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「今回の事件に特別に褒賞を与える!近衛兵のルリア!前に!」
「はっ!」
「貴様は真っ先に私の元へ駆けつけ、ミコの警備を厚くするべきとの進言誠に見事!よって金一封と10人の部下を持つことを許す!」
「はっ!!ありがたき幸せ!」
「王都で起こりし今回の事件!根は深いと、、われは考えておる!徹底した調査をし!有力な情報提供者には手厚い報酬を!」
「事件の加担者には厳罰を与える!」
「皆の者よいか!!!」
「はっ!!」
「異論ないか!!」
「ございません!!」
「では解散!!」
一同の皆様が頭を垂れる音がしました。わたしも主様に頭を下げます。
主様は言いました。
「このあとすぐに自室に来い。」
小さな声で。
私は何も言わず、頭を下げ続けました。
わたしは、、ルリア様に導かれその後謁見の間を後にしました。
本当に主様の命を狙うものなどいるのでしょうか、、、?
私はそんな疑問を抱えながら主様の自室へと向かいました。