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我らの名は「名無の盗賊団!」  作者: こっこ治郎
第一章 最初の一歩
8/17

対決するか……

最初のバトルです。面白くします。

 俺は今、数分前の俺を殴りたい。なぜなら、昔の俺のせいで今俺は師匠と闘うことになったいるからだ……

――数分前――

「え?ん?は?俺が誰と戦うって?」

「〝お前〟が〝俺〟と戦うんだ」

 本当に意味がわからない。俺が師匠と戦う?なぜ?そう思っていると。

「意味がわからないって顔してるな」

 なぜわかったんだ?というより混乱するのは当たり前だろう。俺は一度も師匠と戦ったことはない。しかし見て、聞いて、感じるだけでわかる。師匠は強い。それほど力に間違いなく差がある。

 勝てるわけがない。そう考えていると、

「なに、お前は強いよ。だから心配するのをやめろ」

 師匠はそういった。俺は不意に口から言葉が出た。

「師匠は俺を買いかぶり過ぎだよ。俺はそこまで強くない。勝てない敵だって全然いる」

「うるせぇ! いいから黙って外出るぞ!」

 そう師匠はいい俺を連れて外に出た。

――現在――

 ここまで来たらやるしかない!そう思い俺はやる気を出した。

 師匠の戦いは何度も見た。師匠は近接、魔法、弓、何でもいける。バランス型でありながら、その道だけを進んでる人よりも遥かに強い。

 まさに<化け物>と言っても差し支えない。<化け物>と自分の住んでいた国で蔑まれ唯一の救いである家族も早くに死んでしまった。だから師匠はこんな森の奥にいる

「準備できたか? 馬鹿弟子?」

 スゥ~ ハァ~と俺は息を吸い。

「できたよ 師匠!」

 そう言い放った。ついに師匠と戦う事になった。



 まず俺は近接に重きをおいた。

ガキン

 そんな剣が交わり鈍い音を出す。

「ほらほら、そんなもんか?馬鹿弟子?」

 やはり師匠の攻撃は一撃が重く、そして早い。受け止めるだけで精一杯だ。やっぱり勝てない。実力差がありすぎる。

 そう思っていたときある考えを思いついた。

「ほう、近づいてくるか!」

 俺は師匠に近づき、師匠の体に障りこう唱えた。

「《爆破》」


まだ少しだけ戦いが続きます。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 「ガキン」の擬音の部分はかっこを外してもいいと思います。 [一言] そんば、ってなんですか?
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