2-2 ペンダントの威光と街の人々
今回もお読みいただきありがとうございます。
「えーっとこれでしょー、あれでしょー、、、あ!これも必要ね!!」
なんで、、、わたしの買い物であんなにテンション高いんでしょうか、、、
「いらっしゃ、、、あ!これは!!おい!!!オーナー今すぐ呼んでこい!!!!」
わたしを見てなのか、なんなのか、、、、、、ものすごく慌ててます、、、帰りたいです。
「これは!!オーナーのブリッツというものでございます。今後ともお見知りおきいただければ幸いでございます。」
なんか、、、かしこまりすぎて、、、言葉やっぱりおかしくなってます、、、?
「今日はどのようなご用件でございましょうか?」
「決まってます!衣類です!!」
「あ、、、これは!いつもご贔屓にしていただきありがとうございます!」
「あ、、、あの、、、えっと、、、きょ、、今日は衣類を購入しに、、、来たのですが、、、」
「はいはい!どのお品でも構いません!ここで着替えていただいても結構でございます!ただ、私では不適任なので、代わりの者を呼んで参りますね!おーい!このお方の接客を頼むー!」
「あ、はーい!!、、、は、、、えー!あのペンダン、、、ガンッ!!」
「不敬だ!バカもの!」
あの女性の方、頭を、、、 一体このペンダントって、、、 わたしの顔や容姿より、ペンダントに目がいってる気がします、、、こ、、、怖い。
お読みいただき、ありがとうございました。
主様の「あはは」という笑い声と、ミコの「、、、」という戸惑い。
この二人の関係を楽しんでいただけましたでしょうか。
ルリア様の有能さや、街の人々のペンダントへの反応など、
細かな描写もお楽しみいただければ嬉しいです。
次回は7/8(火)午前3時予定をしております。