55粒目「隠れ家カフェ」
忍び寄る1人の影がようやく姿を現すと、目の前には浅尾君が真顔で佇んでいる。
虎沢君もようやく姿を認識すると、やっと私から目線を外した。
スタッフルームへの入室には、運営スタッフの許可が必要のはず。浅尾君がここに来る理由があるとすれば、スタッフの中に身内か知り合いがいる。
「なんか騒がしいと思って来てみれば、こんな所にいたのか」
「どうしてここに?」
「スタッフルームに俺の知り合いがいて、荷物を届けに来た」
やや大きめの鞄を見せるように持ち上げる浅尾君。華奢ではあるが力持ちだ。
「おい、俺はこいつと話してんだよ」
「ナンパなら他でやってください。俺とこいつは今つき合ってるんで」
「「「!」」」
大胆にも浅尾君が私の肩に後ろから手を回し、自らの近くに体を抱き寄せる。
「えっ……璃子、浅尾君とつき合ってるの?」
「う、うん……幼馴染なの」
「ところで、うちの連れに何か用ですか?」
「お前に関係ねえだろ。俺はそいつの兄貴に用があるんだよ。家まで案内してもらうためにな」
「いい加減にしないと警察呼びますよ。さっきから聞いてりゃ一方的だし、相手が嫌がってるのが分からないあたり、相当神経をやられてる脳足りんみたいですね――がはっ!」
携帯電話を取り出した浅尾君が腹部を抉るような拳を一発貰い、一瞬の間に吹っ飛ばされた。
大きな音を立てながら壁に激突する。腹部を押さえながら大きく叫び声を上げる。
見ていられなかった。お兄ちゃんが言った通り、護身術まで体得しているこの人を相手に勝ち目などなかった。このことを知らなかった浅尾君にとっては悲劇だろうか。
しかし、浅尾君の仕草からはあえて挑発したようにも思える。
「ちっ!」
騒ぎを聞いたスタッフが駆けつけてくると、虎沢君は裏口から逃げてしまった。
震えが止まらなかった。浅尾君がいなければ、御礼参りされるところだ。お兄ちゃんが遺した置き土産は思った以上に大きかった。学校から事実上の永久追放処分にされた時、担任教師の書類やクラスメイトの教科書やノートをビリビリに破いたのが響いている。
仕返しをしなければ気が済まない性格が災いした。
「どうしました!?」
慌ただしく聞いてくるスタッフに凪が事情を説明する。酷く驚いたスタッフの男性は戸締まりを徹底するようにし、後日被害届を提出することに。私が虎沢君を知っていたのは不幸中の幸いだった。
「浅尾君、さっき叫んだのって――」
「流石だな。あれだけ盛大に叫んでおけば、あいつも怯んで逃げると思った。良い演技だったろ?」
「だからって挑発なんかして……相手は虎沢グループの御曹司だよ。常識が通用する相手じゃないのに。あの邪悪なオーラで分からなかったの?」
「もちろん分かる。気が短そうだったから、わざと殴ってくるように仕向けた。それに避けたりなんてしたら、また葉月に当たっちまうだろ。もう逃げないって決めたからさ」
「浅尾君……」
口角を上げる浅尾君、空元気なのがすぐに分かった。
まだ腹部を押さえているあたり、急所を突かれていることが見て取れる。
こんな状態になることを分かって私たちを助けてくれるなんて。二の舞を踏まないのは立派だけど、無茶をするところはお兄ちゃんにそっくりだ――いかん、またお兄ちゃんと重ねてしまった。私たちを守ろうとしてくれただけなのに、どうしてこうも鼓動が激しくなるんだろう……。
漠然とした違和感を持ちながらも、私たちはスタッフルームを飛び出し、売店を回りながら過ごす。
結局、私たちは午後6時まで待ち、結果発表を待ったが、何の賞も受賞できず、今年のユニフェスはその幕を閉じた。凪が足を捻挫してしまったこともあり、ユニットでの活動はしばらく延期となった。
日が沈んでくると、私たちは夕食のため、サイバーカフェへと赴いた。
静乃たちに浅尾君たちだけでなく、夏芽たちも誘い、凪の奢りで大きな一室を独占する。
「とんだ災難だったねー」
「璃子も凪も可哀想。私がその場にいたらとっちめてやったのに」
「秋葉じゃ無理。女子に手を出してこないとも限らないし、逃げるのが正解」
「浅尾君が2人を守ってくれたって聞いたけど、結構見直したかも」
女子たちの間で浅尾君が再評価されている。
嬉しいと思う反面、不安な気持ちまで襲ってくる。
不覚にも取られてしまわないかと感じてしまった。
やはり何か変だ。彼氏のふりをしてもらってから、ずっと彼のことが気になって仕方ない。だがここはちゃんと誤解を解いておかなければ、勘違いから騒動が起こるに違いない。
「でも浅尾君って、璃子とつき合ってるんでしょ?」
「「「「「!」」」」」
何の悪気もなく凪が言った。凪には事情を伝えていない。
「凪は知らないんだっけ。璃子と浅尾君は仮交際の状態で、つき合ってるふりってやつなの」
「仮交際だったんだ。とてもそうは見えなかったなー」
「時々あんなことがあるから、一応守ってもらってるの」
「じゃあさ、あたしが浅尾君とつき合ってもいいんだ」
「駄目……冗談でもそんなこと言わないで」
「あははははっ、ごめんごめん」
後頭部に手を当てながら誤魔化そうとする凪。
「それより、足を捻挫したんでしょ。大丈夫なの?」
「大丈夫、踏ん張ろうとして捻っちゃっただけだし、すぐ良くなるって医者も言ってたから」
包帯が巻かれている右足首を見せる凪。
こうなったのは半分私のせいだ。私が凪とユニットを組まなければ、浅尾君も凪も怪我をすることはなかった。色んな意味でアイドルの仕事に限界を感じてきた。
ユニフェスに出場して優勝したユニットはもちろんのこと、入賞した人たちもアイドルとして類稀な才能を持っていた。どう足掻いても彼らに勝てる気がしなかった。
翌日、危機を感じた私は、降谷社長にユニット解散を願い出た。
「何を言うかと思えば、そんなことでユニット解散してたら、この先身が持たんで」
「虎沢君は私を狙ってユニフェスにやって来たんです。私が凪と一緒にいる限り、また凪の身に危険が及ぶか分かりません。私にもっと力があれば、凪は捻挫をしなくて済んだんです」
「そのことやけど、警察が言うには、虎沢っていう奴はユニフェスに来てなかったそうやで」
「! ――嘘です。確かにこの目で見ました。本当に警察がそう言ったんですか?」
柄にもなく降谷社長の机に掴みかかりながら尋ねた。
「ああ、間違いないってな。他人の空似とちゃうかってゆうてたわ」
「虎沢君は捕まってないんですか?」
「捕まってない。確か璃子ちゃんの2つ年上やろ。仮に捕まえたとしても、少年法ですぐ出てきてまう。それにうちとしても、これ以上事を荒立てる気はない。凪ちゃんも同じ意見や」
「そんな……」
間違いない。これは警察による隠蔽工作だ。
凪は隠蔽されようとしている事実を知っているはず。
ましてや当事者でもある凪が屈するのはどう考えてもおかしい。
虎沢君の祖父は岐阜県警署長と聞いた。そして虎沢君の父親は虎沢グループ総帥で、中部地方全般に大きな影響力を持つ。警察に対して圧力をかけるには十分だ。どうりで通報すると言っても動じなかったわけだ。いつお兄ちゃんに御礼参りをしてくるか分からないし、この状況で警察に協力を依頼するのは無理だ。彼らは事件が起こってから出なければ動いてはくれない。
とてもアイドル活動などしている場合ではない。
ましてや次のライブ予告なんて、敵にこっちの居場所を教えているようなものだ。彼が私に接触するようなことがあれば、また周囲の人に危害が及ぶ。何故引きこもりが一定数いるのかが分かった。彼らは理不尽な社会につき合い続けるのが心底あほらしいことに気づいている。
無論、私もその1人である。外の世界につき合わされる方の身にもなってもらいたい。
「でしたら、事務所を辞めさせてください」
「あのなー、璃子ちゃんはうちの主力やで。アイドルやったら、頭のおかしいファンが暴走するのはよくある話や。もしこのことが公になったら、タレントップの将来に支障をきたしてまう」
「凶悪犯が身近に放置されていて、それを組織的に見過ごすような事務所の将来なんて、私はとても支持する気にはなれません。申し訳ありませんが、何の対策もしないのであれば、辞表を書いてきます」
「ちょい待ちーや。誰が対策しないなんてゆうた?」
「――どういうことですか?」
「詳しい話はあたしから。社長もそれでいいよね?」
社長室の扉が開くと、右足を庇いながら凪が姿を現した。
「おう、後は頼むわ。あんま早とちりしすぎると、後悔するで」
降谷社長が退室する。私と凪が2人きりになると、外の大広間からも人がいなくなっていた。
「せっかく作戦がうまくいっているのに、どうして妨害するわけ?」
「作戦って……何の話?」
「璃子には説明しておいた方がいいって、社長に言ったんだけどねー」
「?」
首を傾げながらも、私は凪から事情を説明された。
虎沢君による浅尾君と凪に対する暴力行為は事実上揉み消された。
被害者が浅尾君だけなら、事件は何事もなく終わっていただろう。だが凪はサイバーモール社長令嬢ということもあり、騒ぎを大きくすれば、サイバーモールと虎沢グループの業務提携に響くという。
当然ながら、天羽社長もこのことは知らない。既に隠蔽されたとなれば、言ったところで信じてくれないばかりか余計に仲が悪くなることが目に見えている。海外進出を目指すサイバーモールにとって、虎沢グループは重要な取引先だ。しかも親戚の大半が虎沢グループを支持していることもあり、もしこの取引が頓挫するようなことがあれば、天羽社長は親戚一同の信用を失い、不信任案件となる。
告発すれば父親の立場が悪くなる以上、迂闊な行動はできない。
警察も多少の事件では動いてくれないし、やはり弱者が泣き寝入りするしかない世の中なんだ……。
「だから告発しないと?」
「今はね。でもあたしはそこらの臆病者とは違う。絶対に告発してみせる。そのためには親戚一同を説得できるだけの証拠を見つけないと」
「前々から思ってたけど、凪ってもしかして――」
「ええ、お察しの通り、あたしは裏で探偵業を営んでるの。何らかの事情で警察にも相談できない事件だったり、警察でも解決できない事件を引き受ける諮問探偵。降谷社長はあたしが引き受けた最初の依頼人。タレントップの地下にはあたしの探偵事務所があるの。他の人には絶対内緒だよ」
「うん……」
私の予想通りだ。凪は人を見ただけで過去が分かる。
恐らく虎沢君のこともすぐに素性を見抜いていたはず。
凪が私たちの事情に詳しいのは観察したからで、誰かに頼まれて見張っていたからではない。私が合格したのが凪の推薦なら、あっさり所属できたことも頷ける。
「凪、私にできることがあったら教えて。手伝うから」
「……じゃあ1つ教えてくれない?」
「何を?」
「璃子のお兄ちゃんが虎沢に御礼参りされないといけない理由」
「!」
見破られていた。一瞬の間ではあったが、虎沢君の言葉を凪は聞き逃さなかった。
どうしよう……もし話すなら、葉月珈琲のことも話さないといけなくなる。
凪に小細工は通用しない。一部を話せば全体を見通してくるのが凪の観察眼。お兄ちゃんのことを詳細に話すということは、全てを話さなければならないということ。お兄ちゃんからは決して明かしてはならないと言われているが、どの道見透かされてしまうなら話した方がいい。葉月珈琲の件を伏せて話せば、バレてしまった時、自分はこんなにも信用がないんだと疑いの目で見られてしまう。
「無理に話さなくてもいいけど、あたしも黙っておきたかった件を璃子に話したでしょ」
それを言われると弱い。凪は自分の秘密を1つ明かす代わりに、私にも同じものを要求している。
先手を打たれた気分だ。どの道探り当てられるなら、今話しておいた方がいい。
――お兄ちゃん、ごめん、でも凪なら信用できる。探偵なら守秘義務にも慣れてるだろうし、ユニットを組んでいる仲間である以上、お互いに相手の弱みを握っていると思えば大丈夫だ。
「……他の人には絶対内緒だよ」
「もちろん。少なくとも、璃子が悪いことをしたわけじゃないってことくらい分かるよ。じゃあ今から地下室に行こっか。あそこなら人も来ないから」
「――ありがとう」
私は凪に案内されるまま、地下室まで赴いた。
通路である床下点検口は大広間の床の色に紛れており、誰にも気づかれない。梯子を使い、下まで順番に降りていくと、広く薄暗い一室の床に足を着いた。凪が電気を点けると、資料と思われる紙がたくさん載っている教員用テーブル、古びた回転椅子、雑誌が並ぶ本棚、最新式パソコンが見えた。
1人分の席しかないあたり、普段は凪1人で調べ物をしているようだ。
寝室、脱衣所、洗面所、トイレ、シャワールーム、アイランドキッチンまで完備されており、いざとなれば隠し扉から1階の裏口へ出ることはできるが、文字通り表からは見えないようになっている。
アイランドキッチンの上には、エスプレッソマシンやコーヒーマシンが載っており、軽食程度ならいつでも作れるようだ。さながら隠れ家カフェとなっている。
この地下室こそ、色んな人の依頼を秘密裏に引き受けている探偵事務所、『エンジェル・ウィング』の正体である。名目上はただの個人事業で依頼を引き受け、事件を解決する凪の秘密基地。依頼内容を考えれば、警察署にすら把握されない無名の探偵事務所であることも納得である。
何故タレントップの地下にこんな場所があるのかは不明だが、降谷社長もこの場所の存在は把握しているようで、設計したのは降谷社長の友人であるとのこと。
凪が回転椅子に腰かけ、私を見上げるように見つめると、両肘をテーブルの上につく。
「早速話してもらおうかな。ここなら誰も入って来れないから、安心していいよ」
「分かった。実は――」
まずはお兄ちゃんが不登校になった件を話した。
事実上の追放処分に加え、私まで道連れ不登校となり、通学できなくなった件、虎沢君がお兄ちゃんの日本人恐怖症に決定打を与えた件も全て。
お兄ちゃんが自分の店を構え、葉月珈琲として外国人観光客を相手に商売をしている件も。
今まで隠していた罪を自供するように話したが、おおよそ凪の推測通りだったようで、あっさり納得してしまう始末だ。最近外国人観光客が増えたことを不審に思っていたようだが、全てはお兄ちゃんがバリスタの世界大会で優勝したことにより、葉月珈琲が流行っていたためである。
時折欠席するのも、全ては葉月珈琲を手伝うためであった。
「ふーん、隠れ家カフェを構えていたのは、あたしだけじゃなかったんだ」
「黙っててごめんね。お兄ちゃんに固く口止めされてたから」
「心配しないで。そういう事情があるなら、日本人恐怖症を発症するのも無理ないと思うし、治るまではそっとしておいた方がいいかもね。でも不思議だよね。引きこもりなのに、カフェのマスターとしてコーヒーを淹れている時は生き生きしているなんて、うちのお兄ちゃんとは大違い」
嘆くようにため息を吐く凪。兄の将来を心配する気持ちは痛いほど分かる。
普段は家にいて目立たないけど、全国には大勢の引きこもりがいて、多くは居場所がないことに対する社会的ボイコットという名目で実行している。
能力が収入に結びつかない人が大勢いることは、もっと知られて然るべきだろう。
「凪のお兄ちゃんは引きこもって何してるの?」
「家でゲームばっかり。買い物は執事がしてくれるし、家から一歩も出ようとしないの」
「――羨ましい」
考えてみれば、一生分のお金があるなら引きこもりでもいい。
なら今の私の目標は、一生分稼ぐことでいいんじゃなかろうか。
手段は問わない。となればやはりタレントップでのアイドル活動は必須だ。今は好調とはいえ、いつお兄ちゃんの事業が頓挫するかまでは予測できない。良くも悪くも先が読めないのがお兄ちゃんだ。
「あのねー、面倒見る方の身にもなってよね」
「凪、これからは引きこもりが選択肢の1つになる時代が来ると思う。単純作業はロボットに取って代わられるし、本当に仕事ができる人しか働けなくなる。インターネットを使う仕事なら、職場をオフィスビルにする必要もないし、私の最終目的でもあるの」
「ふふっ、お兄ちゃんみたいなこと言うね。ていうかホントはあんたが引きこもりたいだけでしょー。まあ、気持ちは分からなくもないけど」
クスッと笑い、口を手で隠しながら凪が言った。
私たちの発想は似ている。これ以上世の中に振り回されるのは真っ平御免だ。
今後はアイドル活動の際、凪が必ず私と同行することが決まった。皮肉にも共通の敵によって結束が固まる格好となったが、やはり私は味方に恵まれている。
しばらくの時が過ぎた――。
9月を迎え、食レポが板についた頃、ショコラブリーのライブ開催が決定する。
いつものように静乃たちを誘ったが、この時期は中間テストが忙しいようで、不登校組しか来られないとのこと。中間テストが早く終われば来れるかもしれないと期待する。
中間テストか……学業から離れて長いが、中学卒業までの知識は既に習得済みだ。高校受験で使うことすらない知識だが、将来活きることはあるのだろうか。
ヤナセスイーツにも時々赴いた。早くも莉央さんが虎沢グループから内定を勝ち取り、大学を卒業したら系列の店舗に所属できるとのこと。グループには様々な企業があり、持株会社が本社として数多の企業をまとめることでグループを形成することができ、俗に言う財閥という存在となる。
一生分稼ぐなら、まずは葉月珈琲をグループ企業に成長させることを考えよう。参入しやすい飲食事業である以上、ライバルが最も多いことは覚悟するべきだろう。
お兄ちゃんはコーヒーを安く売ればスーパーやコンビニと競争することになり、あっという間に淘汰されることを知っていた。引きこもりが選択肢になることもお兄ちゃんを通して知った。この時はにわかに信じ難いと感じていたが、この先見の明に驚かされることになるのは、もっと先の話である。
アイドル活動が一段落したところで、ヤナセスイーツでお手伝いをする余裕ができた。
凪が便宜を図ってくれた。右足の捻挫は完治したようで、踊りも再び行えるようになるが、私たちに平穏が訪れることはなかった。凪に憧れ、私に嫉妬を向けるタレントたちが再び動き出したのだ。舞子たちは対立する格好となったが、全ては凪の作戦であった。
どうしてこうも外の人たちは戦わずにはいられないんだろうか。
いつまでこんな不毛な戦いを続けるのかと思うだけで引きこもりたくなる。
引きこもりは紛れもなく勝ち組だ。彼ら自身の努力で勝ち取ったものではないんだろうが、働かずに済むようになったならば話は別だ。誰とも争わず、趣味を楽しむことだけに全神経を注げるなら、それに越したことはない。何と優雅な人生だろうと見直される日が来てもらいたい。
浅尾君はどうしてるだろうかと、つい考えてしまう私なのであった。
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