表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
我らの名は「名無の盗賊団!」  作者: こっこ治郎
第一章 最初の一歩
4/17

修行するか……

四つ目です。楽しんでください。

 俺は一つの賭けに出た。

 それは、自分から声を出すのではなく、<痛み><恐怖><不快感>などから出る赤ちゃんの生理現象である泣くという賭けに出た。

 ならばどうするか、そこら辺にあった木の棒や葉っぱなどを使い自分を傷つける。

 結果は大成功。

 ちゃんと自分は泣くことができたらしい。足音が大急ぎでこっちに近づいてきている。それも動物などではなく。人が走ってきている音だ。

 そして俺はこの世界に来て初めて人とあった。

「なぜ、こんなところに赤ん坊が……」

 と老人がいった。

「生涯、孤独にただ自由に生きようとする儂に神からの贈り物かの?」

 老人は深く考えこういった。

「まさかこの年になって子育てをすることになるとは」

 よかった、俺は心の底からそう思った。なぜだろう、嬉しくなり、また生理現象である泣くという行為をしてしまいそうになった。

 俺は、やはり身体年齢は子どものままで、一回目の人生で学んだことは変わらず覚えているが。精神年齢は一回目と今の人生どっちももっているようだ。

 でなければ、俺が嬉し泣きや恐怖で声が出ないなんてことは一回目の人生ではなかったからだ。

 「さて、帰ろうか我が家へ。」

 老人がそういった。

 ああ、帰ろう。俺はそう思い深い眠りについた……



見てくれて誠にありがとうございます。

至らないところ、良くないところがございましたら、色々感想に書いてください。感想を書いてくださるだけでとてもやる気が出ます。

では、また次回でお会いしましょう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] 同じ人の「」が2回続くのは少し、変に感じる人もいると思います。 [一言] これからも頑張ってください。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ