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【コミカライズ】レイドール聖剣戦記  作者: レオナールD


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246.四人の朝

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「ご主人様、子供を作りましょう!」


「お、お兄さん! 責任を取ってよね!」


「我が夫よ! 夫婦の営みを始めるぞ!」


「帰れお前ら! 扉を叩くな!」


 それから、一夜にわたる攻防戦が巻き起こった。

 レイドールの寝室に侵入しようとするネイミリア、セイリア、アルクスの三人。

 部屋に入れまいと抵抗するレイドール。


 四人の戦いに割って入る者はいない。

 夜の巡回をしていた兵士は騒ぎに気がついていたが、見ないふりをして去っていった。

 職務怠慢もいいところだが……ネイミリアが主人の寝室に侵入しようとするのはいつものことなので、関わっても損をするだけだとわかっているのだ。


 そして、朝。

 激しい攻防の結果が目の前にあった。


「…………マジか」


 朝日が差し込む部屋。ベッドの上にて、レイドールがうめく。

 同じベッドには三人の女性。

 いずれも一糸まとわぬ裸身であり、スヤスヤと幸せそうな顔で寝息を立てている。


「コイツら……自分達だけ、暢気な顔をしやがって……!」


 いかにレイドールが不世出の英雄であるとはいえ、魔女と聖剣保持者、精霊使いのハーフエルフの三人を相手に寝室の扉を死守するのは不可能だった。

 セイリアが扉をこじ開けようとしているのを防いでいる間に、アルクスが『フェアリーリング』を使用して部屋の中に転移。

 ネイミリアが自作の精力剤をレイドールにぶっかけたことで、勝負がついた。


 その結果。

 レイドールは一晩中、三人と代わる代わる身体を重ねることになってしまったのだ。


 ネイミリアが激しく求めてきた。

 何度となくレイドールと重ねた身体はお互いが全てを知り尽くしているようで、性感帯を正確につつきあって絶妙の快楽を産む。

 房事の全てを網羅した魔女の手練手管は悪辣なほど。

 始めのうちは抵抗していたはずのレイドールを、有無を言わさず興奮させた。


 セイリアが初々しく身体を開いてきた。

 新雪のように穢れの無い身体にレイドールは自分の足跡を刻みつけ、時間をかけて官能の炎を焚きつけていった。

 最初はたどたどしかったセイリアだったが、やはり聖剣保持者。天性の武人。

 後半は自分から積極的に動くようになり、予想もしない角度からレイドールを責めてきた。


 アルクスが野生児のようにバーンと激しくのしかかってきた。

 性格的に強気だったアルクスだったが……実際に行為が始まってみると、意外としおらしい。

 ほとんどレイドールに責められるがままであり、最初の強気はどこにいったのか後半は泣きを入れてきた。

 小さな身体を三人がかりで解きほぐして、ようやく最後までできたほどである。


 三者三様の身体と交わり、愛しあって。

 夜明け近くまでそうした行為にふけったせいで、レイドールは精魂尽きている。


「それにしても……まさか、コイツもとはな」


「ムニャ……」


 レイドールはセイリアの頬を掴んで、軽く引っ張った。

 皇女にして聖剣保持者、帝国にとっては絶対に他国に渡すことができない秘蔵っ子であるはずのセイリアまで、自分を求めてきた。

 アルクスはどうか知らないが……セイリアのことは、皇帝ザーカリウスも同意してはいまい。


「……やれやれ」


 また、厄介事を増やしてしまったような気がする。

 レイドールは深々と溜息を吐いて、ベッドに仰向けに横になった。


 これからの課題は山積みである。

 最初に考えなければいけないのは、アテルナ王国の復興。

 アテルナ内部にはいまだにアンデッドの残党が歩き回っており、人を襲っている。

 彼らを駆逐しなければ、避難した民も戻って来るに来られない。


 移民の受け入れもそうだ。

 外からやってきた移民と、元から住んでいる住民の間に軋轢が生まれないとも限らない。

 その辺りはアルクスに任せてしまっても良さそうだが……レイドールも何もしないわけにはいかない。


 ザイン王国の王都をいつまでも空けているのも問題だ。

 王都はスヴェンに任せきりになっているが、いつまでもそうしているわけにもいかない。

 戦いが終わったのなら戻って来て欲しいと、再三、文が届いていた。


「やらなくちゃいけないことは山ほどあるが、とりあえず……」


「ご主人様、朝の運動をしますの」


「あうう……お腹が重い。だけど、胸が切ないよう」


「我が夫……昨晩は見事だったぞ……」


「……コイツらの後始末だな」


 レイドールはまたしても求めてくるネイミリアをあしらいつつ、彼女達を浴槽にぶち込んで身体を洗わせるのであった。


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― 新着の感想 ―
もう2年も更新ないけど、このシリーズってもう続かないの?放置されちゃったのかな…この小説めっちゃ好きだから、また更新してほしいなぁ
[良い点] あー、義父上にぶん殴られる奴だ。
[気になる点] あとはメルティナだけかな?
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