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前回、主様から衝撃の事実を次々と明かされ混乱するミコ。
今回は、ペンダントのデザインについて主様が...?そして女中さんの件もついに決着するようです。
「オレのデザインをバカにしてたのかーはー。ショックだわー。なにかの罪に問うかなー」
「そ……それは……はい。甘んじて」
「受けんな!アホ!!」
「え……?」
「そんなんで、罪に問うてたら人がこの宮殿から居なくなるわ!クックック」
「で……ですが……。」
「いいよ。お前があの女中の、正体暴いたってことで、軽い罰と相殺だ。」
「あ……ありがとうございます。。。」
「なんだ?嬉しくないのか?皿を割り、おしぼりセットを放り投げ、自分の罪が何故か相殺してやったのに?」
「へー、冷たいんだー!ミコちゃん!」
「ちゃ……ちゃん!?」
わたしは混乱してしまいました。主様がわたしを「ちゃん」付けで呼ぶなんて、、、
「んで、その罪相殺受け入れるの??」
「はいっ!!!」
「うるさ!!」
主様は笑いながらそうおっしゃいました。わたしの声が大きすぎたのでしょうか、、、
「まぁ、お前が無事で何よりだ。あの女中、実はもう何日も前からお前の動きを監視してたからな。今回の一件で正体がバレて、むしろ好都合だったよ。」
「え……そんなに前から……?」
「オレが気がついてないとでも思ったか?アハハハ。まぁ、これで一安心だな。」
わたしは、知らないうちにそんな危険に晒されていたなんて、、、主様の保護がなければ、今頃どうなっていたことでしょう。
お読みいただき、ありがとうございました!
今回はわたくしが知らぬうちに危機にさらされておりました。。。
今後はどうなってしまうのでしょうか・・・
次回もお楽しみに!8/22金曜日更新予定です。
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