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ゴールデンウィーク三日目

 ゴールデンウィークの真ん中。

 午前中は未来と家でだらだらリバーシやジェンガをし、午後からは別行動となった。

 俺は適当にぶらぶらしようと外へ繰り出す。

 取り敢えず、この近辺で一番大きな公園に向かうことにした。

 今向かってる公園は、ランニングコースがあるので、時々だけど走りに来たりもする。

 公園前まで来ると、何やら雲行きの怪しそうな声が聞こえてきた。

 俺は咄嗟にポケットからスマホ取り出し、動画撮影をスタートさせる。

 勘違いなら消せば良い。

 俺は公園へと足を踏み入れた。


「少しだけで良いから俺たちと遊ぼうぜ」

「かわうぃー君の為なら全額奢るよ?」

「そろそろ決断してくれよぉ。君も無理矢理なんて嫌だろぉ?」


「ぜ、絶対に嫌ですわ。そ、それよりも、早く帽子を返してください……」


 人相の悪い坊主、毛先で遊んだチャラい茶髪、おかっぱ頭の太っちょ眼鏡。

 ナンパされてる女の子は知人だった。美人姉妹は公園でもナンパされてしまうらしい。

 周囲に人が少ないのもあるだろうけど。

 フリルブラウスに膝丈スカート。手には本を持っている。

 ナンパされるのも分かる可愛さではあるが、断られたなら去るべきだ。見るからに質の悪いナンパだな。

 マリアちゃんは人見知りだと聞いている。

 それでも耐えていられるのは、近くに味方してくれてる小学校低学年ほどの子供たちがいるからに違いない。


「そうだそうだー。お姉ちゃんに早く帽子を返せ。このへんたいどもー!」

「いじめはダメって先生たちが言ってたんだよ!」

「ぼ、ぼく知ってるよ。こんな人たちを見たときには、お母さんから『しっ! 見ちゃいけません!』って注意されるんだよね」


 ツンツン髪で活発そうな男の子、カチューシャをつけたセミロングの勝ち気そうな女の子、サラサラ髪で丸眼鏡をかけた秀才風な男の子。

 勇気ある子供たちが、果敢にもナンパ野郎共に文句を言っている。

 しかも、マリアちゃんの前に出てだ。


「ガキはあっち言ってろ。目障りだ。……殴られたいのか?」


 坊主頭はドスの効いた声で、子供たちを脅しにかかる。


「こ、この子たちは関係ありませんわ!」


 マリアちゃんは、子供たちを庇うように前へ出ると、精一杯の虚勢を張った。

 勇気を振り絞った結果なのだろうが、恐怖が上回ってるみたいだ。小刻みに震えている。

 そんなマリアちゃんを見て、何が楽しいのか分からないが、ナンパ野郎共は下品な笑みを絶やすことなく、醜悪なニヤニヤを隠す気配は一ミリもない。


「じゃあ、君が代わりに俺たちと遊んでくれよ。そうしてくれないと、手が滑りに滑って殴っちまいそうだ。お前らもそうだよな?」

「かわうぃー子が素直に応じないなら、心苦しいけど、致し方ないね」

「ストレス発散には良いんじゃないかなぁ」


「ヒッ」


 心ないナンパ野郎共の言葉に、怯えを強くする子供たち。

 胸くそ悪い……。何であんな奴らがのうのうと外を歩けてるのか、本気で分からない。

 ……そろそろ証拠も十分だな。


「わ、分かりま――」


「その必要はないよ。今の一部始終はスマホに収めたから。立派な脅迫の瞬間をバッチリ動画に映してる」


「紫音先輩!」


 誰もが困惑の目で俺を見る中、マリアちゃんだけが、俺の登場にいち早く反応した。

 俺がマリアちゃんを後ろに庇う形で止まると、この状況に理解が追いついた様子の坊主頭が叫んだ。


「てめえ、いきなり横からどういう了見だ!」

 

「キャンキャン吠えるな。まず、今すぐに帽子を返せ。そしてこの場を速やかに去れ。そのつらをこの辺りで二度と見せるな。さもなければ……」


「な、何だよ……」


 坊主頭はうろたえ、他の二人も気圧されている。

 俺は可能な限り声を低くを意識し、続けて言葉を発する為に口を開いた。


「撮った動画を弁護士に見せて相談する。もしくはそのまま警察に持っていく。SNSや動画投稿サイトにアップ。他にもありとあらゆる方法を実践して追い込む。お前らの人生は早期に破滅するかもな。いなさせる。それが嫌なら……二度は言わないぞ?」


 こちら側にはモンザイクありだが、ナンパ野郎共は問答無用で完全に晒す。もちろん俺が流したと特定されないように手を回すけどな。


「じょ、冗談じゃない。俺は就職決まってんだぁ。やってられっかよぉ!」

「かわうぃー子とは遊びたいけど、この年で前科持ちは勘弁したいよ……」


 親類に対しては何も思わないのか?

 自分のことばっかだな。ナンパ事態が自分の為だからある程度は予想できてたが。

 筋金入りの屑かもしれない。


「待て! 逃げる前に迷惑かけた四人に一人ずつ誠意を持って謝れ。あ、それと土下座な。誠意があるかどうかなんて判断できないし、屈辱的な謝り方じゃないと割に合わないから。距離は最低十メートル離れてからだ」


 渋る二人に動画をちらつかせたら、すぐに土下座をして逃げ去った。


「残りはお前だ。早く帽子を返せ。マジでお前の人生再起不能になるまで徹底的に壊すぞ」


 俺は身近な人間を傷つける者には容赦しない。

 犯罪者になるつもりはないが、後悔するまで追い詰める。

 キツイ脅しで済むなら、この限りではないが。


「お、俺の知り合いにはヤクザがいるんだ! お前なんて!」


「嘘だな。なら、どうしてあの二人は逃げた? お前程度の小者なリーダー格なら仲間に話してても不思議はない。なのに二人はお前を置いて逃げた。本当だとしても、警視総監の親戚がいるから……この先は言わなくても分かるな?」


 日本のどこかには、警視総監の親戚も存在するだろう。

 誰も俺の親戚とは言ってない。すなわち嘘ではないから問題なしだ。


「すみませんでした……」


 顔を急に青くした坊主が、頭を下げて帽子を返してきた。

 俺は汚いものを払うみたいに、帽子の握られてた部分を軽めに二回はたく。


「謝る相手が違う。土下座で謝罪し直せ」


 坊主頭は屈辱で顔を歪めるが、恐怖心の方が強いらしく、文句ひとつ言わずに土下座していく。


「この近辺でこれから先一度でも見かけたら、その時は覚悟しとけよ? 俺の顔は仏と違って三度までなんて甘くないからな」


 膝小僧を汚した坊主頭が立ち去る前に、俺は最後の警告を告げ、本気で一睨いちげいする。


「はい……」 


 坊主頭は、とぼとぼと弱々しい疲れきった足取りで、ゆっくり公園から出ていく。

 はぁー。俺の方が疲れたぞ。

 リスクリターンを考えられるナンパ野郎共で良かった。

 喧嘩とかに発展したら、後々面倒だからな。

 警察に突き出すことも考えたが、脅迫罪だけなら罪はそこまで重くならないらしいし。

 なのにも関わらず、もしも取り調べが長ければ最悪だからな。

 一応、逆らえないようにガチで脅したから大丈夫なはずだ。

 坊主頭が完全に去ったのを確認し、俺は後ろを振り向いた。


「マリアちゃん、それに君たちも大丈夫か?」


「は、はい……あれ、足に力が入りません」


 マリアちゃんは気が抜けたのか、その場にへなへなと座り込んだ。

 先ほどまで一緒になって怯えてた子供たちは、意外と早くに元気を取り戻したようで、目をキラキラさせて俺を見てくる。


「お兄ちゃんスゲー!」

「へんたいをおいはらってくれてありがとうございます!」

「ぼく知ってるよ。お兄さんがぼくたちのヒーローだってこと」


「大袈裟だな。俺から見たら君たちの方がよっぽど凄かったよ。大人相手に文句を言えるなんて中々できることじゃない。そしてマリアちゃんを守ってくれた。偉いぞ、頑張ったな」


 俺が一人一人撫でていくと、子供たちは目を細めて照れ始めた。

 その様子に少しの間だけ和んでいたが、マリアちゃんの腰が抜けたようなので、俺は帽子を手渡してから「ちょっと、ごめんね」と声を掛けて、お姫様抱っこをする。


「わわわ!? し、紫音先輩!?」


 俺はあわてふためくマリアちゃんに笑いかけながら、近くのベンチまで運んだ。

 それから、子供たちとマリアちゃんに事の経緯を教えてもらった。

 マリアちゃんは、天気が晴れで気温もちょうど良かったこともあり、外で読書をしたいと思って公園に赴いたらしい。

 数分間一人で読書タイムを満喫していると、あのナンパ野郎共が来た。しつこく声を掛けてきて、断っていたのだが、相手にされないと思った相手が帽子を奪ったらしい。

 実にガキのような発想だと俺は思った。ちょっかいかける方法が幼稚過ぎて呆れてしまったほどに。

 そこで、見かねた子供たちが加勢したのだが、ナンパ野郎共が怯む気配は微塵もなかったようで、そんな時に俺が助けに入ったんだとさ。


「俺のことも怖かったんじゃないか?」


「少しだけね。でも、おれらを守ってくれてるってことは、お姉ちゃんの反応でわかったから」

「おひめさまを助けるおうじさまみたいだったよ」

「ぼく知ってるよ。お兄さんが主人公でお姉さんがヒロインだってこと」


 あまりにも子供たちに高評価だから、苦笑いをしてしまう。

 俺は子供たちに向けてた視線をマリアちゃんに変える。


「マリアちゃんには感心したよ。苦手な部類の奴らだったろうに、必死に子供たちを庇った」


「ありがとうございます。それも、この子たちのお蔭ですわ」


「……だけどね、他に手段が見つけられなかったとはいえ、自分を差し出そうとしたのだけはマイナス点だよ。そこは反省した方が良いと俺は思う」


 その辺の判断は難しいところだけど、マリアちゃん自身が犠牲になることなんてない。

 子供たちを守る為でも、それだけは許容しちゃいけないんだ。

 まあ、そもそもの元凶が現れないこと――それこそが一番なんだけど。

 悲しいことに、人がこの世に存在する限り、この願いが叶うことは一生ないだろうな。


「ごめんなさい……」


「でも、本当によく頑張ったね。俺は恐怖に立ち向かえたマリアちゃんを尊敬するよ」


 俺は目尻に涙をためたマリアちゃんの頭をゆっくり丁寧に優しく撫でる。


「う、うぅ……怖かったですわぁ……」


「うん」


「逃げ出したかったですわぁ……」


「そうだよね」


「この帽子は……お気に入りなんです……」


「可愛い帽子だよね」


「もう……駄目なんじゃないかって……思いましたわぁ……」


「助けるのが遅くなってごめん。でも、もう大丈夫だから安心して。今はどんな脅威からも守るから」


 ダムが決壊したかのように涙を流し、震えた声で話すマリアちゃんに、俺は次々と相づちを打った。

 最後の言葉を終えた直後に、抱きついてきたマリアちゃんを抱きとめ、落ち着くまで黙って背中を撫で続けることにする。

 今回のことがきっかけとなって、異性が苦手にカテゴライズされなきゃ良いんだけど。





「すみませんでした……あの、服が」


「気にしないで良いよ。大したことないから」


 ティーシャツの胸元辺りが涙でびしょびしょなのは事実だが、わざわざハッキリ伝えるのは野暮だろう。

 子供たちは、泣き顔を見てはいけないと思ったのか、少し離れた場所でボール遊びをしていた。

 あの年齢で気遣いができるとは驚きだ。

 

「今日はもう帰ろうか。送っていくよ」


「ですが、これ以上紫音先輩のご予定を狂わせるのは、申し訳ないですわ」


「散歩してただけだから問題ないよ。何よりも、今のマリアちゃんを一人で帰らせるのは心配なんだよね」


 それほど遠くないとはいえ、もしもまた帰り道でナンパされたら目も当てられない。

 一人で帰らせた俺が後悔してしまう。

 可能性は低いだろうけど、念には念をというやつだな。


「で、ででしたら、お言葉に甘えることにしますわ」


 何故か、少しどもるマリアちゃん。

 あまり長く二人で話したことがないから、まだまだ俺にも緊張してるのかもしれない。

 一応だけど距離感には注意しとくかな。


「おーい! 君たち、ちょっと良いかー?」


 帰ることが決まったので、俺は大きめな声で子供たちを呼び寄せた。

 もしも不安だと思ってるなら、一緒に送った方が良いしな。


「今日はありがとう。俺たちはもう帰ることにするよ。君たちはどうする?」


「おれたちはまだまだ遊んでいくよ、な?」

「うん。遊びたりなーい!」

「ぼく知ってるよ。あのへんたいたちはもう来れないってこと」


 随分とたくましいことで。


「分かった。でも一応は、気をつけるんだぞ?」


「うん!」


 子供たちは、声を揃えて元気な返事をした。


「あ、つぎに会えたら遊ぼうよ! おれの名前はしょう!」

「わたしも遊びたい! わたしはるり!」

「ぼくはなおき」


 しょう、るり、なおき。しょう、るり、なおき。

 よし覚えた。

 人の名前はあまり忘れない方だから、次会えた時もきっと大丈夫だろう。


「俺は紫音だ。そうだな。また会えたら遊ぼうか」


「わたくしは、マリアですわ。今日はお世話になりました。必ずまたお会いしましょう」


 バイバイと手を振り、俺とマリアちゃんは、子供たちとお別れした。

 子供は元気だなぁ。あんなことが起こっても、公園で遊び続ける気力が残ってるんだから。

 それに、とても良い子たちだった。

 今の子供ってあんなにも優秀で愛嬌があるのだろうか。

 この歳で早くも父性が芽生えそうになったよ。

 ちょっとした、あてもない散歩が、ここまでの出来事になるとはな。

 結果的に公園を散歩先に選んだのは正解だったのだろう。

 隣を歩くマリアちゃんを見て、俺はそう思った。


「その帽子って、エンジョイランドの人気キャラクター、ラッキーマウスのデザインだよね」


 白を基調としたつば広の帽子で、目がキラキラしてニッコリと笑みを浮かべた、ねずみのキャラクターが所々に描かれている。


「はい。わたくしは、昔からぬいぐるみが好きなんですけど、その中でもラッキーマウスが一番好きなんです。ぬいぐるみ以外のグッズも集めたくなるほどに。ですから、取り戻してくれたことを心から感謝していますわ」


 被っていた帽子を手に持ったマリアちゃんは、感慨深そうに話してきた。

 思い入れの強い帽子だったみたいだ。

 目立った汚れもなく、無事に取り返せて良かったよ。


「俺はマリアちゃんを助けられたことに満足してるよ。未来の友達だし、アリアの妹でもある。俺自身も知り合いだからね。それだけで俺は嬉しい」


「そ、そうですか。ん? 今、お姉様のこと、呼び捨てに……」


「昨日、頼まれてね」


「……羨ましいですわ」


「え?」


「わ、わたくしも、紫音先輩になら呼び捨てにされたいですわ」


「そ、それは、どうかなぁ。あはは……」


 姉の真似がしたいだけ? だよな。

 それとも本当に呼び捨てにされたいのだろうか。

 俺に「なら」ってところも気になる。


「嫌ですか。そう……ですよね。わたくしみたいな人見知りで、お姉様の足元にも及ばないわたくしなんて……」


 マリアちゃんはがっくしとなってうなだれる。

 何か、周辺に負のオーラが発生したんだが。

 まさか、コンプレックスでもあるのか?

 兎に角、何でも良いから気の利いた言葉を掛けなければ。


「マリア、あんまり自分のことを卑下しないで。マリアはアリアとは違う魅力がきっとあるから」


 勢いだけで呼び捨てにしちまったよ。

 相手側の希望だけど、こんな簡単に呼んで良いものなのかと自問自答中である。

 まあ、もう今さら「やっぱなし」なんて簡単には言えないし、割り切るしかないか。


「呼んでくれました。とても嬉しいですわ。慰めの言葉もありがとうございました」


「何か悩みでもあるの? もしそうなら相談に乗るよ」


「紫音先輩……。いいえ、何もありませんわ。ですが、いつの日かわたくしが頼ったとしたなら、今回みたいに助けてくださいますか?」


 表情が一瞬陰る。

 しかし、すぐに元の表情に戻り、意味ありげな感じで訊いてきた。


「もちろんだよ」


 敢えて、聞き返さずに、俺は承諾する。

 何か意味があろうとなかろうと、今訊くべきではないと思ったからだ。


「約束しましたわ。わたくし、忘れませんから」


「俺も忘れないよ」


 約束を交わした俺たちの前には、既に大きな門がある。

 その向こうには、広大な庭と大きな西洋風の家がそびえ立つ。


「紫音先輩、少し耳をお貸しください」


 断る理由も特にないので、マリアに耳を向けた状態で、軽く膝を曲げる。


「も、もしもですが……す、好きになってしまいましたら、ごめんなさ――」


 中途半端に声が途切れたかと思えば、次の瞬間には耳に柔らかな感触が伝わってきた。


「み、耳に当たってしまいましたわ! ご、ごめんなさい! 失礼しますわ!」


 焦りに焦った風のマリアは、門を開けると、そそくさと走り去っていった。

 全速力で走ってるのだろうが、何故か前に進むのが遅く見えたような気がする。

 それよりも、やっぱり耳に当たっていたのか、唇が。

 でもね、事故なんだから気にする必要はまったくないよ。

 それに耳程度ならどうってことないからさ。

 そう耳程度ならね……。

 俺は遠くを見つめながら、前へ前へと足を運ぶのだった。


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