63粒目「恥を忍び」
夏芽は不思議そうに私を見ながらコーヒーを口に含む。
コーヒーカップのすぐ隣にはザッハトルテと無糖クリームが乗った皿が置かれている。
ショコラブリーによる活動の成果が徐々に表れ始めた。チョコレートが継続的なブームとなり、チョコレート商品の開発に力を入れる飲食店が現れたのだ。
私の目標は夏芽の家を安堵すること。
そのためには赤字を解消するか、どこかのグループに引き取ってもらうしかない。
しかし、既に脱税してしまった人を改心させるのは骨が折れる。受け入れる側にとっても課題ではあるのだが、百合園を守るにはこの方法しかない。
「そういうわけだから、夏芽はお父さんを何が何でも説得してほしいの。私はヘルスケアスリーツに行って社長を説得する。このまま経営が悪化したら、家を売却しないといけないんでしょ。吸収合併してもらえば、生活面の安全は保たれるし、虎沢グループに嫁ぐ必要もなくなるよ」
「実はそのことなんだけど、昨日お父さんに尋ねたら、虎沢グループの傘下に入りそうなの」
「……それはちょっとまずいかもね」
先手を打たれたようにも思えるが、狭山と虎沢グループには繋がりがある。
以前虎沢グループ傘下に入った企業を調べたところ、労働基準法無視の過酷な労働環境とも言われ、利益を出せる者は吸い上げられ、利益を出せない者は容赦なく首を切られる実態だ。法律上はクビにしにくいが、労働者側の人間が逆らえないことを熟知しているようだ。
労働者自身が労働にまつわる法律を知らないのだ。
無論、こんな企業は氷山の一角だが、虎沢グループはブラック企業としての傾向が顕著だ。以前も吸収合併したばかりの企業が半年持たずにお取り潰しとなっている。どんなことをしても利益を出さなければ失業の危機があり、社員たちは手段を択ばずに仕事することを余儀なくされている。
ましてや脱税している上に、売り上げが下がる一方の狭山が傘下になれば、どうなるかは火を見るよりも明らかだ。ならばヘルスケアスリーツのように、吸収合併した企業の営業利益をある程度保証してくれるグループ企業に入るべきだろう。ここは計画を変更しよう。
「狭山社長に会わせてくれない?」
「いいけど、そんなことしたら、今まであたしのために動いてくれたのが璃子だってバレるよ」
「今はそんなことを言ってる場合じゃないでしょ。どうしても助けたいの。友達は二度と見捨てない」
「……分かった。日曜日の正午、うちの会社に来て」
「ふーん、そういうことだったんだー」
「「!」」
聞き覚えのある声が後頭部を突き刺すように聞こえた。
振り返ってみれば、サングラスをかけ、ベレー帽をかぶった凪が腰かけている。
声を聞くまで分からなかった。友恵さんのコーデを着こなし、灰色のベストが男性感を漂わせ、パッと見なら男子にしか見えない。ここまで見事な男装は見たことがない。ショートボブの髪型も、短髪のイメージが強いプラスに働いているし、探偵の性なのか、気配を消すことにかけては一流だ。
「……どこから聞いてたの?」
「まずは脱税を認めさせないとって言ったところから」
「全部聞かれてたんだ……これには深い事情があって――」
「分かってる。要は追加徴税を払わせた上で、ヘルスケアスリーツの傘下に狭山を入れて倒産回避したいってことでしょ。そこまでする理由は、何か会社の大事な商標を守りたいとか?」
「狭山が潰れてしまったら、夏芽の家を全部売り払わないといけないの。家には夏芽にとって大事な百合園があって、お母さんの形見なの」
凪は一瞬目を大きく見開くと、夏芽の顔を見たまま口を開いた。
「なるほど、そんなに大事な場所なら、絶対に守り抜かないとね。ヘルスケアスリーツの社長に会うんでしょ。あたしも同行していい?」
「うん。凪がいた方が安心できるし、凄く助かる」
「凪、ありがとう」
「いいのいいの。璃子の友達だって、あたしにとっては大事な仲間だし」
「……」
夏芽の表情が微かに曇る。嬉しいことではあるが、どこか腑に落ちないようだ。
まるで手柄を横取りされたような視線を向けつつも、夏芽は凪に感謝する。
日曜日の正午、私は夏芽の家で待ち合わせし、一緒に狭山本社へと赴いた。
アパレル企業として一世を風靡していただけあり、オフィスビルとしては大きめだが、下の階層になるほど手入れが行き届いておらず、内側の床や壁が汚れている。一方で窓の拭き掃除は行き届いているあたり、経費は削っても世間体は非常に気にする企業体質だ。
社長室に着くと、夏芽が恐る恐る指を木造扉に軽く打ちつける。
「お父さん、あたしだけど」
アポの確認をするかのように、夏芽は腹の底から大きめに声を出した。
「入りたまえ」
扉の奥から低い声が届くと、夏芽は扉を開け、私を招き入れた。
「ふっ、会社の救世主と聞いたが、まさかそんなか弱い小娘とは」
私のことを嘲笑うかのように狭山社長が言った。腰かけたまま立とうともせず、見下しているのか見上げているのかが分からないくらいには位置と態度の矛盾を感じる。
「こんにちは」
特に気にする素振りを見せることもなく、挨拶の言葉を投げかけた。
「悪いが私は忙しいんだ。大した用じゃないなら帰ってくれ」
「別に帰っても構いませんけど、その時は脱税の件を公にさせていただきます」
「なっ……まさか夏芽、お前が話したのかっ!?」
顔色が一変すると、威嚇するように目を尖らせた。
「早まらないでください。経営状況を説明してもらっただけです。脱税は経費の内容で分かりました。一刻も早く申告して、追加徴税を受けたらどうなんですか?」
「君は世の中のことをよく分かっていないようだ。脱税している企業など山ほどある」
苦し紛れの言葉を吐きながら窓の方向を向いた。
後ろめたいことがある人の仕草だ。本当は今すぐにでも救われたい。
愚直に改革案を述べるだけでは反発されてしまう。まずは牙城を崩し、意見を求めるのを待つ。説得するのではなく、末路を述べてそれでもいいのかと尋ねる。
後は相手次第となるが、これしか方法はない……。
「でもこのままバレてしまえば、狭山さんは社会的信用を失ってしまいますよ。経営状況が悪化している中で脱税を隠し続ければ破産します。虎沢グループの傘下になると聞きましたけど、利益を出せない企業は半年持たずお取り潰しになります。寿命が少し伸びるだけで、倒産は時間の問題と思いますが」
「だったらどうしろと?」
「私に考えがあります。ヘルスケアスリーツに全てを自供した上で吸収合併してもらって、スポーツのユニフォームを専門に扱うアパレル企業になるんです。今の狭山は洋服を中心に売っているようですけど、海外ブランドに競り負けています。しかも以前より値上がりしたことで、お客さんが減っていますよね。スポーツのユニフォームは高くても需要があります。実はこの前、狭山さんの工場を覗かせていただきました。商品は全部手作りで、職人としての拘りは、方針を変えても通用するはずです」
狭山の工場は時代に逆らおうとするが如く、手作りで洋服を作る職人たちがいた。
しかし、時代が求めているのは、均質性が高く、機械動力によって量産された安価な服だ。特に洋服は某大手企業が賃金の安い後進国での量産によって成功を収めている。
スポーツのユニフォームは1人1人背番号や名前が異なるため、手作りにせざるを得ず、ファンが自分用のユニフォームをオーダーメイドで作る店舗は、地元ではまだマイナーな市場であった。手作りなら職人技が活きるし、一定の人気を誇るスポーツ業界でなら需要が期待できる。
予てからヘルスケアスリーツは、手作りによるユニフォーム量産を目指しているが、人件費が高いために断念しようとしていた。一方で虎沢グループはホテル事業がメインで、ホテルの支配人のための背広を手掛けさせることが目に見えている。背広にも種類はあるが、画一化しても問題ない企業なら機械動力による量産をいずれ導入するはず。ならばやるしかない。
「……ヘルスケアスリーツは知っているが、本当に大丈夫なのかね?」
「はい。今度交渉しに行く予定です。交渉がうまくいけば、いずれヘルスケアスリーツの社長に会っていただくことになります。たとえ嵌められたとしても」
「えっ、どういうことなの?」
「狭山社長は旧荒井グループに唆されて脱税したの」
「なっ! 何故そのことを!? 夏芽にも話してないことだぞ!」
「さっき仰ったじゃないですか。脱税している企業など山ほどあると。あれだけ権勢を振るっていた旧荒井グループが何故虎沢グループに吸収合併されたか。それは他の企業との間で起こった贈賄の件を揉み消してもらうためで、あなたもそのことを知っていた。狭山さんの役員や社員は真面目に仕事をしていました。私利私欲で脱税をするとは思えません。脱税したお金は全部賄賂として渡したんですよね」
「信じられん。僅かな言葉だけでそこまで分かるとは……まさかとは思うが、前々から陰で夏芽を手助けしていた黒幕の人物は君だったのかね?」
「そうです。夏芽は旧荒井グループに嫁ぐことを嫌がっていました。どうしても助けたかったんです。今回も同じです。どうか夏芽から、思い出の場所を奪わないでください。お願いします」
夏芽の代わりに恥を忍んで頭を下げた。
これは人の尊厳に関わる重大な問題だ。
ましてや心の拠り所だった百合園を奪われれば、夏芽が夏芽ではなくなる。私がチョコレートを取り上げられるようなものだろう。社会の事情で子供が苦しむことなど、あってはならない。
そんなこと……あっちゃいけないんだ……お兄ちゃんの二の舞は踏ませない。
「狭山社長、会社は必ず助けます。全ての事情を教えて頂けませんか?」
「……バブルが崩壊した後、経営難に陥った我が社は、取引先だった旧荒井グループから、脱税した分を賄賂として渡してくれれば優遇措置を取ると言われた。うちは多くの社員を抱えている。藁にも縋る思いで応じたら、今度は脱税の件をバラさない代わりに不利な条件での取引を要求されて、渋々取引を続けていた矢先、旧荒井グループが虎沢グループに吸収合併されて収拾がつくかと思えば、今度は虎沢グループに揺すられる破目になった……自業自得と言えばそれまでだが、追加徴税を払う余裕はないんだ」
「その追加徴税を公にした上で、ヘルスケアスリーツに負担してもらうんです。虎沢グループから逃れるにはこれしかありません。不利な条件での契約と、痛みを伴う社会的制裁が待っていることは間違いありません。それが失敗を許さないこの国で生きていくということです。信用を取り戻すには時間がかかると思います。でも必ずやり直せるはずです。狭山社長が夏芽を嫁がせようとしたのも、脱税に手を染めたのも、社員たちの生活を守るためですよね?」
「ああ、社員たちは創業以来、ずっと私についてきてくれた。どこで間違えたのか、社員たちには済まないことをした。償う機会を与えてくれるなら取引に応じると、ヘルスケアスリーツに伝えてくれ」
渋々と口を動かし、右手の拳に力を入れた。
苦渋の決断だろう。だがそれこそが、責任を取るということだ。
不正で痛い目を見た人たちと同じ痛みを背負うことがせめてもの償いだ。捕まらないだけまだマシと思うべきだろう。この人の性格が邪悪に見えたのは、きっと良心が忙殺されたからで、日曜日でさえ会社に来ていることからも、心に余裕がないことが見て取れる。
生きるために仕事をしているというより、仕事のために生きている。
狭山本社を去ると、気が抜けたように体が軽くなる。社内の雰囲気はどこか殺伐としていて、まるで余裕が感じられなかった。仕事はまともにこなせるが、まだまだ昭和臭が漂う職場では、ハラスメントは当たり前だが、誰もが当たり前の光景として受け入れているのだ。
「璃子、ありがとう。お父さんを説得してくれて」
「これでどこかに嫁ぐ話は当分先送りにできると思うよ。問題はヘルスケアスリーツだけど」
「確か社長は早矢仕勇って人だったっけ?」
「うん。早矢仕社長とは凪が一度会ってるし、どうなるかは分からないけど、賭けてみる価値はあると思うよ。虎沢グループに嫁ぎたくないでしょ?」
「当たり前でしょ。あたしが不登校になったのは、虎沢君への抗議でもあったの。お父さんが同じ学校だからって、執拗に交流することを強要してきたの。参観日の時、一度顔を合わせたけど、凄く人相が悪くて、とてもうまくやっていける気がしなかった」
「同感、私のしたことは間違ってなかった。そのことが分かっただけでも、有意義だった」
「ふふっ、何その今生の別れみたいな言い方」
「そんなつもりはないんだけど。じゃあまた今度ね。結果が出たらメールするね」
「うん。期待して待ってる」
髪を後ろへと手で梳く夏芽。いつもの明るさが口元に表れているようで安心した。
お互いに手を振り、一緒にいられないことを惜しむように何度も振り返った。
前科持ちに厳しい日本社会において、果たして尻拭いをした上で受け入れてくれるのだろうか。懸念すべきは相手が持つ寛容さがどれほどのものであるかだ。
凪は早矢仕社長に意見し、ヘルスケアスリーツのスポーツクラブに有名人への接触を制限する内容のルールを導入させた。早矢仕社長は凪がサイバーモール社長令嬢と知って急に態度が変わったと凪は言ったが、だとすれば相当な権威主義だ。凪には確かな勝算があった。
後日、私は凪同伴で早矢仕社長に会うこととなった。
ヘルスケアスリーツ本社は京都市にある。凪の車に乗り、一緒に後部座席に腰かけた。
いつもこの豪華な車に乗って通っているのかと、凪の境遇を少しばかり羨んだ。しかし、凪にとっては普段通りの光景で、慣れ親しんでいるものだ。
京都に着くと、テレビで見たことのある光景が目に映る。古い建物のそばに真新しい建物が共存しているのが特徴だ。早矢仕社長は東京の人らしく、先代から後を継いでから業績が上がっている。
鱈子唇が特徴の顔に黒スーツ姿の早矢仕社長と私の視線が合う。
「なるほど、事情はよく分かりました。でも追加徴税を払うのはちょっと……」
「ですよね……アパレル企業を探しているとはいえ、訳ありの企業は気が引けますよね」
「そう思っているなら、どうしてそのような企業を傘下に勧めるんですか?」
「狭山さんは経営が厳しい時、旧荒井グループに足元を見られて、優遇する代わりに、脱税したお金を賄賂として送ったんです。銀行は狭山さんが経営悪化しているという理由で融資をしなくなりました。バブルの頃とは態度が180度変わったんです。他の取引先からも打ち切られてしまったことで、脱税に応じる以外に打つ手がなくなってしまったんです。日本社会が失敗に寛容な風土なら、不正に加担することはなかったんじゃないかということです。そういう意味では、狭山さんはある意味被害者と言えます。このまま虎沢グループの傘下になれば、また不正に手を染めさせることは目に見えています」
「あたしからもお願いします。狭山さんはあたしも観察しました。見所はあります。あんなにも良心的な企業が悪に加担するところを見過ごすつもりですか?」
早矢仕社長が右手を顎の下に添えながらも顔色が渋くなる。
引き受けてくれる確率は奇跡に等しい。相手が応じるかどうかはちょっとした仕草で分かる。
凪は余裕そうに口を閉じ、パチパチと瞬きをしながら淡々と説明を繰り返す。交渉の席と割り切っているのか、一切の感情はなく、できることをするだけだ。
「そうはいってもねー。狭山さんの実績もバブル期までだし、難しいかもしれませんねー」
日本人が言う難しいは無理という意味だ。何度かお兄ちゃんが躓いた言葉である。
お兄ちゃんや外国人の感覚だと、難しいけどできるんだろうと受け取られてしまう。
正直に無理だと言ってくれた方が清々しいのも分かるが、思っても率直に言わないのが、この国における大人の定義だ。正面から堂々と殴り合いをしない姿勢は理解できるが、断る時くらいはちゃんと言った方がいい。変に期待させる方が人を傷つける。
お兄ちゃんは言った。大人は劣化した子供であると。
平行線のまま交渉が止まったところで、私は諦めかけた時だった――。
凪が真顔のまま立ち上がった。秘書が用意したお茶には一切手をつけず、あくまでも話し合いにだけ集中している。こんな時の立ち回りを見習うように、私のお茶には手をつけなかった。
「分かりました。そこまで仰るなら、無理にとは言いません。今年度までお世話になりました」
「今年度までって、それはどういう意味ですか?」
「ヘルスケアスリーツさんはタレントップと契約を結んでいますよね。あたしがタレントップの降谷に一言告げれば、簡単に業務提携を解消することもできるんです。スポーツクラブは売り上げが下降しているようですけど、重要な取引先を失ったら、危ないんじゃないですか?」
「……あのねー、いくら凪お嬢様でも冗談きついですよー」
「冗談なんて言ってませんけど。あたしもこんなことは言いたくないですけど、改心する気のある企業を見捨てるようなら、こっちにも考えがあると言うだけです。半年だけでも傘下にして様子を見ていただければ、それで充分と思ったんですが、ただただ残念です」
「ちょっと待ってください。分かりました。追加徴税を肩代わりしましょう。ですが半年だけですよ。成果を出せなければ、うちとしてもお取り潰しにせざるを得ません。それで構いませんか?」
「ええ、構いません」
急に凪がニコッと満面の笑みを浮かべると、早矢仕社長はホッとしたような苦笑いを浮かべた。
結局、ヘルスケアスリーツは株式会社狭山を傘下として受け入れたのであった――。
いくつもの芸能事務所と業務提携を結び、スポーツクラブを宣伝しているヘルスケアスリーツの急所を見事に突いた交渉だった。凪に見放されたら、他の芸能事務所との契約にも影響が出ると考えたのだろうか。半年以内に利益を出すという条件付きではあるが、どうにか契約に漕ぎつけることができた。
凪がいなければ……この結果はなかった。
「凪もやる時はやるんだね」
「璃子1人じゃ心配だったの。交渉っていうのは、ただ説得すればいいってもんじゃないの。力関係で上位になってからやるものだよ。話せば分かってくれる人の方が少ないんだから」
「ありがとう。お陰で助かった」
「でも相手も強情だったし、半年の猶予期間を与えるのが限界だったなー」
「これがラストチャンスだし、狭山さんは死に物狂いで頑張ってくれると思うよ。それに、これで悪徳企業になりかけた1つの組織を救うことができた」
凪の腕に抱きつくようにしながら頭を肩に乗せた。
一瞬、凪の体がビクッと震えた。だがすぐに抱擁を受け入れ、凪も頭を寄せてくる。
後日、株式会社狭山はヘルスケアスリーツ傘下のアパレル企業として生まれ変わった。洋服ブランドから一転してユニフォーム開発に回ることとなった。半年で利益を出せなければ狭山は終わりである。競争社会にとって、人間は環境の奴隷でしかないのだ。
奴隷制度がなくなった今も、奴隷と呼ばれなくなった奴隷たちは藻掻き続けるしかないのだ。
無論、私も学生という名の奴隷である。社会人とも大差はない。
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早矢仕勇(CV:香取慎吾)




