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2012.01.29【爽やかな朝】その2《アルコール依存症をいろいろ調べる》

アルコール依存症についていろいろ調べたことのメモです。

wikiやネットの情報から自分にわかりやすくまとめたものです。


これは…引用とかの規則に引っ掛かるのかな?大丈夫かな?

どこから引用したのかとか聞かれても、何しろ5年も前のメモなので記憶が…。


アルコール性健忘でしょうか?(すっとぼけ

アルコール依存症について(wikiより抜粋)


○離脱症状

 □軽度(急性期)

  ・頭痛、不眠、苛々感、発汗、振戦、めまい、吐き気等

 □重度(急性期)

  ・(被害)妄想、けいれん発作(アルコール誘発性てんかん)、

   頻繁な幻覚(幻聴・幻視)

 □遷延性退薬兆候

  ・怒りっぽくなったり抑鬱状態になるなど、

   情動が不安定な状態が数ヶ月続くようになることもある。



○底付き体験=どん底体験=ターニングポイント



○アル症とは進行性疾患で、慢性疾患で人格変化を引き起こす疾患で

 不治の疾患で死に至る疾患である。



○アル症の予後10年の死亡率は30~40%(飲酒・節酒の場合)



○治療において肝心なことは何よりも「本人の認識」



○根本的な治療法はなく、回復方法としては断酒しかない。



○アル症患者が一生涯断酒を継続するのは困難。



○飲酒欲求を抑制する薬剤物質としてアカンプロセート(商品名:キャンプラル)が

 注目されているが、日本国内では未認可である

  ◇アカンプロセートについて

   ▲飲酒欲求にスイッチを入れる脳内の伝達物質であるグルタミン酸に

    よって引き起こされる脳内の過剰な欲求を緩和する。

   ▲アカンプロセートが神経細胞の受容体を封鎖して、伝達物質

    グルタミン酸分子の受容体への付着を防ぐ。

   ▲全ての患者に効能が認められるわけではないが、

    アル症の治療にアカンプロセートが投薬され、一定の効果を上げている。

   ▲現在、日本では「日本新薬」で研究が進められており、

    久里浜アルコールセンターにて治験中で、数年後に認可されると

    みられている。

   ▲服用に際しては自助グループや精神療法との併用が効果的で望ましいと

    される。



○ベンゾジアゼピンまたは鎮静催眠薬が回復過程で投与された患者は鎮静催眠薬を処方されたあとに再発する確率が高く、4倍以上であった。ベンゾジアゼピンの長期的服用者は急激な断薬をすべきではない。それは重度の不安とパニックを生じる可能性があり、アルコール乱用再発の危険因子であると知られている。6~12ヶ月の減薬体制が離脱強度を減少させ、最も成功しやすいと判明している。



○アルコールは鎮静催眠薬であり、バルビツール酸、ベンゾジアゼピンなどの他の鎮静催眠薬と交差耐性がある。鎮静催眠薬からの離脱は医学的に重症であり、慎重な管理なしでは精神病または発作の危険性がある。



合併症

 ・鬱病

 ・不安障害――パニック障害など

 ・双極性感情障害(躁鬱病)

  ▲双極性感情障害の患者が自己治療的に飲酒を続けた結果、

   アルコール依存症に陥る場合がある。

 ・統合失調症

  ▲同上

 ・ウェルニッケ=コルサコフ症候群

  ▲ビタミンB1の欠乏によって発症する疾患で、急性症状を

   ウェルニッケ脳症(アルコール性脳炎)、慢性症状をコルサコフ

   症候群という。

  ▲ウェルニッケ脳症は可逆的で数週間以内で消失することがあるが、

   コルサコフ症候群に進展すれば80%が回復しないが、生命の危険は少ない。

  ▲意識障害、外眼筋麻痺、記憶力障害、小脳失調、失見当識

   (場所や時間がわからなくなる)の症状が出る。

  ▲コルサコフ症候群では記憶障害の結果として、記憶の不確かな部分を

   作話で補おうとすることが知られる(悪意はない)

 ・アルコール幻覚症

  ▲被害的内容の幻聴を主とする幻覚が飲酒中止時や大量飲酒時に

   急性・亜急性に出現する。

  ▲飲酒を中止することで数週間以内に消失することが多い。

  ▲幻覚により殺人にいたるケースも起きている。

 ・アルコール性妄想状態

  ▲アルコール依存症で見られ、了解可能な嫉妬妄想が主。

  ▲断酒によって次第に消失する。

 ・ニコチン酸欠乏脳症 (ペラグラ)

  ▲ニコチン酸 (ナイアシン)の欠乏によって発症する。

  ▲幻覚・妄想や譫妄の症状が出る。

 ・小脳変性症

  ▲文字通り小脳がアルコールの影響で変性することで発症する。

  ▲歩行障害など下肢の失調が起こる。(所謂、ゾンビみたいな歩き方になる)

 ・アルコール性痴呆

  ▲アルコール自体が痴呆の原因となり得るのかは今のところ不明。

   ただし、臨床的にはアルコール摂取が背景になっているとみられる

   痴呆が確かに存在する。

  ▲画像検査では脳室系の拡大と大脳皮質の萎縮が見られる。

 ・アルコール性多発神経炎(末梢神経炎)

  ▲アルコールが原因の栄養障害(ビタミンB群とニコチン酸の欠乏)

   により発症する。

  ▲四肢の異常感覚や痛み、感覚鈍磨や疼痛、手足の筋肉の脱力、

   転びやすい、走りにくいなどの症状。

  ▲コルサコフ症候群に合併すれば「アルコール性多発神経炎性精神病」と

   呼ばれる。

 ・アルコール性脂肪肝

  ▲肝臓に脂肪が蓄積され、放置すると肝硬変、肝臓癌へと進む危険をもつ。

   自覚症状がほとんどない。

 ・アルコール性肝炎

  ▲肝臓が炎症を起こして肝細胞が破壊される病気。

  ▲全身の倦怠感、上腹部の痛み、黄疸、腹水などの症状が出る。

 ・アルコール性肝硬変

  ▲肝細胞の破壊が広範囲に起こり細胞が繊維化される病気。

  ▲肝炎と類似の症状が出る。日本国内の患者数は4~5万人といわれる。

 ・アルコール性胃炎

  ▲胃粘膜の炎症である。慢性化して胃潰瘍に発展する場合もある。

  ▲胃痛、胸焼け、吐血などの症状。

 ・アルコール性膵炎

  ▲膵臓の炎症で、慢性膵炎の約半数がアルコール性のものといわれている。

  ▲腹部や背中の痛み、発熱などの症状。

  ▲急性膵炎や慢性膵炎の急性増悪では落命することもある。

 ・食道静脈瘤

  ▲肝硬変の副次的な症状として現れる。

  ▲本来ならば肝臓に流れる血流が食道の静脈に流れることによって

   瘤状の膨らみができる。

  ▲破裂すると命に関わる。

 ・アルコール性心筋症

  ▲アルコールの影響で心筋がびまん性に萎縮して繊維化が進行。

  ▲心収縮力が弱まり、血液を送り出す機能が低下する。

 ・マロリー・ワイス症候群

  ▲飲酒のあとに繰り返し嘔吐するため出血を起こす。



○アルコール依存症の予後

・1年後の状態

 ▲依存状態のまま―――――25.0%

 ▲部分寛解――――――――27.5%(いくつか症状が残る)

 ▲症状なく飲酒――――――11.8%

 ▲完全回復――――――――35.9%

 ▲低リスク飲酒――――――17.7%

 ▲断酒状態――――――――18.2%



○アルコール依存症になった著名人

 ・赤塚不二夫

 ・鴨志田穣

 ・エリック・クラプトン

 ・エルトン・ジョン

 ・中島らも

 ・マラドーナ

 ・横山やすし

 今になって書き写してみると、自分がここに書いたほどの状態になる前に断酒を決意できて良かったと思います。


 断酒できたのは両親・妹があきらめないでつきあってくれたから。

 医療関係者のおかげ。

 入院患者仲間と過ごしたうちに彼らの言葉の中からいろいろ気付かされたから。

 病気によって変わってしまっても変わらずつきあいを続けてくれた友達。

 いま現在就職した先の社長が病気に理解があったから。

 なおかつ社長が自分の能力を引き出してくれたから。


 自分の力でやったことなんて大したものはないです。みんな周りのおかげです。

 

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