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第29話 図書館で調べもの

昨日戦士に転職したばかりでまだ力が体に馴染んでいないのか、朝起きたら筋肉痛が酷かった。特に足。やっぱり戦士を名乗るにはまだ早いのだろうか?


さぁコボルトはどうなってるかな?そーっと「自宅」を覗いてみると、まだまだ元気な様子だ。こいつらってある意味俺の召喚モンスター的ポジションにいるよな。


おい!俺ってリアルポ○ケモンマスターじゃんすか!これ餌を与えて「自宅」で飼っておけばいつでも、サモン!コボルト!的な嬉し恥ずかしいセリフを叫んでもギリ許されるってことにならないかな?


スレスレのキワキワだけど許されるよね?ねぇ?どうかな?いいよね?だからちょっと一回許すって言って見てくれない?一回!一回でいいから!


やばい。最近なんか脳内劇場に変なキャラが誕生しつつあるな。いや変なのは俺自身か。しかし戦士から召喚師に転職したところで召喚した瞬間そいつに殺されるだろうな。だってただ閉じ込めてただけの魔物が出てくるだけなんだもんよ。


そんな光景はシュールだという意味ではちょっと見てみたいところだけど、問題はそれが笑えない類の冗談だという事だ。転職はなしということで。


どっちみちこいつらには死んでもらわなければならない。コボルト達!先に地獄で待ってろよ!後で必ず行くからな!


戦士ネタもなんかもう飽きたわ。1日も持たなかったな。実際は罠師に近いから、あえていうなら猟師?そこらへんは完全にどうでもいいな。


はぁ、今日もお勉強か。最高に面倒だ。あれ?なんかちょっとおかしいぞ?俺の目の錯覚か?あの先生ちょっと髪の毛・・・ズレてない?もしかしてヅラか?あんな不自然な髪型を意図的にキメるわけないよな。


オッケー、俺が悪かったよ先生。繊細な部分はノータッチでいこう。誰にだって踏み込まれたく領域ってのはあるもんだ。今のは見なかったことにしよう。って言っても目を向ければそこにヅラらしきものが乗っかっているのが嫌でも目に入るが。


とはいえ先生、僕はあなたの味方ですよ!ここです!味方ですよ!僕ですよ!僕!キーンです!ダメか。心の声は届かない・・・と。


カランカラーン!カランカラーン!

ハイ。ということで今日の授業は終わりました!ヅラ?もちろん教室の皆はスルーしてましたよ?皆さんそんなガキじゃなかったってことですね。よかったよかった。


今日の放課後は図書館で魔物の生態とか調べる時間にしました。コボルトのことをもっとよく知っておきたい。そうだ、フランお嬢様はいるかな?うん。見当たらない。最近ぜんぜん会えないな。


アブナイ宗教にでもハマッタのかな?まさかどこかのテロリストのお仲間に入っちまったパターンか?堅苦しいお貴族生活の反動がお嬢様をそうさせたとかさ。


だとしたら友達付き合いを見直す必要があるぞ?もし俺がテロリストのボスだったら仲間を集めさせて組織を大きくしようと考えるだろう。つまり次の狙いは俺。お嬢様を使って組織の勧誘活動って図式。


ハッ!?まさかあの女、はじめからそのつもりで近づいてきたじゃないだろうな?この俺を仲間に引きずり込むために?お嬢さん、かわいい顔してやるじゃねぇか。


油断したところをうしろからブスリか。ギリギリだぜ?紙一重ってやつだ。いま気がつかなかったらストレートで負けるところだったよ。でもなんとか間に合ったな。次は俺の番ってことでいいよなお嬢様?その美人な顔をくしゃくしゃにしてやるぜ・・・おっと、いかん。妄想で遊びすぎた。


それにしてもお嬢様はどうしたんだろう?病気とか?さすがに少し心配になってきた。今日会えなかったら明日あたりお嬢様のクラスにいってみるか。外から様子を見るくらいなら絡まれることもないだろう。


さて、魔物図鑑はどこかなー。えーっと。これか。コボルトは犬の顔に人間の体を持つ魔物と。うんうん。森や洞窟、地下などに住み、木を加工した道具や武器を好んで使うか。なるほど。


そういえばなんか木の枝を折ろうとしてたな。武器なんかもってなかったけど、武器も使うのね。ここまでだと獣人と何が違うの?って感じだけど・・・ウェイウェイウェイ!ちょっと待ってくれたまえ。


まさか・・俺は・・取り返しのつかないことをしてしまったのか?

コボルトって・・・獣人さんなの?


なーんちゃって。これって魔物図鑑だもんね。獣人とかないない。言葉が通じないことと攻撃的だということで魔物認定か。


やば、納得できるようなできないような。でもまぁ言葉は通じない、向こうから襲っても来るっていうんじゃお友達にはなれないもんな。ふむふむ。コボルトはもちろんだけど今日は森や林、草原的な平野部に出てくる魔物を中心に他の魔物のことも調べておこう。


痛っ!太ももがつった!なんて弱いんだ、俺の肉体!


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