間話その四 【人生】 入院患者をパターン分けしてみた 【終了?】
(前書き
この文章は断酒ノートの2012.1.12の途中に書いてあった文章だったのですが、日記の中に組み込むのではなくて間話にした方がまとまりがいいかな、と思ったので別話にしてみました。
①から⑥まであります。だんだんひどくなっていきます。
自分の例を踏まえてだが、依存症で入院してきた人たちのパターンが六つあることに気がついた。
① 絶対に断酒するぞ! の人
○心底懲りて、何が何でもアルコールと縁を切りたいタイプ。
○今回の自分はこれ。
○自助グループにも積極的に参加する。
○プログラムも熱心にこなす。
②断酒したいが不安が残る人
○周囲への迷惑、離脱症状、入院生活、プログラムによる教育によって学んだ恐怖などにより
もう戻りたくないのだけど、手が出てしまうかもしれないという不安が残るタイプ。
○自助グループに対しても半信半疑。
○でもとりあえず顔を出してみたリみなかったり。
○自分が二回目に入院した時のパターン
③反省してはいるけど、心底懲りてない人。
○一応反省してプログラムもこなすけど、心の底では懲りてなく、酒を求める部分が残っている人。
○自分が一回目に入院した時のパターン
④節酒できると考える人
○『しばらく酒もやめたし、そろそろ晩酌くらいなら大丈夫だろう』と考えてしまうタイプ。
○自分は退院してから三ヶ月もすると、この考えが出てきてしまった。
○最初のうちこそ調節して酒を飲んでいるが、壊れるのは時間の問題である。
○自分が三回目に退院したあとのパターン。
⑤飲むことしか考えてない人
○退院して抗酒剤が切れたらすぐにでも飲みたいタイプ。
○何で入院したかというと、身体がしんどくて外来を受診したら『これはひどい』で即入院となった人。
○あるいは、家族などの手に負えなくなって病院に放り込まれる人。
⑥どうでもいいと全て投げた人
○家族や福祉の人たちによって病院に放り込まれたが人のうち、自分自身のことについてどうでも
いいので入院生活も自堕落な人が多い。
○入院すると必ず一人はこのタイプの人がいる。




