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逃走若様 道中記  作者: C・ハオリム
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第6話 「善処します」

 「痛っ」


 朝の目覚めと共に、ボクの体のあちこちが悲鳴を上げた。

 いくら下に毛布を敷いていても下は固い大地、石ころも転がっている。


 「若様………、お嬢様、おはようございます」


 コレットが寝起きの僕に温かいお茶を差し出してくれた。


 「ありがとう、目覚めにはお茶がいいね」


 ボクは軽く礼を言うと、両手でカップを持ってそっとお茶に口をつけた。


 「眠れましたか? 人には、野宿はキツイようですが、今日も夜は野宿されるのですか」


 コレットはお茶を飲むボクを心配そうにのぞき込んできた。


 「まだ、若いから何とかなるよ。それより、夜番をしてくれていたんだろ。コレットたちも寝られたのかな」


 「その点は大丈夫ですよ。獣人は野外での行動に特化していますから。毛皮は伊達じゃないですよ」


 ボクの言葉にコレットはふふんと自慢そうな表情を浮かべた。確かに君らの毛皮って何気に高品質だよね。これは、素直に羨ましいと思う。


 「お嬢様、お食事できてますよ」


 「ロスタお姐ちゃん、おはよー」


 ジャグが寝起きのボサボサ頭のままボクに飛びついてきた。


 「おはよう、ジャグ、よく眠れたかな」


 「若………、ロスタお姐ちゃんと一緒だったから」


 ジャグは満面の笑みを浮かべてボクを見つめてきた。この笑顔だけでも館を出た価値はあると思った。


 「よかった。今日も野宿するから、辛かったらすぐに言ってくれよ」


 ジャグはボクの言葉に大きく頷いた。彼女が元気そうで何よりで、ちょっと安心した。


 「お嬢様、その御髪は頂けません」


 ジャグとじゃれあっているボクを見たシュマがさっと近づいて荷物の中から櫛やらブラシを取り出して、ボクの意志なんてお構いなしに髪を綺麗に整えだした。


 「この髪、長すぎるから、ばっさり切りたいんだけど。手入れも楽になるし」


 「そんなことできませんよ。そして、させません」


 「認められません」


 シュマとコレットが同時にボクを睨みつけて、細やかな願いを却下してくれた。

 ボクには、自分の髪すら自由にする権限はないみたいだ。


 「ジャグもちゃんと髪を整えないとね」


 ボクの「男の子だと思っていた」、という心無い一言でジャグは最近、身だしなみを意識しだしたようで、以前はリナが何度言っても身だしなみを整えなかったのが、今は大人しくリナに髪を梳かしてもらっている。そんな彼女の姿を見ながら、ボクが彼女から本来の自由さを奪ったのじゃないかな、と少しばかり自責の念に駆られた。


 何とか、身支度を整え、街道を行くと昨日野宿した場所から遠からぬ場所に開けた土地があり、荷馬車の轍や焚き火の後があちこちにあった。


 「若………、お嬢様、どうやら今朝までこのあたりに誰かいたようですよ。もう出発して誰もいないようですが」


 シュマが鼻をひくつかせながら臭いを拾い、そこから読み取ったことを教えてくれた。


 「あそこに井戸があるみたいだから、水を補給して行こう暑いから水分の補給は大切だからね」


 ボクは、井戸の場所を指さすとさっさと井戸に向かった。何故なら、ボクの水筒は全てがすでに空になっているのだ。生きていく上で水分のに補給は重要なのだ。


 ボクは井戸の水を桶からダイレクトに流し込みながら、不意に小自然が騒ぎ出すのを感じた。


 当然の如く、入れれば出る、これは自然の摂理であり、文句を言うつもりはない。しかし、以前と違い、現在のボクは排水作業を実施するにあたり、思いのほか手間がかかる。リナは慣れれば問題ない、現に18年そうしているが大丈夫だと言うけど、そもそも最初からそうであるのと、ないのとでは違うと思う。

 

 そして、なにより恐ろしいのは、この身体での我慢が臨界を迎える限界が低いと言う事だ。決して締まりが悪いと言う事ではない、構造上仕方のないことなのだ。

 

 ボクは、辺りを見回していい感じの草むらがあったので、急いで駆け込んだ。

 まだ慣れていないから、排出までの手順に時間がかかる。

 ボクの尊厳をかけた時間と肉体の戦いが佳境になっていた時だった。


 「若様、あ、お嬢様、間違っても立ってしたらダメですよ。ちゃんとしゃがんでですよ」


 シュマが心配したのか、注意するように言ってきたけど、彼女の言葉はボクの中の益荒男を思っきり殴り飛ばしてくれた。気のせいか、用を足したり、風呂に入ったり、着替えたりするたびにボクの中の益荒男が弱ってきているように感じられる。その内、いなくなるのではと心配にもなってきた。


 「なんだ? 」


 排水作業後、立ち上がってスカートなんかを直していると、ふと視界の隅に奇妙なモノがあることに気付いた。それは、クリーム色にチョコチップのような斑点が入ったスイカぐらいの大きさの丸い物体だった。

 ボクはそれをそっと拾い上げ、それをもって水を汲んでいる皆の所に行った。


 「コレ、なんだろう? 」


 ボクが卵のようなモノを皆に見せるとそれぞれ首を傾げたり、匂いをかいだりとしていたが、明快な回答は無かった。


 「何かの卵でしょうね。ちょっと焦げ目と小傷がありますから、食材にしようとしたんでしょうね。殻が硬くて諦めたんでしょうね」


 リナが匂いをかいだり、見つめたりしながら彼女なりの推測を話してくれた。


 「売り物になるかな? 」


 ジャグがボクの持っている卵らしきモノをペタペタと触りながら聞いてきた。


 「ボクには分からないよ。ここは、商人のリナに判定してもらおうよ」


 ボクは卵については、リナに丸投げすることにした。彼女に卵を手渡すと困ったような表情になっていたけど、どうせ拾った物だし、売って少しでもお金になれば儲けモノだとボクは考えていた。


 「お嬢様、水の補給、終わりましたよー」


 「じゃ、出発しようか」


 シュマが水の補給が終わったことを教えてくれたので、ボクたちは再び、ナンガに向かって歩き出した。


 「その卵、持って行くことにしたんですね。どれぐらいで売るつもりなんですか」


 コレットがリナの背負っている荷物の上に卵を網で固定しているのを見て尋ねた。ボクは精々、菓子パン一つも買えないぐらいの値段だろうと踏んでいた。


 「中銀貨2枚で売るつもりだよ」


 中銀貨1枚は大体、ちょっと豪華な昼飯代ぐらいの価値だから、2枚となるといい感じの夕食とお酒がセットで食べられるぐらいの金額である。


 「売れるのかな、誰かが喰えないと悟って捨てたものだよ」


 ボクはリナの自信がどこから来るのか、分からなかった。


 「普通に売ればダメですけど、街には筋トレより学問に重きを置く貴族が少ないながらも、一定数いたりするんですよ。若………、お嬢様なら分かると思います。そんな人のために、コレクション用のアイテムとして販売できると見ています。この取引で顔を覚えてもらえれば、次の儲けに繋がります」


 リナは頭の中で何もかも都合よく進むことを想像しているらしいが、実際、そうはうまくいかないと思う。侯爵の長子が濡れ衣を着せられて、お尋ね者になるぐらいなんだから。


 「お嬢様、今夜はうまく行けば、泉の近くで野営できそうですよ」


 シュマがこの辺りの地図、縮尺や実際の地形との乖離を気にしなければの話だが、それを見ながら今夜ぐらいは水浴びができそうだと少し晴れやかな表情を浮かべていた。彼女の思いが裏切られないことをボクは祈った。


 そして祈りは叶えられた。


 「これで、水浴びができます。汚れを落としてすっきりできます」


 日が暮れかかった頃に、ボクたちは馬車を丸ごと洗えそうな大きさの泉のほとりに立っていた。

 その泉の周辺には誰もおらず、水浴びをする人のためなのか、質素な四阿と野営する人たちのための竈が数個設置されていた。


 「じゃ、皆、水浴びしてさっぱりしてきて、ボクはここで見張りをしておくよ」


 ボクは荷物を降ろして、ランプをつけると四阿の中に泉を背にして座り込んだ。暫くすると背後で彼女らが服を脱ぐ衣擦れの音がしてきた。ボクの中の益荒男は、振り向け、振り向けと騒ぎ立てているけど、そこは理性と言う拘束具で雁字搦めにする。


 「お嬢様も一緒ですよー」


 いきなり背後からフワフワが羽交い絞めしてきた。そして、黒い影と茶色い影がボクの服に手をかけて来た。


 「さ、一緒にさっぱりしましょうね」


 「きれいになって、さっぱりしましょうね」


 ボクはコレットとリナの手により裸にひん剥かれてしまった。


 「人は、毛皮がないから、洗ったり、乾かすのは楽ですからね」


 シュマはボクを抱き上げると、そのままじゃぶじゃぶと泉の中に入って行く、水の冷たさが非常に心地よい、さらに背中に感じる大きくて柔らかい膨らみがさらに気持ちよさにブーストをかける。

 そのおかげで、萎れていた益荒男が騒ぎ出す、彼の躍動を感じながら、自分は少なくとも心は、まだ男だと確認した。


 「こうやって見ると、ロスタ姐ちゃんの胸って大きいよね」


 ジャグの言葉がボクの心にナイフのようにグサリと刺さった。ボクの益荒男はクリティカルなダメージを受けた。


 「そうですね。まだ成長中、これからどんどん大きくなると思いますよ」


 コレットが刺さったナイフをねじって、傷口をえぐる。益荒男は悲鳴を上げた。


 「綺麗な形ですね。将来が楽しみです」


 リナがその傷口に毒薬を流し込んでくれた。益荒男は虫の息だった。


 「良かったですね。お嬢様」


 シュマが傷口から手を入れて、ボクの中から何かを引きずり出した。ついに、益荒男は倒れた。

 ボクの中の益荒男は、再起不能に陥ったのではないかと、ボクは不安に駆られた。

 ボクは、死んだような目で、ただ彼女らのなすがままにされていた。



 「お嬢様は、未だにボクなんですね」


 夕食後、たき火を囲みながらコレットがちょっと不服そうにボクに言ってきた。


 「私たちは頑張って、若様って言わない様にしているんですよー」


 シュマが非難がましく見つめてくる。彼女らの言うように確かにボクは未だに口調が前のまんまだ。

 ここは、やはり身体に寄せていく必要があると思った。


 「そうですね。お嬢様みたいな子が、男みたいな口調でいると目立ちますからねー、そう言うキャラだ、としても目を引きますから、矯正した方が良いですね」


 リナも真剣な表情になっている。確かにボクは目立ちたくない、自惚れているわけではないけど、ボクの今の姿は中々の美少女だ。実際、サックの街では振り返られるぐらいだった、と思う。


 「辛いことかもしれませんが、女性としての基本、基礎を旅をしながら学んでもらいます」


 コレットがビシッとボクに指さして宣言した。そのとおりかも知れないが、人に指を向けるのは如何なモノかと思う。


 「お嬢様なら、あっという間だよー。短期間で身体にしみこませますから」


 シュマがにこやかにトンデモなく恐ろしいことを口走る。しかも、拒否することは許さないと目が訴えている。


 「お手柔らかにお願いします」


 こう答えるしかなかった。

 自分付きの侍女にここまで低姿勢な主人もそうはいないだろう。


 「それでは、早速ですが、座る時、股を開かない。パンツが見えています」


 コレットが早速ボクに指摘してきたので、さっと股を閉じる、この動作をすると改めて股間にマイサンがいないことを強く感じられて、哀しくなってくるのだけど。


 「そうです。その状態をキープします。椅子によって座り方が異なったりすることもありますが、その時は聞くか、周りの女性に合わせてくださいね」


 コレットはボクが姿勢を正したのを見て、満足したように頷いた。


 「うん、これから座る時や所作には気を付けるよ」


 「言葉が前のまんまですよー」


 ボクの返事にシュマが指摘を入れてきた。ボクは姿勢を正してシュマを見つめた。


 「はい、これから座る時や所作には気を付けるわ」


 「笑顔が足りませんね、女は愛嬌ですよ。笑顔一つで売り上げが変わるのですよ」


 今度はリナに指摘されて、引きつったような笑みを浮かべる。


 「表情が固いですね。もっと自然ににっこりと、尻尾があればもっと効率的に伝えられるのに、人って不便ですね」


 リナはボクの表情をじっと見て、彼女なりの評価をしてくれた。その評価から察すると、どうも不合格のようだ。


 「すぐに、女の子らしくすると言うのはボクには難しいよ。今まで、男として生きてきたんだ、それをいきなり変えるって言うのはキツイよ」


 ボクが苦笑しながら言うとリナの目が険しくなった。


 「言葉遣い、やり直しです。いくらあたしたちが頑張っても、若………お嬢様が台無しにしてまったら………、シュマとコレットは勿論のことですが、今回の件についてはあたしもジャグもどっぷり巻き込まれているんですから、お嬢様が捕まったら、あたしたちも捕まる、最悪、殺されることにもなりかねないんです。命がかかっているんです。でも、ボクはアりだと思いますよ。ボクっ娘と言うのも割とメジャーですからね」


 リナの真剣な言葉にボクは自らの軽はずみな言動に反省し、恥ずかしく思った。

 で、ボクの属性はなし崩し的に「ボクっ娘」になった。


 「善処します」


 ボクが言えるのはこれだけだった。



 翌朝、ボクの身体のあちこちは更に悲鳴を上げていた。今まで、ろくにキャンプすらしたことがないインドア派のに、いきなりハードモードでの野外活動、その上性別まで変わって、以前に比べて体力的に低下している状態である、このままでは早いうちに身動き取れなくなるのではないか、と不安になってきた。


 「わ………、お嬢様、今夜はうまくいけば、宿に泊まれますよ」


 シュマが大雑把な地図を見ながらニコニコしていた。お金が心配だけど、健康が何より大事、彼女の言うとおりにしよう。


 「うん、今夜は宿で泊まろ………りましょうね。でも、あまり目立たない様にしないと、どこに目があるか分からないからね、注意して行こう………きましょうね」


 昨夜、散々指摘された言葉遣いを何とかしようとしたが、どうしてもぎこちない話し方にしかならなかった。


 「ちょっと、怪しいけど、徐々に治して行けばいいでしょうね」


 コレットがボクの喋り方を聞いて苦笑しながらも努力だけは認めてくれた。

 努力が認められたことは少し嬉しかった。


 「そろそろ、食料がアブなくなってきましたよー」


 昼食の後片付けをしながらシュマが少し心配そうにボクに訴えてきた。


 「次の宿で買って行こ………きましょう。宿があるってことは、周りに人家があるはず………よね」


 ボクがシュマにつっかえながら話すとコレットの表情が少し険しくなった。


 「お嬢様の地が出ないようにしないと、正体がバレてしまうかも」


 「お嬢様にはできるだけ黙っていてもらって、手続きとかはあたしが代行します。お嬢様は傭兵のリーダーですので偉そうにしていてください」


 「リナ、お嬢様については、喋らないだけで後は普通にしてもらっていればいいんですよ。偉そうにしていなくても私らが何かとお世話していますから、言わなくともリーダーだと思われますよ」


 シュマがリナの心配を吹き飛ばすような笑顔でボクをぐっと抱きしめた。


 「主が男か女かなんて関係ないんですよー。私はどこまでもついて行くだけですから。第一夫人の座を譲る気もありませんよ」


 「シュマは途中で降りても良いよ。私が最後の最後まで付いて行くのです。第一夫人の称号は私のためにあるのです」


 シュマの言葉にコレットがすかさず噛みつき、2人は互いに唸りながら睨みあった。


 「お嬢様、あのような者たちは夫人には相応しくありません。あたしが財力でお嬢様をどこまでもお支えしますね。あたしに飼われてるのもいいですよ」


 リナはニヤッと笑ってボクの頬を撫でてきた。その感触にボクの全身が粟立った。


 「ふふ、抜け駆けは許しませんよー」


 「泥棒狐とはよく言ったものです」


 今まで牙を剥きあっていたシュマとコレットが殺気を隠すことなくリナに詰め寄ってきた。


 「泥棒狐? それを言うなら泥棒猫でしょ。ね、白毛玉さん」


 リナはシュマとコレットに怯むことなく、にっと笑いながら答えた。

 

 「あの、ボクを挟んで喧嘩するのは止めてもらいたいのですけど」


 ボクはシュマに抱えられたまま、恐怖の冷や汗を流しながら彼女らに訴えた。


 「これは、お嬢様の貞操に関わる重大な問題なのです」


 コレットが斜め上な事を言いだした。ボクの貞操を誰が奪うのかな………。


 「気合があれば、若様のお子も産めるのですよ。いえ、産んで頂くこともできますよ」


 シュマ、君の言っている事の意味が分からない、分かりたいとも思わない。


 「ふふ、もうシドレ様はおられないのですよ。ここに居られるのはロスタお嬢様、あたしがお嬢様のパトロネスになるのです。貴女たちと違って、あたしが養うのです」


 詰め寄るシュマとコレットにリナは不敵な笑みで応えた。ボクを挟んで獣たちが互いに威嚇すると言う、普通なら、なかなか体験できないようなことを体験していた。


 「あたいは、ロスタお姐ちゃんと皆と一緒に仲良く生活できたら嬉しいな」


 年長者がギャーギャー騒いでいる中、ジャグが冷静にそしてニコニコしながらボクに言ってきた。


 「ボクも皆で仲良く、楽しく旅をしたいわね」


 ボクはジャグにもみくちゃにされつつ微笑みながら言うと、ジャグは本当にうれしそうな笑みを返してくれた。


 それを見た、猛獣たちはすーっとクールダウンした。そして気まずそうにボクから離れて行った。

 とりあえずの危機は去ったと思った。


 何とか、気を取り直して再出発すると、日が落ちる頃に集落の姿が見えだした。


 「生活の匂いがしますよ」


 「灯りもついています」


 シュマとコレットがボクの肩を叩いて集落の方向を指さした。


 「これで、今日はベッドで眠れるわ」


 ボクはお嬢様らしく言うと、意識はもうベッドで眠れると言う事のみに占められていた。

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