表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/7

出会い

 (んー…。今日も来てないのか…。もしやなにかがあって不登校とか!!…うーん、わからん。)

な2週間前に転入してきたばかりである栗山秀は、まだ見ぬ隣の席の生徒のことで悩んでいた。

 

 ――聞いた話によればこの席の女の子は佐野まつりとか言うらしいな。女の子か。

 今日も来てないのかなぁ。なんで来てないのか気になる。聞いてみるか、でも聞いていけないことだったらどーしよう。

 よし、ここは勇気を出して聞いてみるか!


 秀は、一番近くにいたので、黒髪ストレートを肩より少しの下まで伸ばした女の子に声をかけた。

「あの、俺の隣の席の子って、なんで学校来ないんですか?」

 振り返った少女のかわいさに秀ははビックリした。

「あっ、えっと~。君の名前、知ってるよ…。ううーんと、あれー…。わ、忘れてないからね…。誰だっけ?」

「 まつり、転入生だよ!!初めて見るでしょ!!」

隣にいた女の子が、突っ込みを入れた。

「あっ、ごめんなさい。私は佐野まつりです。よろしくお願いします。」

秀が声をかけたのは、まつり張本人だったのだ。

「あっ、俺は栗山秀。よろしくね、まつりちゃん。」

 秀が自己紹介をしたのと同時に、チャイムがなった。チャイムから何秒後かに担任の丹原広海が入ってきて、ホームルームを始めた。


 しかし、秀はそんなのもお構い無し。隣の席のまつりを見つめていた。

 それに気づいたまつりは一瞬不思議そうな顔をしたが、秀がニコッとしたのをみて、まつりもニコッとした。


(やべー。俺メチャメチャどきどきしてるは。こ、これが恋なのか!?これが本当の恋なのか!?)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ