2012.01.08 その二
勘違いは相変わらずですが、「底付き体験」らしきものをします。
七時一五分
朝食終了。ごはんおかわりしたい。今まで食ってなかった反動なんだろうな。
朝食は朝日と朝焼けを見ながら食べる。朝焼けを見ながら
「ああ、本当はあの朝焼けの中、仕事に向かうはずなのに、何で俺はこんなところでこんなことをしているのだろう」
と、昨日も今日もそう思った。
それにしても、マトモな食事をとったのが久しぶりな気がする。どうせヒマだし、おいしかったメニューをメモしよう。で、自分で作ってみよう。貧乏だからって白菜の炒め物ばかりでは気が滅入ってしまうもの。
食の豊かさは心の豊かさ。ってね。真似できそうなモノだけでイイだろ。あまりキチンとやろうとするとまた自滅するぞ。
完璧。じゃなくてもいいんだよな。だいたいの世間は六〇点で合格なんだよな。八〇点で『たいしたもんだ』といわれるし、一〇〇点だったら拍手喝采英雄扱い。人並みでいいんだよ…な。
一一時〇〇分
先ほど点滴完了。筋トレの成果か、点滴のおかげかベッドから立ち上がるのがだいぶ楽になった。平衡感覚は…薄皮をはぐように回復してる感じなのかな?平日なら階段トレーニングや回廊トレーニングができるのだが、いかんせん今日と明日までは休日。スクワットぐらいしかできない。
他人のことを考えてもしょうがない。今回こそは自分のことだけ考えて治療すれば良い。他の患者が何をしようと何を言おうとそれらはすべて『ノイズ』でしかない。
ま、観察するだけなら面白いけどね。世間一般では見られないし。留置場と同じだ。
四角い空 昼前から三時頃まで陽が差す空。
(あまりにもヒマなので、病室を日時計に見立てた計算式が書いてある。相当にヒマだったのだろう)
入院患者を診ていて思ったこと
文字を読めない<文字を読めるけど書けない<文字なら書けるけど文章は書けない<単文が書ける<文章が書ける
なんてこったい。暇にあかせてもう四ページもノートが埋まってるぞ。プログラムも検査もないから暇で暇でしょうがない。でも大分指先のリハビリにはなっているようだ。入院当初の文字と比べても、文字に力があるし、丁寧にバランス良く書けてきている。これで創作でもできる才能があれば最高なのだが。
昨夜は夕食後にコーヒーを一杯飲んでしまっていた。これがいけなかったのかもしれない。確かカフェインの半減期が五~六時間だったはずなので、一五時以降はカフェインをとらない実験をしてみよう。一五時よりあとは麦茶だ。
でもおかしいんだよな。今でも眠気は間違いなくある。そりゃ五時間しか寝てないんだから眠くて当たり前なんだけど、不思議なことに暗くなると眠れなくなる。アパートにいるときもそう、仕事しているときは別。肉体的疲労の有無なのだろうか
一五時三〇分
大学ラグビー決勝を見てた。面白かった。
一七時四〇分
やっぱりここはキチガイ病院、収容所だ。久里浜式を急ピッチで終わらせて、安定剤の容量が決まり次第退院しよう。
「いま、ここ、自分」
がわからない人が最も気味が悪い。
あと、性質が悪いのがアルコール脳障害が出てる奴ら。
まともな話が通じるフリして全然通じない。あんな風になったら生きている人g年として終わりだ。
まさに廃人。本当に死んだ方がマシ。
あれに比べれば俺はまだまだやり直せる。
今度こそ本当にアルコールをやめよう。
あんな風になりたくない。
底を打てば、あとは上がるだけ…のはずなのですが、おっさんの七転八倒はまだまだ続きます。