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僕たちが見た、幻想のソラ  作者: 蒼葉蒼樹
幻想に馳せる想い、来る不安
8/22

幻想、戦の予感

一月ぶりの更新・・・仕事が忙しくなってきましたw

凪君が相変わらず進みません、多分次でかなり進展する・・・はず

ではでは


幻想郷へと続く道

その道は結界に閉ざされており一般人には干渉どころか存在すら見ることも感じることも出来ない

そして、その存在は気が付けば忘れ去られてしまい、その世界が現世から離れ孤立してしまっていた

ただ、それは確かにあり、人の息づく現世と同様に、幻想郷にも数多の者たちが息づいている


だがそれは現世に存在の許されないものばかり・・・精霊、悪魔、神、天人、魔法、霊・・・そして、忘れ去られた・・・人々

それでも世界に絶望は無い、希望が満ち溢れ、世界に豊かさがある

そんな世界・・・人が知らない人の歴史・・・それが―


―エピソード5 凪 翔季side start―


―町の宿・昼時―


翔季「この幻想郷をより発展させるには・・・か」


などと教養用教科書をめくり読んでみている

驚くことにほぼ全部自分たちの様な外来にも読めるように作られていた

一部分からないことはあるが、それでもおおよそは昔の現代と変わらないことは分かった


翔季「問題は・・・仕事を探さないと・・・かな

とはいえ、どうしたもんかな」

慧音「勉強ははかどっているかな?」

翔季「あ、慧音さん

いや・・・こっちに入ってまだ一日過ぎたところですから・・・それに一日目でいきなり変な人に襲われそうでしたからね・・・やっぱり自分を守れるくらい・・・いや、自分だけじゃだめだね」


なうー、と、隣にいた猫を撫でる

僕が慧音さんと出会ったのはつい先ほどの事

どうやら向こうから僕の事を探してくれていたらしく、朝方トンファーで修練していた僕を

見つけてくれた

何か朝早くから悪いことしたかなと思っていると


慧音「そろそろ昼時だな・・・昼はどうするんだ?」

翔季「この子の食事もありますからね、自分で作ることにしてます

アリスさんに結構世話になっちゃいますけど・・・食料をその分で結構別けてもらいましたから、使わないのはもったいないですからね

それに、こっちでも自炊することにしてますから、準備は出来てます」


と、後ろの薪から何から大量に積み込んである荷物箱らしきものがある


慧音「(この青年・・・本気でこっちに住む気じゃないだろうな・・・

いや、まだ二日目と聞いているし、考え過ぎは悪いな)

ならそれについては問題なさそうだな・・・次は金銭についてか・・・」

翔季「そうですね、依頼か何か有ればいいんですけど

そうは簡単にはいきませんから・・・まぁ何かあれば働きますよ

その分でいろいろ習ってますから」

慧音「そ・・・そうか(こいつ・・・大丈夫なのだろうか・・・)

ま、まぁ、いろいろ働いてみるといいと思うぞ、私も頼むことになると思うからその時は頼む」

翔季「はい、お任せください」


と、話しているうちに調理を開始していた


慧音「(天然というか調子がいいというのか・・・まぁ、楽観的なのは悪い事ではないのだがな

・・・しかし、紫が彼らを連れてきたというのが気になるな・・・まぁ、単なる気まぐれで済めばいいが・・・)」

翔季「? 慧音さん?」

慧音「あ、あぁ 何でもない

それより、そろそろ妹紅たちが来ると思うから、早くしておいた方が―」


すると、どこかから大きな明かりが注いできた

その時誰かが入ってきて


「慧音さん! 大変です!」

慧音「なんだ、そんな血相変えて」

「と、とにかく外に」


言われ外に出てみると


慧音「・・・あれは・・・

妹紅の奴・・・あれほどやめろと言ったのに!」

翔季「どうかしたんですか、慧音さん・・・!」


翔季も同じ方向を見やるとそこに


翔季「なんで・・・燃えてる・・・」


方向からして南西方面、アリスさんの居た森から北の方面だ

たしか竹林があったはず・・・けどあんな勢いで燃えていたら


翔季「す、すぐに消化に!」

慧音「無駄だ、それにあいつが居るから・・・時機に止むとはいえ

私も心配だからな、凪、君もついてきてくれ」

翔季「はい!」


猫を宿に預け、竹林がある方向へ走っていく

それを猫が見送った後、一人の少女がそれを追うように見に行く


リューシェ「さて・・・その武術の実力・・・見せてもらおうかな」


宿場の猫に一つ挨拶を交わし、翔季の後を追っていく白猫

こうして新たな始まりを告げる



―エピソード5.5 陽菜架多 秋穂side start―


時は戻り、朝の刻


私は朝起きてから妹紅さんの手伝いをしました

朝食から色々・・・とはいえ、持って来た竹は昼ごろに持っていくという事らしいので


妹紅「ん? 通話か・・・慧音からだな」


すると妹紅さんが札を取り出し会話を始めた


秋穂「(この世界に電話みたいなの有ったんだ・・・変なのだけど・・・)」

妹紅「ん、ああ、こっちは平気だ

大丈夫だって、多分輝夜は黙っていてくれるとは思うから・・・

うん、分かった・・・それじゃ、また」


札を耳元から離し、切り替えに話をする


秋穂「あの、今の輝夜って言う人って、昨日ふて寝してた人ですか?

なんか・・・悪いことしたんじゃないかなって思ったんですけど・・・」

妹紅「ああ、気にすることじゃないよ

それに、あいつと喧嘩しているとその辺り一帯が無くなっちまうからな

出来るだけ殺り合いはしたくは無いんだよ・・・ま、理由があれば別だけどな」

秋穂「喧嘩で辺りが無くなるって・・・一体どれほどなんですか・・・

出来ることなら仲良くやってほしいんですけど・・・無理ですか?」

妹紅「無理だな、何せ昨日今日始まったことじゃないし

千年近くは続いているからな・・・私も荒れていた時期があったわけだし・・・

まぁ、その辺は慧音に感謝しているよ、お陰で無駄に労力使わずに済むしね

・・・まぁ、お前にも感謝しているよ・・・その、一人で行くと・・・危なかったからな」


と、言いながらちょっと恥ずかしがっているように見える妹紅さん

だけどそれにはあえて気づかない様に


秋穂「むしろ感謝したいのはこっちですよ

案内だけでなく寝るところまで提供していただいて・・・本当に申し訳ないぐらいですけど・・・でも、妹紅さんが・・・いえ、みなさんが困ることは、本当はしたくないんです

こんな風に・・・他人の家に居座るのも・・・本当はちょっと・・・」


そう自嘲気味に笑もうとしたけど・・・無理で

妹紅さんはそれを感じてくれたのか分からない・・・けど


妹紅「別に迷惑に思っているわけじゃないんだからもう少しくらい図々しくいなよ

お前はちょっと控えすぎてると思うからな

それに迷惑だったらちゃんとそういうし・・・

そうでないからこうやって一緒に居るんだろ?

だから秋穂・・・もう少し足を延ばせ、狭い所に入り込んだままだと、何もできなくなるからな・・・・・・

私がそうだったように・・・な」

秋穂「?・・・妹紅・・・さん?」


首を横に振り、あえて毅然とした態度で返す

ただ、笑顔は少し苦笑いに変わっているけど


妹紅「なんか暗い話になっちゃったな・・・ゴメンな、明るくしようとしたのに

私も何かと割り切ってるはずなんだが・・・どうにもな・・・

・・・千年以上も生きてて何が・・・結局変わらないな・・・私も・・・」

秋穂「あ・・・えっと、そ、そうだ!

あの、妹紅さんは何か好きな物とか有りますか?」


とにかく話題を明るい方向へ変えようと必死になってみる

すると妹紅さんは恥ずかしがりながらも答えてくれた


妹紅「あ、ああ、まぁ・・・なんだ、そんなにないんだがな・・・

強いて言うなら・・・慧音・・・かな」

秋穂「え、慧音さん・・・ですか?」

妹紅「ああ、あいつは私にとっての救いの様な奴だからな

大切だし・・・それに親友というかなんというか・・・まぁ、そんな奴だ」

秋穂「家族みたいなものなんですね、慧音さんと妹紅さんって」

妹紅「あぁ、ただ一人だけの大切な・・・な」


そこまで言って会話が止まる

時間も昼時に近づいてきたのでそろそろ村へと移動をすることにした


妹紅「準備の方出来たか?

っつっても結構近いんだけどな」

秋穂「大丈夫ですけど

近いからって何が起こるか分かりませんから油断は禁物です

後・・・妹紅さん、これ」


私は妹紅さんにある物を差し出した

正直合うかどうかは不安だけど・・・世話になってるし、お礼の様な物・・・かな


妹紅「?・・・なんだコレ?」

秋穂「えっと、ネックレス・・・って言えばわかるかな

その中で小さいタイプのチョーカーをと思って」

妹紅「アクセサリ・・・か

悪いけど、私には合わないし・・・それにそういうのはどうにも・・・な

まぁ、気持ちだけは―っ」


そういうと思っていたから、だから私は言葉の途中で黒色のチョーカーを苦しくないように巻きつける

ゆるく、でもほどけない様に、何かを念じる様に

そしてつけ終えて離れてみてみる


秋穂「うん、やっぱり似合いますよ」

妹紅「そ、そうか?

というかいきなりだな、あんまりにらしくないと思うんだが・・・

第一まだ来て二日目だって言うのにお前は」

秋穂「ま、まぁまぁ

それに、私は妹紅さんを信頼してますよ?」

妹紅「まぁ、それはいいけど・・・こう・・・なんつーか

ありがと・・・な?」


照れくさいのか中々顔を見せてくれないけど

それでも嬉しいって思ってくれるなら・・・いいかな


妹紅「そ、それよりもさ、そろそろ行こうか

あんまり待たせると悪いし・・・さ」

秋穂「あ、そうですね

他の荷物なら持っていきますよ」

妹紅「あー・・・じゃあそっちの荷物持って行ってくれるか

ふぅ~、まだ少し早いがいいか」


言うなり表に出る妹紅さんと私

確かに少し早いけど、現実世界と違って、こちらには暇をつぶせるようなものは無い

まぁ、私は巫女修行で大体潰れちゃうんだけどね

と、とやかく言っているうちに村に近づいてきた、何時も慧音さんやいろいろな人たちで憩う場所

私的には好きだけど・・・最近現実に毒されてきたような・・・こう、携帯持ってないと落ち着かないというか・・・

って、ダメダメ・・・もう、ホントにこんなんでいいのかな・・・私


妹紅「ん? どうかしたのか? いきなり頭を横に振ったりして」

秋穂「あ、な、何でもないです、大丈夫ですから」

妹紅「だけど大丈夫か? 何かあったならすぐ戻るが・・・」

秋穂「本当に何でもないですから

は、早く行きましょう、慧音さん待ってるでしょうから」


そこまで言って早足になる私

なんだかんだでダメなところあるな~・・・翔季さんみたいになれないや

・・・鈍感な所が傷だけど

あれで私と結婚してくれればよかったのに・・・なんて考えたり


秋穂「だ、だから違うんだってばー!」

妹紅「お、おい、いきなりどうしたんだ」


顔を真っ赤にしながら手にしていた札を握りしめ叫んでしまっていた

い、いけない、私またやっちゃったかな


秋穂「あ、ご、ごめんなさい、いきなり叫んだりして・・・

時々あるんです・・・深く考えちゃうこと」

妹紅「そ・・・そうか

なんか、難儀な性格だな・・・おまえって

ま、らしいところが見えていいけどな」


そういって笑顔で前を向いて浮遊していく妹紅さん

もう、なんでこうなるかな・・・いつも


妹紅「フフッ、さて、久しぶりに笑わせてもらったよ

さて、じゃ、行きますか」

「行くってどこにかしら・・・もk」


バスンッって妙な音がしてそちらを見てみると


秋穂「あれ、なんですか今の音」

妹紅「空耳だろ? 気にするな」


なんだろう・・・昨日と同じパターンを見ている感じが・・・


ぐや~「その手にはもう乗らないわよ妹紅!

今度こそしょ」


チュドーン


・・・あれ、こんな近くで変な音が聞こえてるんだけど・・・

凄い爆発音のはずなんだけど・・・なんだろう、妙に静か


妹紅「早くこれ持ってかないと慧音に怒られるしな

ほら、急ぐぞ」

秋穂「あ、待ってくださいよー 妹紅さん」


とりあえず置いて行かれないように早足で着いていく

・・・危険って言っていたし・・・良いかな


ぐーや「だから言ったでしょ! 二度も無視は・・・はっ」


なんか・・・次は刃物がたくさん突き刺さる音が・・・

怖いから見ないでおこう・・・後で謝礼でも送っておけばいいかな


かぐ・・?「もう三度もやられたりはしないわ!」

妹紅「おい、今の三発目じゃなかったか?

しかも全弾当たってるし」


あ、今初めて妹紅さんが相手にした気がする

とは言っても、その・・・ぐ~やさん? を直接見るのは初めてかな


秋穂「え~っと、貴方があの・・・ぐ~やさんですか?」

テルヨ「輝夜(かぐや)よ! 蓬莱山輝夜(ほうらいざんかぐや)! って言うかどういう紹介してんのよ妹紅!

って、ネームテロップが間違ってるし! 直しなさいよ!」


うん、とりあえずそんなに悪い人じゃなさそうだ

話せばある程度は分かってくれるかな・・・?


妹紅「それで・・・お前が此処に居るってことは・・・」

ぐやぐや「ふふふ、そうよ、妹紅 今度こそあんたとの決着を

・・・ってどこ行くのよ! それよりも名前直しなさいよ!」

妹紅「名前に関しちゃお前の責任だろ・・・ったくニートしやがって

それに私たちは今忙しいんだ、用事があるなら後でな」

秋穂「まぁ、忙しいのは事実ですけど・・・

でも決着ってなんですか?」

妹紅「ああ・・・それに関しちゃ、長くなるし・・・

とりあえず弾幕ごっこについては話したよな

ようはそれの延長線上にある話だ・・・ま、いまだ決着なんざついたことが無いんだけどな」


そこまで言って妹紅さんが再び移動を始める

すると輝夜さんが


輝夜「ふふふ、この前の薬代の代金・・・

まだ払ってないって報告があったんだけど・・・」

妹紅「? ・・・ああ、前の風邪薬のやつか・・・

報酬分が出来てから出すって言ったはずだが・・・それがどうかしたのか

まだ一週間も経ってない話だが」

輝夜「もし・・・その代金分をチャラにするって言ったら・・・

って、話聞きなさいよ!」


さっきから移動を止めずに話してたのって・・・逃げるため・・・かな

後ろで凄いキーキー言ってるけど・・・順応力すごいなー

私も見習わないとかな


妹紅「いいか、あいつが話しかけてきたら全力で無視して逃げるんだぞ

関わってもろくなことが無いからな・・・いいか?」

秋穂「は、はい・・・ってなんか飛んできそうな勢いなんですけど・・・

大丈夫ですか?」


輝夜さんを少し見てみる

今にもナイフなり何なり投げてきそうな形相でこちらを見つめてきている

流石にあれは怖いかも


妹紅「急ぐぞ、秋穂 掴まれ!」

秋穂「え、も、妹紅さん?」

輝夜「ふふふふふ・・・反応が遅かったわね妹紅

もう逃さないわ、ここが貴方の墓場となるのだからね」

妹紅「それを言うならお前のでもあるわけだが・・・

まぁ、私たちに墓は要らないな・・・死ねないから」


そういって、輝夜さんとかなりの距離を取った妹紅さんが、私を竹林の木陰に隠して

こういった


妹紅「いいか、私があいつの気を引き付ける

そもそも狙ってるのは私だけだからな

だからその間にこの結界を解いてみてくれ・・・お前ならできるはずだ

これは護身用の札だ、大事に持っといてくれ、じゃあな」

秋穂「え、ちょ、ちょっと妹紅さん!

無茶しないで下さいよ」


そういった言葉が妹紅さんに届いたかどうかわからない・・・けど今は救援を呼ぶのが先

・・・だから


秋穂「慧音さん、翔季さん・・・リューシェさん・・・誰でもいいから・・・気付いて」


小さい祈り・・・だけど、私は初めてとなる霊力術式による結界解除に尽力することにした


秋穂「霊力の具現化までなら・・・何とかできるようになったけど

・・・私にでき・・・ううん、やらないといけないんだ」


妹紅さんのためにも、この場所のため、自分自身のそれを知る為

私たちは、まだ諦められない・・・だから


秋穂「お願い・・・私の力・・・きて」



今は・・・そんな祈りを捧ぐ事しかできない

でも、諦められないから、人はその心を強くする・・・

決められたレールを走ることなく、捻じ曲がった通路を縫うように進んでいく

それは決して楽じゃない、でも立ち止まっているわけでもない

それはきっと、笑顔のための道しるべだから・・・

だから私は・・・



次回へ―

・・・もこたん書いてて楽だなと思ってしまう

輝夜についてはゴメンとしか言えない・・・ネタ以外でしかないけど

あーいうキャラじゃないと何かと不便(というか出せない)なんで

まぁ、死なないキャラだしいいかな~と(あまりよくない気がするけど

次回、やっと戦闘本編・・・いけるとおもいます

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