らかの資格をとっていてもそれだけでは意味を持ちません(就職などステータスにはなりますが)実践して経験していくことで初めて資格は意味をなすと思います。
話が少しずれましたが、セシルにはこれからそこんところをよぉ〜く学んでいってもらわなければなりません。しかし、彼には彼を支えてくれる仲間がいます。彼らと力を合わせて一刻も早く、家族のために賢者になってほしいと思っています。たとえ彼が魔法世界では外道といわれている存在になったとしても。
セシルは今後、仲間たちとどんなことを経験し、学んでいくのでしょうか。
果たして彼は賢者になってファトシュレーンを卒業できるのでしょうか。
仲間たちの目標は実現できるでしょうか。
今はまだわかりません。