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王に会っちゃった

まぶしい太陽の元


目が覚めた さて体が軽い いや軽いな 若返ったみたいだ


いや腕の筋肉 足の筋肉 割れた腹筋を見ても間違いない若返っている


それどころか若いころよりたくましい


しかしスッポンポンはないだろう この辺お願いしてなかったな・・・


しかし俺のムスコがでかい・・・こんな立派なもんを・・・


腰を回転したらムスコがバチンと音を立てる うほ このでかさなんだかこれだけで


強くなった気分だ 男なら分かるだろう


私は若い身体能力を単能してそこらじゅうではしゃぎまくった


1時間ほどはしゃいでいたら裸なことなども忘れてしまった


「きゃ~」


近くの林から悲鳴が聞こえる


おや女性の悲鳴のような・・・安全な場所じゃないのかな?


すぐに駆けつけてみると そこには道があり


幌馬車の周りを明らかに人間ではない物が取り囲んでいた


{なんだ あれ 安全な場所に転生と言ったのに安全じゃないじゃん・・}


すでに何人かの武装した人間が倒れている


馬車には年のころ15.6の少女とその両親と思われる人物がいる


{そういえば留美の転生されているはずもしや留美か?}


居てもたっても居られず私は飛び出した


無意識のうちに魔物どもを打ち果たしていた すげ~この体 武闘スキルマスターってのも

生きてるな


私は少女のその場にいき顔を見つめた 


{留美ではない すぐにわかると言ったが明らかにちがうな}


少女は

「た 助けていただきありがとうございます そ その あの」

少女は顔を赤らめている


親と思われた人物が声を出した

「助けていただいたのはありがたいが その紋章を見るに転生者様と見受けられる

命をお助けいただいた転生者様とて 皇女様の前で不埒な格好をしているのを

見過ごすことはできないのであります」

男は少女前に立ち少女から私が見えないようにする


少女のとなりに座っていた女性は少女を抱きかかえこちらを脅えた顔でにらむ




{なんて格好? は!}


ああああああああああああああああ


フル○ン丸だし うら若き少女に何をやっているんだ えーと 服・・・服ないぞ・・・


--万物創造で作れそうだな 麻が生えてる麻で服をつくるか?--


頭の中に声が響き渡る その声に驚くというより その場の状況を改善したくすぐに 作ってくれと念じた


するとすぐに目の前に服が現れた

すぐさまそれに着替えた


男は

「なんと何もない空間から服が・・・」


「かなりの高位魔法だ」


服を着替えた俺は再び振り返り


「すいません その 裸だったのは事情がありまして 声が聞こえたからあわてて飛び出たら 裸なのを忘れてしまいました いやはや」


しかし万物創造よなぜにこの格好なのだ?

Tシャツにジャージ もう少しましな衣装は作れなかったのか?


麻のTシャツはちくちくする パンツ無しで麻のジャージもちくちくする


--お前がそれをイメージしたんだろだせ~な--


長年の貧乏生活で俺のボキャブラリーのたまものか・・・


--つ~すかすげ~だせ~ぷっ--


うん?なんだって?

 

--いや 案内人だった使徒だよあたし 使徒は転生性者の導きと解析者を担うんだぜよろ~--


神の使徒?ああ あのときのたしかに口が悪い


--つ~かおまえ チ○コでけ~な ありゃ モテモテスキルもちだったもんな・・・その一因か笑えるな--


本当に口が悪い


少女

「怪我人の治療に当たれ 客人を迎えろ」


「はい かしこまりました」


ふむ そういえば俺は絶対治癒もちだったな


苦しんでいる男の傷口に手をかざした 男の傷口がふさぎ男に血色が戻った

しかし絶命しているものに同じようにかざしたが 傷口はふさがったが男は目覚めない

 

--無理だって絶対治癒は治癒まではできるが蘇生はできない--


そうか・・・ここが限界か


--いやお前はまだレベル1だからな その適正からレベル上がるのは遅せえけど そのうち 固定スキルはレベルがあり使えば使うほどに威力が上がる そのうちに蘇生も可能になるということだ ただし魂がまだある時だけだがな蘇生は--


「申し訳ない俺の力ではここまでのようです」


兵士長

「いえダークオークは魔導5000の魔獣さらにダークハイオークは魔導10000を超える魔獣です あなたがいなかったら

私らは全滅だったかもしれません 助かりました」


少女

「助けて 頂き誠にありがとうございます 私はファンハール王国の皇女アスナと申します

改めてあなた様のお名前をお聞かせ下さい」


「俺の名前はユウスケっていいます え~と 転生者?なのかな?」


アスナ

「この世界をお守りなる転生者にお助けいただけるとは

では ユウスケ殿 今回のお礼も兼ねて我が城へ招待したいが」


「いやあ 人を探してまして 留美っていいます 婚約者でして へへ」


--うぉA級ストーカーでたな--


{黙れ 落ちこぼれ使徒}


--なに 落ちこぼれだと あほ 転生者の解析者は天使への階段だ転生者の器により天使の価値は決まる

12もの特典を持つものの解析者はそうそうなれんから わたしはすごいのだ--


兵士長

「ルミ?うーん聞いたことがある

火炎の魔女 ルミ・ヤマグチ 別名裸の転生者」


山口留美

それが彼女の名前間違いない


「彼女はどこに?」


兵士長

「なんでも ブルンガルド公国で道にいきなり裸で出現して泣きながらある人物の名前を言いながら魔法を繰り出していたとか・・・たしか25年前の話で

恐ろしく美人で しかも年をとらない 現在はどこかの森にいると聞くが 上位魔法使いの転生者で前戦争の英雄ときく人物です」


{間違いない しかし25年前とはなんなんだ?一緒に出現するんじゃないのか解析者?って英雄?留美なにやったんだろ}


--・・・・・・・--


{おい 解析者?}


--だってルミのほうが先に死んでるだろ先に転生するにきまってるじゃん--



{まあそういうことか}



アスナ

「婚約者・・・ですか・・・そうですか・・・」

アスナは残念そうな顔でつぶやいた


母親らしき人物が口を開いた

「アスナ様この恩人をこのまま帰しては我が国の恥です 是非城にご招待をしなければなりません

でなければ 私もどんな罰を受けるやら」

とちらっと俺の顔を見る


兵士長

「是非私からもお願いします ユウスケ殿の体術是非我が国の兵士にも見せてみたいそれに部下も助けていただいた 私は王国近衛兵長 バミルと申します」


兵士「感謝の言葉が遅れました私は近衛兵キュイ」


「私は執事長のバックと申します 是非我が王にお会い頂きたい」


「申し遅れました 侍従のメルミスです是非に」



「いやあ ではお言葉に甘えてそれと

ブルンガルドって所に行きたいのですがその辺も教えてください」



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ファンハール王国


女官

「アスナ様お帰りなさいませ」


執事

「王様 アスナ様が イルミナ学園からお戻りになられました」


「おおお アスナ 無事だったか 魔物に襲われたと聞いて気が気でなかった」


アスナ

「父上 こちらのユウスケ様に助けて頂きました 命の恩人です」


「ユウスケとやら誠にありがたい 私はファンハール王のライルハルトである

そして妻のアスミロットである」


アスミロット

「アスミロット お初にお目にかかります アスミロットと申します この旅は我が娘をお助けいただき誠にありがとうございます

聞きましたところブルンガルドに行きたいとのこと

しかもルミ様をお探しだとお伺いしました」


「留美を知っているのですか?」


アスミロット

「突然我が国に現れた転生者様ですこの世界では特殊な能力を持つ転生者様は重要なお客様ですから

過去には転生勇者様が魔王を盗伐したという話もあります

ルビ様も強大火炎魔法を使ってバルバイト襲撃戦争を戦っていただきました

その活躍はすさまじい物でしたよ」



たしかに留美はこういうシチュエーションは好きだなそんなゲームをよくやっていたまあ俺もやってたけど

好きなゲームが二人とも同じだったというのが俺たちが惹かれあった理由でもある

魔法使いというのも留美らしい

使うキャラはいつもそんな感じだった


「ルミはいま何処に?」


アスミロット

「ルミ様はブルンガルドの国賓でしたが戦争の時はイルミナに滞在していました

戦争の時はイルミナからの援軍と共に駆けつけてくれました

その活躍から世界で知られるようになりまして

その美貌と能力から各国の王族から婚姻を求められていましたが

ルビ様は一向にその話をお断りになられました

なにせ年をとりません永遠の美貌をおもちです誠にうらやましい限りで・・

ルビ様には妹のように可愛がっていただきましたが私はこの国に嫁ぎましたのでお便りでやり取りをしていました

なんでもどこかに探し人が現れるので探しに行く旅をなさるとかで

それに魔法使いを極めてブルンガルド公国の転職システムによってテイマーに転職しております

ルビ様の事ですから上級な魔物をも手懐けておいででしょう」



{転職?}


--この世界では職業システムで様々な能力を得られる お前は戦士 武闘家はマスターで賢者の固定職もちで現在は賢者ってことになっている--


{戦士や武闘家じゃないのか?}


--戦士マスターや武闘家マスターも凄い職になるが誰でもその職業には付ける向き不向きはあるけどな

ただ賢者は神職系のマスターと魔法使い系のマスターにならないと普通は選べない普通の人間の寿命じゃまず無理だ最初から賢者を選べるのはまさにこの世界じゃチーとだよまあまだレベル1だけどな--


{さっきの魔物ってそこそこ強かったって聞いたがそれでもレベルは上がらないのか?}


--相手を倒すことで上がるのは魔導でスキルを活用することで上がるのが職業レベルだ

戦士や武闘家は闘うことで上がるが賢者のスキルを使わないで闘えば賢者の職業レベルは上がらない

魔導は生命力だから高ければ高いほど強いのは変わらないが闘う技術は職業レベルが大きく左右する

ただスキル威力は魔導の高さも威力に関係するからお前はレベルの低いスキルを使ってもものすごい威力になる ったく お前の魔導は異常だからな--


職業スキルか・・・結構興味あるな

やはりブルンガルドには行っておこう転職システムにも関心がある


「そしてバルバイト襲撃戦争とは?」


ラインハルト王

「ふむわしから説明しよう 今から20年前もう一つのバルハイトに統率のとれた魔物軍団が襲撃された

バルバイトはアルミナ王国圏の共同軍事国家で各国の精鋭が集まっており

またバルバイトにおいても多くの転生者が存在して防衛にあたっています軍事 科学各国の文化が集まっている国です

バルバイトがもし負ければ次は我が国かブルンベルトが被害にあうイオナル教国からも支援があり

イオナルの数学者マスターの賢者バインシュタインによりその時の魔王バルデスを封印した

これがバルバイト襲撃戦争だ」


魔物の襲撃か・・・物騒だな・・・


まあ25年もたっているんだゆっくり留美に会いに行こう


「では王様お願いがあります 実はこっちに来たばかりでお金がない

手っ取り早くお金を稼ぎたいのだがどうすればいいのだろうか?」


ラインハルト王

「ふむ転生者は流浪の身 国がひきとめてはいけない決まり故にどこの国にも属さず

中には国を起こした方もいます 貴方様も何かの指名があるんでしょう ラインハルト王の名のもとにフリーの討伐者の資格を与えます

ギルドの仕事も自由にお受け下さい そしてこの旅の我が娘の命を救ってくれたお礼に500万バルを受け取ってほしい」


{500万バルって日本円でどれくらい?}


--物品の価値の違いはあるけどおおよそ500万円ほどだよ--


{1バル1円くらいか・・}


--まあ価値の違いはあるよ 金属なんかだと日本は鉄<銅<金だけど こっちでは銅<鉄<金とかね--


「そんな大金いただけないと思いましたが・・こちらも無一文なんでありがたく使わせていただきます」


ラインハルト王「では今宵は宴だ 宴の準備をしろ」



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