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第25話


 第25話「お泊りとお隣さん①」


 千乃さんが入ってきた。


「文也先に風呂入っていいよ」

「どうしたんだよ、いつも自分が先に入るじゃんか体調悪い?」

「そんなんじゃないし、ただ私が先に入るとその後に文也はそのお湯飲んでないかな~って心配になって」

「んなことするわけ無いだろ。でも先に入っていいなら先に入るよ」

「うん、いってらー」


 少し姉さんの行けという圧を感じた。僕はお風呂にむかった。風呂に入っているときに色んな事を考えていた。姉さんの劇が凄かったな〜、じいちゃんが倒れたって電話があったときは心臓がはち切れそうだった。頭の中が真っ白だった。俺は寝ちゃって花火は結局出来なかったし今日は思ったよりいい日では無かったのかと思った。でもよく考えたらじいちゃんと千乃さんが会えたのは良かった。


 そして僕が風呂でのんびり1日を振り返っているときに千乃さんと姉さんがあんなことになっているとは今の僕は知らなかった。


「ねぇ、千乃ちゃん文也のこと好き?」

「んー」


 私は文也くんの事が好きなのだろうか?かわいいと思う事もあるし、結構優しいでもこの私が文也くんに対して抱いている感情は何なのだろうか?恋愛感情?友達的な感じ?後輩?色んなのが出てくるがどれもしっくりこない。


「なんて言っていいか分かんないな」

「本当に?」

「本当だよ」

「私からすると2人共両思いだと思うけど、その気持ちが恋だって認めたくないんじゃない?文也もお母さんの事で彼女作らないし、千乃ちゃんもなんかあって彼氏作りたくないとかじゃないの」

「確かに当分の間彼氏を作るつもりもないし作りたくないし」

「自分の気持ちに正直なったほうがいいよ」


 本当に分からない。この気持ちが何なのか。自分でも知りたいと思った。なので思いきった。


「じゃあ、分かった。自分の気持ちを確かめるために調べてみるよ」

「調べてみる?」

「うん、私の文也くんに対する感情を」

「前向きに考えてくれるって事?」

「前向きに考えて見るつもり」

「それは良かった。いい報告を待ってるね」


 僕が風呂からあがった。


「お先、何話してたの?」

「なんでもない。じゃあ、私お風呂に行ってくるわ」


 そう言って青星ちゃんは私にウィンクした。これはもう早速調査しろということなのか





今回も読んでいただきありがとうございます。

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不定期投稿ですのでブックマークもぜひよろしくお願いします。

今はブックマーク20件を目指してますのでぜひよろしくお願いします。

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