2012.01.09 【超暇人雑記】その二
生き方などを考えているようです。
難しい問題は後回し! 入院は一ヶ月あるからゆっくりと考えればいいだろう。
ところで昨夜の睡眠時間
二〇時三〇分 眠剤投与
二一時〇〇分 前に寝落ち
二二時三〇分 目覚めるがすぐ寝る
〇時〇〇分 目覚めたのでトイレ、追加の眠剤をもらう
三時〇〇分 少し目覚めるもまたすぐ寝る
四時〇〇分 起きるかと思ってコーヒーをいれたけど足下フラフラなのでまた寝る
四時三〇分 目覚め、寝る
五時〇〇分 あきらめて起きる
中途覚醒を差し引かなければ睡眠時間八時間ってところか。
カフェイン実験が見事に決まった。消灯前にもう寝ていた。
ちなみに、寝る前の薬の内容は
Mスリー 1錠 Bリン 1錠 Sエル 1錠
追加眠剤 Aバン 1錠
(日記には薬剤名を書いていますが、こちらは薬剤名はぼかさせていただきます)
○薬と生き方
Bリンは睡眠導入作用と翌日の精神安定作用があるようで、現場やってるときはボーっとして危ねーなって思ったことがある。今現在も「シャキッ」とした感じではない、というよりかは世界がシャープではなくマイルドになったように感じる。これも先生の狙いなのかもしれない。
実際シャープな状態でいると気持ちの波が大きくなる、気がする。オンザエッジ[On the edge]な生き方を必要とされているわけではないから、少しぐらい抜けててもいいだろう。
大学受験の時はまさに刀の刃の上を渡るオンザエッジな感じで生活してた。現場監督として働いて充実していた頃はシャープな感性・生き方をしていた。
すべてが崩れ去った今、そんなカリカリ、バリバリと生きる必要があるのだろうか。もっとまったり生きてもいいのではないかな。工場派遣に逝ったからそう思うのかもしれない。
そりゃ収入はあればあったにこしたことないが、とりあえず自分一匹食わしてくだけ。暮らす場所もあのアパートでいいじゃない。上を見ればキリがない。
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①でもちょっと上は気になる…………………特に同年代な
②隣の芝生は青く見える………………………てことなのかな
もう一人の自分の目→(でもみんな大変な思いをしてる)
③置いてけぼりをくらった……………………気持ちは大きい
(あいつは好きに生きてるな)
④こんなはずじゃなかった……………………いつも思ってる
(誰でも思ってる)
⑤なんでおればっかりこんな目に……………不運なことがあると考える
(なるべくしてなってるのかも)
⑥このおれが何でこんな仕事を………………よく思う
(いわゆるなれの果てというやつ)
六つばかり例が挙がったが、こういう気持ちが大きくなって前面に出てくると飲酒のきっかけになるのではないかと。今のは負の感情の側面からのアプローチで、正の感情ではない。
負の感情が芽生え、そこで飲酒に走ると、芽生えた感情が急速にツタのように成長して宿主つまり自分をがんじがらめに縛ってしまう。そうなるともう宿主は負の感情に支配され、
どうせ自分が悪いんだ
どうせ何やったって駄目なんだ
今からやったってうまくなんて行くものか
もう取り返しなんかつく訳ないや
自分なんか生きてても何の役にも立たないさ
所謂悪酔いである。悪酔いのまま連続飲酒をするのだから精神的にたまったものではない。本来ならば楽しく飲むはずの酒を自己否定しながら飲むのだ。おいしい酒もまずくなる。
立派なアル中の感性である。よっぽど強固な意志か、断酒会か、医療の力を借りなければどうにもならない。
断酒か、入院か、死か。三択だ。
あるいは別の機会にスイッチが入るときがある。
自分の場合は、仕事場の同僚と休憩時間に話をしていて、彼が毎晩酒を飲んでいること、昨日はこれだけ飲んだと世間話を毎日しているうちに、
ひょっとして大丈夫じゃないのか?
と思って休前日にビールを買って飲んでしまった。久しぶりのビールはおいしく、胃からしみこんだアルコールが全身にわたっていき、脳がしびれる快感があった。
しかし、それは開けてはいけない水門を開けたようなものだった。
それから二週間ばかりは仕事に差し支えなく飲んでいた。水門からちょろちょろと水が流れ出す程度。
ビール一本によって封印から解かれた悪霊は水門のハンドルをぐるぐると回し続け、最初のビールから二週間後に全開にしやがった。連続飲酒だ。最初のうちは体調不良で休むと連絡を入れていた仕事も無断欠勤をして、派遣なのであっさりクビ。
その間も水門からはごうごうと水が流れ続けて一ヶ月が過ぎた頃、自分ではどうにもならなくなって入院。
二年二ヶ月かかって、ようやく酒に対する認識が変わった。
酒=敵という認識が持てました。




