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断酒ノート№1 2012.1.13 【逃げちゃダメだ】 その三 《勝敗決定ライン》

アルコールとの戦いにおける勝敗ラインを考えます。

 前頁の文章からわかるように、


 ○自分は完全にアルコール依存症である。

 ○酒は一人ではやめられない。

 ○通院と断酒会が自分には必要である。

 ○いつも地獄の始まりはビール一本からである。



 ●「少しくらい」

 ●「△△を頑張ったから」

 ●「今日はちょっとしたお祝いだ」

 ●「心身の疲れをほぐすために」

 ◎上の四つは悪魔の囁きである。


 ●悪魔に負けると悪霊に取り憑かれる;。

 ●とりつかれたら身体、精神、社会的信用、友人の絆、財産、全て破壊される。

 ●最後には内臓疾患あるいは自殺という形で命を奪われる。


一〇時三三分

 グループミーティングを終えて。

  ○しつこいようだけど、アルコールは敵であると言うこと。

  ○甘い囁きに負けて悪霊に取り憑かれないようにすること。

  ○自分の退院時の認識とその後どんなパターンをたどったか。

 こんなことを話した。

 他の人たちは退院を控えた人が多く、退院後の不安を語っていた。


一〇時四五分

 隣のベッドに入院が入るそうな。どんな人が来ることやら。


一四時一五分

 心電図と脳波をとってきた。これから風呂だ。


一四時四五分

 風呂完了。今日は脳波をとりながら脳内で自分を掘り下げていた。

 飲酒による失敗とそれに至るまでの経緯。

 飲酒のきっかけ、悪魔の囁きの例、開けてはいけない水門の開き方と破壊のされかた。

 アルコールを自分の敵と認定したこと、闘うこと、闘うならば仲間と闘うこと、

 戦うならば勝つか引き分けるかして負けないこと。

 たとえ一回負けたとしてもまた仲間とともに闘うこと。

 今回の入院はいままでと違う。絶対にアルコールと縁を切って戦いに負けないようにしてやる。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


アルコールとの勝敗および引き分けのラインについて考察


その日一日アルコールを手に取らなかったら…………勝ち


アルコールを手に取った

      カゴに入れた

      買ってしまった

      蓋を開けた

      コップに注いだ

      けど捨てることができた   …………引き分け


アルコールを飲んでしまった       …………負け

だけど、

次の日病院を受診できた

断酒例会で正直に話せたら        …………敗者復活戦


病院にも行かない

断酒例会でも話せない          …………完全敗北。人生終了。

最初のうちは視界にも入れないようにと気をつけていました。

ほんとう、どこにいってもお酒が置いてあるんだもの。

コンビニ・スーパーはしょうがないにしてもホムセンにまでお酒があるとは…。

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