2012.1.19 【専守防衛】その一 《毎日恒例、敵認定 入院同期との再会》
まずは恒例行事です。
あと、かつての入院同期だったTさんが再入院してきます。
彼もなかなか壮絶です。が、今はまだ彼のことについては書いていません。
アルコールは敵であり、戦わなくてはいけない相手だと言うことを今までに散々書いてきたが、敵は至る所に存在して囁きだとか飲酒衝動と行った攻撃を仕掛けてくる。RPGでいえば敵との縁カウントである。断酒ノート№1にも記したが、
外食に行けば生ビールのポスターが貼ってあり、
メニューを開けばアルコールの欄があり、
コンビニ、スーパー、挙げ句の果てにはホムセンにまでアルコールコーナーがあって
奴らは視覚攻撃を仕掛けてくる。
気持ちが弱っている時、囁きに耳を傾けてしまいそうになった時、
飲酒衝動攻撃をはじき返せず盾で受けてしまった時は、
うっかり視線が止まって、奴のことを見つめてしまうかもしれない。
奴と目が合ってしまうと誘惑か攻撃、
あるいはその両方で自分にとりつこうとしてくる。
その攻撃を鎧で受けたら、侵食される。
盾で受ければ大丈夫。
次に攻撃を仕掛けられたら、武器で弾き返すのだ。
こちらから攻撃を仕掛けることはできない。
攻撃してしまったら器物破損でお縄になってしまう。
アルコールと戦っていく上での方針がまた一つ形になった。昨日思いついた「専守防衛」の一言からここまで膨らむとは思いもよらなかった。
真面目な話はおいといて、
あれ?何書こうとしてたんだっけ。雑談してたら忘れちまったい。
朝食後は昨日書いた
「姿勢について」
の追記を書こう。
背筋を伸ばし、胸を張るだけではまだ足りない。アゴも引いて、頭のてっぺんのちょい後ろを見えない糸で吊られているような感じで云々~を書いてみよう。
一二時一五分
昼食終了。
あと、二代目のボールペンが、扉のロックをこじ開けたため終了。
気付いたことメモ
○親からいただいた健康で頑丈な身体のこと
○お金のこと
○胸を張ること
上記三つのうち、上二つは食事中に思いついた。今回の入院生活の方針の一つに
「食事はゆっくりとよく噛んで噛む回数を多くして、満腹中枢を刺激して満足感を得る」
を実行してよかった。
隣の病室に以前入院した時に同室だったTさんが入院してきた。おれと同様に彼もだいぶ、アルコールに苦しめられていろいろと破壊されたようだ。前に見た時は恵まれた体格で身体は健康そうに見えたものだったが、今回はどういう理由が杖までついてしまって、自分が三回目に入院した時の彼とはまるで別人のようだ。




