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第46話


 第46話「クリスマスとお隣さん③」


 ヤバい、触れちゃ行けないとこに触れたのか?


「俺と千乃さんはそんなんじゃないですよ」

「そっかな〜、2人めちゃめちゃいい感じだけどな〜。まぁ、私は弟がクリボッチだと思って救いに来てあげただけだから弟がクリボッチじゃないならお役御免だから帰るわ。ケーキご馳走様」


 そう言って姉さんは去って行った。その時千乃さんが姉さんについて行った。僕はついて行くべきなのか分からずにその場にとどまっていた。


 文也の家のドアを開けて家を出た時ドアが閉まる音がした。それと同時にドアが開く音がした。


「待って青星ちゃん」

「何?」

「前から思ってるんだけど青星ちゃんは何で私達を応援してくれるの?文也くんが弟だから?」

「さあね?そんな事を気にするより文也を落とす事を考えた方がいいんじゃない?」


 そう言って青星ちゃんは帰っていった。


 千乃さんが帰ってきた。


「姉さんと何してたんですか?」

「いや、特にはないかな〜。ケーキ美味しかったよって言ってた」


 僕でも分かった。それ以外の僕には話せないあるいは話したくない事を話したのだろう。ケーキ美味しかったよはさっきも言ってたからわざわざ聞きに行くことではない。


「そうですか、それは良かったですね」


 僕はあえて聞かなかった。その人が言いたくない事は言わせなくていいと思っている。そのかわりその人が言いたくなったときに真剣に聞いてあげればいい。


「ケーキも食べたことだし片付けたらイルミネーション見に行こうよ」

「いいですね。行きましょう」


 それから僕たちは片付けをして少し準備をして駅前のイルミネーションにむかった。そしてイルミネーションのある駅前に着いた。


「おお〜、凄いですね~」

「きれいだね~、文也くんイルミネーション見に来たことある?」

「バカにしてます?」

「いや、そういうわけじゃないけど」

「ありますよ。まだじいちゃんが元気な頃に来たことがありますけどそれ以来かもしれないですね。僕みたいなのには縁のない話ですから」


 そこで私は用意したプレゼントを渡すと決めた。


「あの、文也くんこれあげる」


 

 

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