第75話
第75話「調査とお隣さん①」
大学に行く事ができるようになってきた。これも千乃さんのおかげなのかもしれない。
「おっす、文也」
「おはよう」
こいつに恋とか聞いても分からなそうだよな。
「何か悩んでるのか?」
「え?なんで?」
「いや、辛そうではないけど考え事をしてるっていうか」
こいつに気が付かれるなんて少し驚いている。なんで気付いたんだろう?
「うん、まぁ、考え事ってとこかな」
「そうか、いつでも何でも相談してくれていいからな。俺が力になってやれる事は限られてはいるが親友のために相談くらいはのらせてくれよ」
「ありがとな勝己。やっぱりお前っていいやつだな」
「おう?急にどうした?」
「何でもな〜い、時が来たら話してやるよ」
「おう!待ってるぜ」
そして今日は金曜日という事もあるだろうか色んな人が楽しそうに見える。色んな人が楽しそうな景色を見るとこっちまで嬉しくなってくる。そうして今日は姉さんが泊まりに来る日だ。
ピンポーン
インターホンがなった。
「よっ、文也」
「おっす」
「このお姉様が忙しいなかわざわざ来てやったぞ」
「それはもう本当に感謝しております」
「よろしい」
姉さんが荷物をおろしたりしていた。
「なんか手伝おうか?」
「いや、いいよ。それよりさ」
「なんだよ、なんかちょっと嬉しそうで」
「千乃ちゃんとの事聞かせてよ」
「本当に何もないって」
「じゃあ、何で千乃ちゃんを好きかもって思ったの?そのきっかけは?」
「それは……」
「何よ、はやく言えはやく言えはやく言え」
「分かった分かった言うから」
「おっ、やっという気になったか」
「ただ千乃さんと好きなタイプについて話してたときにもしかして私のこと好きって聞かれたからちょっと気になっただけ」
千乃ちゃんそんな事聞いたんだ。やるじゃん。
「その時はなんて返したの?」
「そう言われれば千乃さんかも〜みたいな感じやった気がする」
「なんじゃその返しは、はぁ~そこは千乃さんですって言うとこでしょ」
「もし好きだったとしてもそんな事言えないでしょ」
「まったくおもしろくないな」
「俺たちの関係に面白さを求めてくるな」
「そんなの面白いほうがいいに決まってるじゃん。正直君達がどうなろうと私には関係ないから。でも1つだけ私は文也と千乃ちゃんはお似合いだと思うし付き合って結婚してほしいって思ってるよ」
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