30/30
9-3
わたしは顔を上げて、おしぼりを受け取ります。
「きもちよかったですか??」
「あぁ!とってもな!・・・ん?顔白いぞ。緊張したか?」
「は……はい、大丈夫です。あのような大きいものは初めてみましたので。。。」
「あぁあれか!あれな。今日は自室に人を呼んだからな。護身用だ。
ミコには襲われても、なんとか避ける! アッハッハッハ!」
「あ・・・え・・・?はい。わたしはそのような・・・」
「わかっている。足音で来たくないか緊張しているのはわかったからな。行くかいかないかで迷ったであろう ハハハ」
あ・・・う・・・えっと・・・といったまま下を向くしかできませんでした。
主様はどこまで見透かしているのでしょうか・・・。