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第壱章

※上京物語の、もう1つの物語です。

上京物語 第一章 悪夢 

を読んでから、お読み下さいm(_ _)m

夢じゃなかったんだ・・・


僕は地面に激突した


後ろから追って来ていた

連中が近付いて来る


話し声が聞こえる・・・


大島「こいつ飛び降りやがった!」

柏木「ヤバイぜ頭から血が出てる。」

渡辺「おい頭と左腕が変な方向、向いてるぞ!」


グラウンドが血で赤く染まる・・・


僕は頭が割れ

首と左腕は折れ

鼻・口・耳から出血していた

肋骨も折れ

内蔵もボロボロだろう・・・


だけど目は開いていた

追って来た奴らを

じっと見ていた・・・


柏木「ピクピク動いてるぞ・・・」

渡辺「先生、呼んだ方が良いのかな?」

大島「こいつが勝手に飛び降りたんだからな!

俺達は何もしていない。」


グラウンドに居た

他の児童たちが

様子が、おかしい事に気付き

近付いて来る・・・


渡辺「凄い血だ!まずいよ、どうする?」

柏木「こいつ死ぬのかな?」

大島「黙っていろ!

いいか、こいつが自分で飛び降りたんだ!

俺達は何も知らないんだ!」


「キャッー!!!」

女子児童が叫ぶ


その場は騒然となった


僕の姿のグロテスクさに

倒れる児童もいる


さわぎを聞き

先生も駆け付けて来る

僕の担任ではない

里谷先生だ


「どうしたんだ?」

先生は僕の姿を見ると

事の重要さを理解し

すぐに携帯電話を取り出して

救急車を呼んだ。


「何があったんだ?」

里谷先生は生徒達に聞く


大島「わかりません

歩いて来たら前田君が倒れていて。

そうだよな?」

渡辺「う、うん。」

柏木「そうです」


僕の事をさげすんだ

目で見ながら答える


里谷先生「そうか分かった。」


他の先生や生徒も集まって来る


僕は追って来た奴らを見ながら

思っていたのは1つだけ・・・


「オ・マ・エ・ラ・ミ・ナ・ゴ・ロ・シ」


しばらくすると遠くから

救急車の音が聞こえて来た・・・


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