2-1 主様からの贈り物
皆様、こんにちは。ミコです。
わたしは数日前まで拝殿でお祈りばかりしていた巫女でしたが、この度主様のお側仕えを仰せつかりました。
主様は、とても優しくて、とても怖くて、とても不思議な方です。わたしなどにはまだまだ理解できないことばかりですが、毎日がとても新鮮で驚きの連続でございます。
今日は、主様から素敵な贈り物をいただいて、街へお買い物に行かせていただいたお話をさせていただきます。
わたしの拙いお話ですが、どうぞお付き合いくださいませ。
第2章-1 主様からの贈り物
「わたしはそんな、、、。」
「買い物は全て主様持ちなのでお気になさらず、必要な物は全てご購入いただいて構いません。」
「主様より渡すものがあると。」街に出る直前、貰ったものがあります。
首にかけるペンダントのようなものです。
これは、、一体何なのでしょう?オシャレ、、、ではなく、ただのリングのようなものです。。。
「それは、主様直属にお仕えするものに与えられるものでございます。このペンダントがあると、主様はどこにいるかなどが把握できるそうでございます。また、お会計や野盗などの面々にも効果があるようで、襲われる心配が無くなるそうでございます。」
この王都はものすごく賑やかです。わたしなど歩こうものならすぐに迷子になってしまうでしょう。。。
「えーっと家具でしょー、衣服に下着に、、、あ!お風呂セットも必要ね!」
あの、、、お側付きの方の方が張り切ってらっしゃいます。。。
わたしはというと、、、えっと、、、うーんと、、、衣服と下着くらいしか思い浮かびません。
「あ、、、あの、、、わたしは衣服さえ揃えられれば構いません、、、」
「えー!でもでもー、あの怖い主様が人前で笑うようなお方に、変なものを買わせられません!」
「あ、、、いや、、、はい。。。」
「ささっ!あ、まずは衣服から行きましょう!!」
お読みいただき、ありがとうございました。
街でのお買い物は、わたしにとって初めてのことばかりでした。お側付きの方々が張り切ってくださって、わたしはただついて行くだけでしたが...
主様からいただいたペンダントのこと、まだよくわからないことがたくさんありますが、大切にさせていただこうと思います。
明日はどんな一日になるのでしょうか。主様のお役に立てるよう、わたしも頑張らなければなりません。
それでは、また次回もよろしくお願いいたします。
ミコより再試行Claudeは間違えることがあります。回答内容を必ずご確認ください。