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第一章　登場人物

ネタバレがあるため、第一章読了後お読みください。

主人公一行

・狩人（トレイター）ホークアイ

本名不明。

弓の名手。その弓の腕は魔法とも言えるほどの域に達している。高い身体能力を持つ。

束縛を嫌い、自由を愛するさすらい人。

・巫女（エンチャントレイス）クリームヒルト

本名クリームヒルト・グリューネ・フラガラック。

ホークアイが出会った盲目の少女。その正体は帝国の第二皇女。

「血の結婚式」事件で救い出してくれたホークアイと行動を共にする。

・鷹（スカイ）の王（クローラー）ファイール

金色の鷹。ホークアイ、クリームヒルト以外に懐かない誇り高き鷹の王。

ヴォルクーラ王国　・・・大陸南部の王国。長らく中立の立場をとっていた。

・戦乙女（ヴァルキューレ）ブリュン

本名ブリュン・ヒルデット・ヴォルクーラ。

現国王の実妹にして、敬虔な聖神教徒。二刀のレイピアが武器。

融通の利かない真面目な性格。

シェルシェ攻防戦でユーリアに襲われ、重傷を負う。

・断罪者（パニッシャー）パルティアン

本名パルティアン・カテドラル。

聖神教教皇の養子。王国所属の若き大神官にして、異端審問官。拳を武器とする。

かつて、実父の指導の下、闇の組織に身を置いていたことがある。

・決闘者（グラディエーター）グラウコス

本名グラウコス・グラウセウス。

ヴォルスンガ王の親友にして近衛兵長。槍の名手。

名門の出身。

・獅子王（キングオブキング）ヴォルスンガ

本名ヴォルスンガ・シグルド・ヴォルクーラ。

ヴォルクーラの若き国王。

王国滅亡後、失踪。

・蒼天騎士（アークナイト）ピュロス

本名ピュロス・エペイロス。

連邦内の小国エペイロスの王。国滅亡後は、王国に所属。

・聖騎士（ホーリーナイト）シグルド

本名シグルド・フリードリヒ・ヴィヒテ。

シェルシェを治めるボーテルンの分家の出身。聖神教に認められた聖騎士でブリュンの婚約者。

シェルシェ滅亡後、消息を絶つ。

神聖フラガラック帝国　・・・王国と並ぶ、歴史ある帝国。

・皇帝ベサリウス４世

神聖フラガラック帝国皇帝。長年の夢であった大陸の統合を成し遂げる。

聖神教をはじめとした主要宗教の教皇を兼任し、大陸の支配を完全なものとした。

・皇子（カイザー）グンター

本名グンター・ラインハルト・フラガラック。

帝国第一皇子。野心的な性格。

・暗黒騎士（ブラッケストナイト）アレス

本名アレス・フォン・ハザードリンク。

帝国の暗黒騎士。戦いだけが生きがいの狂戦士。「地上最強」と言われるほどの実力の持ち主。魔剣ロダリオンを使う。独断専行しがちで、独立部隊のような扱いを受ける。

アイネのことが苦手。

シェルシェ攻防戦では一騎当千の活躍を見せた。

・暗黒卿（ダークロード）ハミルカル

本名ハミルカル・フォン・ノイエヴァンシュタイン。

帝国の暗黒騎士の長。帝国最強の剣士で、近衛隊の所属。

皇帝の思惑とは別に、動いているらしいがその真意は不明。

・紅騎士（スカーレットナイト）グレイシア

本名グレイシア・フォン・ノイエヴァンシュタイン。

帝国の暗黒騎士で、ハミルカルの娘。

近衛隊所属でグンターの腹心の部下。

仮面を身に着けており、その素顔は弟ですら知らない。

・暗黒竜騎士（ブラックドラグーン）ハンニバル

本名ハンニバル・フォン・ノイエヴァンシュタイン。

帝国の暗黒騎士で、ハミルカルの息子。

魔物を使役し乗りこなす竜騎士団の団長。アレスとは親友。

シェルシェ陥落の指揮を執り、見事陥落させた。

・闇術師（ブラックシャーマン）アリシアロット

帝国の暗黒騎士。クリームヒルトの親友の魔術師。近衛隊に所属していたが、現在は魔術研究院の所属。

「血の結婚式」においてホークアイに協力した。その後は暗黒騎士団に協力していたが、パラメデーテースの手からホークアイを救出し、行方をくらます。

・魔法剣士（マジックフェンサー）アイネ

本名アイネリア・フォン・リンドブルーム。

リンドブルム家の一人娘でアレスの婚約者。

騎士養成学校出身でアレス、ハンニバルとは同期。

・暗殺者（アサシン）ユーリア

本名ユーリア・シュバッテン。

ブリュンの幼なじみ。実は、王国に潜入していた帝国のスパイ。

ブリュン暗殺を謀るが失敗。

・シュバッテン伯爵　（死亡）

ユーリアの父。王国に仕えていたが、帝国の人間であった。

王国の滅亡に貢献したが、ヴォルスンガ王によって成敗された。

ケストレル連邦国家　・・・かつて帝国から独立した小国家が形成した連邦国家。

・首席代表ファームザー　（死亡）

本名ウルバヌング・ファームザー。

連邦の最高指導者。利己的な男で有力貴族の出身。戦争の休戦を目論み、政略結婚としてクリームヒルトを妻にしようと画策した。

しかし、「血の結婚式」でホークアイによって殺害される。

・聖戦士（パラディン）ケイ＝ザー

連邦最強の戦士。

『銀狼』の名を持つ先祖返（ライカンスロープ）り。穏やかで忠義に厚い武人だが、戦闘となると狼の本性を現す。

王国滅亡後の帝国との戦いで行方不明となる。

・破壊者（アヴェンジャー）シャルロット

本名シャルロット・バルハーケン・フォンクロイツ。

人形のような少女。身の丈に合わぬ鎌と槍を駆使する。

・退魔師（エクソシスト）バルトロメウ

本名バルトロメウ・コンスタンティン。

聖神教の異端審問官。かつては王国にいたが、現在は連邦に所属。

巨大十字架、鎖、魔道書などを駆使する魔物退治のスペシャリスト。

暗黒（ブラッケスト）騎士団（オーダー）　・・・正体不明の集団。帝国の暗黒騎士とはまた違う存在らしい。

・暗黒卿（ダークロード）ハミルカル

・幽鬼（スペクター）マケドニアス・アンドラス

本名パルティアン・マケドニアス・アンドラス。

パルティアン・カテドラルの実父。暗黒騎士の一人。

かつては闇の組織の長として活動していた。実の息子に殺害されたはずだが闇の力で復活したらしい。

・闇弓士（ダークスリンガー）パラメデーテース

本名パラメデーテース・ドロワ。

暗黒騎士。ホークアイの監視のために傍にいた。

ホークアイを弟と呼び、憎しみさえ見せているが・・・・・・？

第一章 登場人物

第一章　登場人物