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2012.02.03【超早朝覚醒で参った】 《人間的にまだまだ オセロはそろそろヤバい》

いろいろありましたが、わたしは とりあえず 生きてます。

2:50

 とりあえず、昨夜の睡眠状況から。


  20:30 服薬

  21:00 には就寝

   1:50 小用で目覚める

 

        眠れないかと布団の中で粘る


   2:40 あきらめて起きる。



 今日は俺みたいに超早朝覚醒なのか不眠なのか知らないけど、コルサコフ2号が起きてる。

 こいつには最初のうちにガツンとかましておいたのでおとなしいから楽だ。

 超早朝…未明の時間に誰もいない環境で書き物が捗るぞ、と思っている時に話が通じない奴や、声の音量の調節ができない奴がいると気が散るし、看護師の印象も悪くなる。

 失見当識だったり、馬が合わない奴がいて挨拶もしない程度が調度ママいい。ほら、10分程度でこれだけ書けた。指先のウォーミングアップには調度ママだろう。



3:35

 断酒ノート№1にも書いたけど、ここは気違い収容所なんだ。

 自分はアルコールが入ると気違い。

 今までに何回も書いているが、この病棟の中で重度の統合失調の患者のことを


「気持ち悪い。ウザい」


 と思ったのも初めてだし、酒をやめる気がないアル症に


「飲みたいだけ飲んでさっさと死ねば? 俺はもうやめるけど」


 と思ったのも初めてだ。


「他人は他人、自分は自分」


 と考えを割り切ったことでここまで冷酷になれるとは思わなかった。

 まあ、いいや。今回の入院メンバーでやめられそうなのは自分以外誰もいないや。

「悩んでます」

 ばっかり言ってるやつは同じ場所でぐるぐる回って何でもかんでも他人のせいにしてる感じだし、コルサコフの人は大脳皮質が萎縮しているから本能が表に出ているのか?ロン毛のあいつは


「退院したら、お祝いで飲むんでしょ?」


 と、馬鹿なことを言ってきたんで


「ハァ? 何でまたあんなひどい目に遭わなくちゃいけないの。アンタ何言ってんの?」


 というようなことをオブラートにくるまずに言ったら絡んでこなくなった。火事を起こした人もダメなんだろうな。病室内での会話で


「やめられないよな」


 なんて言っている。 だったら、ハナっから入院なんかすんじゃねーよ馬鹿。

 俺とあの人ぐらいかな。後は皆再入院か廃人か死ぬか。生保の金がもったいないから生保の奴らは死んでくれ。



8:00

 ボールペンの三代目が天寿を全うした。お疲れ様。


 双極のババァが鬱陶しくてしょうがねー。食事の野菜のことでグダグダグダグダグダ文句を言っててウザいし。そのことでこっちが一言言ったらあからさまに不機嫌な態度。


 作業療法もレクも全て不参加。食っちゃ寝の生活…?

 生活とは言えないな。餌を与えられて生きてるだけだな。

 与えられた環境には文句ばっかりつけている。

 双極で障害手帳持ってるのとか生保の奴らって生きてる意味あんの?

 無駄飯食いのくせに文句だけは一丁前。

 基本的人権の最低限度か殺処分でいいんじゃねーの?

 ガキみたいにブスくれてみたり阿呆みたいにゲラゲラ笑ったり忙しくてしゃーない。

 双極と人格障害の併発だな。人格障害には関わらないに限る。

 あいつら揃いも揃って被害妄想と投射をやるから始末に負えない。

 人格障害というと離婚のドタバタを思い出すからアレとは距離を置くか。

 どうせあと4~5日のつきあいだし。

 あっちが感情剥き出しにしてくるなら、こっちもいい人ぶるのはもうやめた。



8:40

 今日の文章を読み返してみた。

 他人の悪口、罵詈雑言ばかり。人間的にはまだまだだな。

 彼らを反面教師としてありがたいと思えるぐらいの域になりたいものだ。



11:34

 暇なので、雑記。


 今日は 「~の心構えについて」 の清書を一日がかりでしよう。と思っていたが、朝食後の煙草待ちの間にあっけなく終了。お地蔵様のようなじいさんの斜め前でやっていたのだが、じいさんは特に動くでもなく、トイレに立つぐらいで話しかけてもこないので目の前にお地蔵様がいるぐらいの気持ちで書くことができた。

 途中まで双極ババァの下品な笑い声が耳について気持ちがざわついたが、オセロを始めたら静かになった。全くもってメンヘラは始末が悪い。


 グループミーティング終了後は暇だったので週刊ジャンプのバックナンバーを読んでいた。隣でおばさまとおじさまがオセロを始めたので観戦する。

 おばさまが買ったので、自分と


 「や ら な い か 」


 と誘ってみたら乗ってきた。ハンデで最初に角を一つあげようかとていあんしてみたけど、サシで勝負したいとのことだったので真剣勝負することに。おばさまは19個残りだった。彼女は着実に強くなっている。前みたいにうかつな場所に打ち込まなくなっている。


あれから7年。

この日記に登場したみんな、元気なのだろうか。

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