表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/30

6-2

いつもお読みいただき、ありがとうございます!

前回、主様から「本当にお前は平和だねぇ」と言われて困惑するミコ。

今回はその理由が明かされます。ミコを取り巻く状況は、実は思っているよりも複雑で危険だったようで...?

「へ……平和ですか……?」

「うん。そう。平和って言ったの。お前の頭の中。」

「ど……どういうことですか?」

「あの女中な。お前を殺そうとしてるぞ。」

「え……え……。」

「それに、お前自身は気がついてないかもしれないが、その体つきは男どもを惑わせてしまうようでな。拝殿で拝みに行った連中が、お祈りそっちのけで帰ってくるって、オレの耳にも入ってるよ。あはははははは」

「え……?え……!?」

「だからー、お前を保護する目的でここに呼んだのー。それと、そのペンダントな。かっこ悪いと思ったろ?むしろ、カッコ悪くしたのね。盗む気も無くすカッコ悪さだろ?目立つし」

「え……えっと……。」

「だから、お前みたいな美貌の持ち主が、ダサいペンダントしてたら目立つでしょ!」

「ひゃい!」

「ま、オレに連なる人間と分かって手を出すバカはこの国にはいないと思うが、オレ自身に直接でなくても、周りを支配することで、コントロールしようとするやつもいてな。」

「は……はい。わたしは、そのような深謀遠慮を全く理解することなく、なんで?と疑問に思ってしまったこと……とても恥ずかしく思います。」

「え?今作った設定だから、誰も知らないと思うよ?あはははははははは!!!」

お読みいただき、ありがとうございました!

ついに明かされました!ミコを側仕えにした本当の理由は「保護」だったのですね。

そして最後の主様の「今作った設定だから」発言!真面目に反省するミコとのギャップが面白すぎます。

次回、この流れはどう続くのでしょうか?火曜日更新をお楽しみに!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ