2012.1.19 【専守防衛】その三 《ごく近い未来の展望と目標》
退院してからの生活目標を書いていました。
「こういう場面では、こうする」
ということを考えて書き残していたので、箇条書きが長いです。
一三時五八分
これからの心構えについて考えついたことがいくつかあった。
断酒ノート№1につけた付箋 「今後のテーマについて」 である。
○退院してからの就職活動についての心構え。
◆年齢的に一〇者や二〇者は落ちて当たり前だという認識で事に当たる。
◆履歴書が返送されたり、面接までこぎ着けた挙げ句に不採用になってもいちいち凹まない。
◆凹んで面白くなかったり、気分が沈んだら、主治医の先生に話をしたり、
断酒会の例会でぶちまけてストレス度を下げる。
◆なんとしても、平日が休日の仕事を選ぶこと。
○採用が決まったら
◆喜んでも、浮かれない。
◆自分へのお祝いに使うのはアルコールではない。
◆自分へのお祝いはアルコールから外食に切り替える。
○仕事が始まったら
◆自分は素人で新入生で右も左もわからないぺーぺーだと認識する。
◆馬鹿だのコケだの言われても、相手にされないよりはマシ。
◆そうやって仕事を教えてくれたり注意してくれることに感謝の心を持つ。
◆ストレスがたまったら、守秘義務がある主治医の先生に相談するか、
例会でぶちまけてストレス度を下げる。または、断酒ノートに書き散らかす。
○初任給をもらったら、仕事に慣れてきたら
◆浮かれない。
◆慢心しない。慢心は油断につながり、油断は隙を生む。ということを肝に銘じる。
◆その月の予算を立てる。余ったと思われる金は取っておいて、
うっかり忘れていた公共料金の支払いに充てたり、
近い将来取得する運転免許のために貯金する。
◆自分へのお祝い、ご褒美はラーメン屋で好きなだけ頼んで腹一杯にしよう。
◆生ビールの誘惑に負けてはいけない。
○日常生活について
◆仕事から帰ったら着替えて、まずはコーヒーを一杯。
◆コーヒーを飲んで落ち着いたら、面白くなかったことは悪口でも罵詈雑言でも
何でもいいから書き散らかそう。
◆それでも腹の虫が治まらなかったら身体を動かして汗をかこう。
◆ご近所ウォーキングでもいいし、自転車でほっつき歩いてもいいだろう。
でも、そういうときは財布を持っていっては駄目だ。現金で一二〇円だけ。
財布を持っているとコンビニ、スーパーなどに住み着いている悪魔が囁きかけてくるからだ。
◆あるいは野菜たっぷりの料理を作って、どか食いするのもいいかもしれない。
生活習慣病の心配があるかもしれないけど。
なあに、アルコールの害に比べたらかわいいもんだろう。
◆いろんなもやもやがたまってきたら、主治医のK先生と断酒例会でぶちまけさせてもらおう。
もやもやを吐き出せば少しはスッキリするだろう。
◆部屋はあまり汚くなりすぎないように気をつけよう。
ぶっ散らかった部屋が精神衛生上良くないのは何回も経験しているのだから。
◆出かける時はお守り代わりに断酒ノートと久里浜式認知行動療法のプリントを持ち歩こう。
囁きや攻撃にやられてしまいそうな時はどのページでもいいからめくって、
入院生活とその後の断酒生活を思い出して、囁きは無視して、攻撃は弾き返そう。
◆負けそうになったら、自分が住む市にある断酒会のどの支部でもいいから、例会に顔を出そう。
自分が住む市だったら、火曜、水曜、木曜、土曜日にどこかの支部で例会をやっている。
自転車で行けない距離ではないはずだ。
何よりも大切なのはその日一日飲まない「一日断酒」なのだ。
◆その日一日勝利ならば文句なし。ただし、油断する事なかれ。
引き分けだったらホームの例会で率直に話そう。それは他の酒害者に過去の掘り返させるだろう。
◆負けてしまったら、K先生には診察で、断酒会には例会で正直に白状しよう。
それを責めるまともな酒害者はいない、はずだ。
むしろ「よく言った」と褒めてくれたり励ましてくれたりするのだから。
◆外を歩き回る元気がなかったら、自宅で軽く筋トレしよう。
別に道具を買う必要はない。軽負荷トレーニングならば水入りペットボトルでいいだろう。
負荷をかけたいならば中身は水ではなく、砂にすればいい。
身体も鍛えて、心もスッキリして一石二鳥かも。
◆少々ガス代がかかるかもしれないけど、毎日風呂に入ろう。
残業などで時間がない時はともかく、三〇分はゆっくりと浸かりたい。
◆食事は三食きっちり食べよう。
飯はがぶ飲みしないでよく噛んで食べて、日常的なドカ食いを避けよう。
ゆっくりと食べることで満腹中枢を刺激して、適量の食事で満腹感を得るようにしよう。
○休日の過ごし方について
◆部屋を整理整頓して、掃除をしよう。
汚い部屋だと気分がくさくさする。すると、誘惑や攻撃に負けやすくなる。
◆平日ではまず作らない料理を作るのもいいかもしれない。
栄養のバランスもとれるし、手の込んだ料理を作ると時間もつぶせる。
◆暇な時間ができたら、テレビ・ラジオ・CDを流すのもいいかもしれない。
テレビはたいていくだらない番組だが、
日曜日のFMラジオは面白くて大笑いできる番組があって精神衛生にいいし、
好きな音楽を流して前向きな気分になったり、
入院時の気持ちを思い出したり、「アルコールとの訣別」を思い返すのもいいかもしれない。
◆天気が良かったら洗濯物は外に干して、自分は表に出てみよう。
散歩でもウォーキングでも自転車でもいいから太陽の光を浴びよう。
気持ちが前向き、とは行かなくても下向きだった心が平らになるかもしれない。
◆アルコールのことがふと心をよぎったら、久里浜式でも断酒ノートでもいいから読み返そう。
午前中に「ヤバい」と感じたら病院で診察を受けよう。
午後とか夜だったらどこの支部でもいいから例会に参加しよう。
例会をやっていない曜日だったら、
断酒ノートを一ページ目から読み返して入院生活を思い返して心を鎮めよう。
さて、今の自分はここまでの心構えで仕事をしたり、生活したりできているのか。




