プロローグ
よろしくお願いします。
1月5日 改稿しました。
1月6日 改稿しました。
俺はついに転生を果たした。公爵家の長男、エルト・ルフォートとしてだ。
これは転生前の俺が考えつく最高の転生だった。
その最高の転生の条件とは、
1、記憶があるまま転生する(生まれた時から)
2、中世ファンタジー世界に転生する
3、国の中心から離れた貴族の、しかも長男に転生すること
4、中心から離れているが、貿易の要衝を押さえていて、それなりの地位にあること
5、何か1つでも実用的なチートを持てること。
流石に5のチートは高望みが過ぎると思っていた。が、それもありがたいことに貰えた。
そのチートは【努力】。使い方を間違えなければとても便利なチートである。
しかし、ただ転生の条件が良かったとしても、舞台を用意しただけなのだ。
これは前世の俺と決別するための舞台。
大事なのは、この舞台を活かしたいのなら努力をし、結果を出す。
そう、結果さえ出せればなんだっていい。
「結果を出す。」
これが今世の俺の目標であり、
前世の俺と決別する原因にもなっていたんだ。
最後までお読みいただきありがとうございました。