#6紋章と闇の渦
いよいよ遼と鈴の修行開始です!
今回二人の両親初登場しますが詳細設定は文章に入れてません。
後々のストーリーで出てきますので今はボンヤリイメージでお願いします。
「さて、まずは道着に着替えてきてもらおう。集合は10分後だ。ルル、二人と一緒に着替えて道場へ連れてきてくれ。」
師匠は二人にそれぞれ白色の服を渡した。
「はい、師匠。さ、二人とも行きましょう。」
食事を終えた二人はいよいよ修行を行うことになった。
遼は自分の部屋に戻って渡された道着に着替える。
あまり普段着ている拳法の道着と代わり映えがないが、違うところと言えば帯が無い。
そして、左の胸には金色の糸で大剣と宝玉が先端に付いた杖が交差している紋章が刺繍されているところだ。
遼は着ていた自分のパジャマを脱ぎベッドの上に放り投げ手早く道着に着替えた。
外に出たところで、鈴とルルが待っていた。
「お兄ちゃん、ちゃんと服畳んだ?ルルお姉ちゃん
に見てもらおっか。」
「バ、バカ。余計なこと言うな。ちょっと忘れてただけだ。」
遼は慌てて部屋へ戻り、扉をバタンと閉めてベッドに置いてあった自分の服を畳んで枕元に置いた。
「ったく、鈴め。余計なお世話だ。お母さんがいるみたいだ。」
遼はふと元の世界にいる母親の顔を思い出した。
普段はあれやこれやと口やかましく遼の生活態度や部屋の片づけ等を注意する母親だが、いないとなるとなんだか寂しくなる。
お母さんの料理ってやっぱり旨いよな。
「なに?おにいちゃん、何か言った?」
「別に、何でもない。」
ルル、鈴、遼の順で横並びになり、3人は道場へ続く廊下を歩いていた。
「ルル、修行って何するの?」
「勇者の修行は私がしていた修行とは少し異なるようなので、私も詳しくは分かりません。ただ・・・」
「ただ?」
「父は死ぬこともあるって・・・」
遼と鈴が足を止め固まった。
「・・・・・嘘。いや、修行で死ぬって無いわ~、うん嘘、嘘。」
「・・そ、そうですよね。うん、私も大袈裟に父が言ってるんだと思いますよ。」
ルルはしまったという顔を隠せない。鈴はその顔を見逃さない。
「ルルお姉ちゃん、それホントの話でしょ。」
「えっ!いや、レイちゃん、あのね、えっと、あのぉ~」
「はぁ~・・・マジか。まあでも修行初日からそれはないでしょ。しっかり修行してから最後の卒業試験が死ぬほど厳しいって奴じゃないかな。」
「そうだよ、そうじゃなかったら最初に死んじゃうもんね。」
「そ、そうですよ!ええ!きっとそれです。だから一緒に頑張りましょう!」
一瞬完全に消えそうになったやる気を何とか二人は前向きさで取り戻し、3人は道場へと向かった。
道場の入り口の四本引きの引戸には【道場へどうじょう!】とダジャレが書かれた紙がでかでかと貼ってあった。
遼はあんぐりと口を開け呆れてその張り紙を見ていた。
「誰だよ、全く。緊張感が皆無だわ。どうせあの正面の横断幕書いた奴と同じ奴だろ。ふざけるな~。
こっちはこれから死ぬかもしれんっていうのにっ笑えるかぁああ。」
その隣で鈴は
「ぷーーーっ!、道場へどうじょうって、笑えるっ!!」
とケラケラ笑っていた。
「父が言うには、前回の勇者が修行の時に書いて貼って見ては笑っていたとのことでした。でも意味は道 場へようこそという意味なのではないんですか?」
ルルは真面目な顔で鈴に質問した。
「あっ、合ってる、合ってる、くくっくくっくぅ~。」
鈴は顔を真っ赤にして口を両手で抑え、笑いをこらえるので必死だ。
ガラガラガラ
引戸が内側から開けられた。
「待っていたぞ。さあ、中へ入りなさい。」
厳しい顔つきの師匠が3人に声を掛け、中に招き入れた。
中は天井も高くとても洞窟の中の一室とは思えない広い空間だった。
大きさで言えばちょうど中学校や小学校の体育館位の空間で、天井は何も細工はされていない岩肌、床や、壁面は石畳のように平らに加工されていたが、ツルツルではなくザラザラした触感だった。
洞窟内で光は入らないはずだったが、天井にはライトのようなものが3つ程宙に浮いており、道場内は昼間の屋外と同じ位明るかった。
そして、道場の中央の床には、胸の紋章と同じものが大きく刻み込まれていた。
遼は気になり
「師匠、これ何の印なの?」
と尋ねた。
「うん?ああ、この紋章は勇者のみに与えられる聖印だ。
ここは勇者の修行場として定められているから ここにその聖印が施されている、道着にもな。
ルルの道着にはその印は入っていないだろう。」
遼は気が付かなかったという素振りでルルの道着の左胸を見ると、そこには蒼色の糸で神官の杖と円形の盾が交差している刺繍が施されていた。
「その紋章は、我らクリスタ神官騎士団の紋章だ。まあルルは見習いのようなものだがな。」
「へぇ~。」
遼はまじまじとルルの左胸の紋章を眺める。
「あのっ、リョウ、あ、あまり近くで見ないで。」
「へっ?!」
ルルは頬をピンク色に染め固まってモジモジとしている。
「お兄ちゃんの、スケベっ!!ルルお姉ちゃんの胸見すぎでしょ!」
慌てて遼が後ろへ飛びずさる。
全くそんな気はなかったが、言われてみれば胸をガン見していたことになる。
「しまったっ!惜しいことした。」
「お兄ちゃん、心の声が漏れてるけど。」
「随分余裕だな、リョウ。私の可愛い娘の胸にそんなに興味があるかね、ん?死ぬかね?」
にこやかな笑顔を浮かべながらも、師匠からは禍々しいどす黒い殺意がこもったオーラが発散されているように見えた。
「いや、師匠がルルの紋章のことを言ったから紋章見ただけでぇっ!!
胸は見てません、胸わ!?」
師匠がやれやれという顔付にもどり、紋章のあった床に胡坐をかいて座り込んだ。
「ふん。まあそういうことにしておいてやろう。
さて、それでは集中しろ。修行に入るぞ。」
「ふーっ、やれやれ、今回は誤解だよ・・・。」
「リョウ、レイ二人はこの紋章の中に入って座りなさい。
ルル、お前は紋章から出て、そこから二人を見ていなさい。」
遼と鈴は並んで紋章の中央付近に座り、師匠と向かい合う形になり、ルルは紋章の外で座って二人の様子を見守る。
「二人ともこれから行う修行は、君達の心の強さを鍛えるための修行『闇の渦(やみのうず』だ。いいか、修行であることを忘れてはならない。これは修行だ。現実ではない。そのことを決して忘れてはいけないよ。もし闇に飲み込まれたらそのまま君達は帰ってこれず死ぬことになる。」
二人ともがギョッとお互いの顔を見合わせ、その直後に師匠に詰め寄りはじめた。
「ちょっ、ちょっと待ってよ、やっぱりいきなり死ぬような修行なのっ!?」
「ヤダヤダヤダぁ、まだ死にたくないよぉ~~!。」
「いいか、何度も言う、これは修行だ。それを絶対に忘れるな。」
遼と鈴に有無を言わさずそれだけ言うと、師匠は両手を胸の前で大きくパァンッ!と打ち合わせ、そのまま胸の前で合掌した状態で叫んだ。
「クリスタ神官騎士団団長ロード・クロサイトの名において、我は問う!汝ら勇者の魂魄に!大いなる光と力が宿りし魂魄よ!あらゆる負のアウラに打ち勝つ力の存在か、否か。今これより試さん!」
その次の瞬間、床面の紋章が金色に輝き、遼と鈴がその光に包まれていく。
二人の全身が金色に包まれると再度輝きが増し、まるでカメラのフラッシュのように閃光が煌いたかと思ったら光は完全に消失した。
「リョウ!、レイちゃん!」
ルルが紋章の中で意識を失い倒れている二人の元へ駆け寄った。
「お父さん、いきなりこんなのって酷いわっ!!」
「ルル、仕方がないんだ。これしか方法は無い。
どのみち何もしなければすべての世界が滅びる。時間もないんだ。
多少の荒療治はやむを得ない。
もしここでリョウとレイが死んだら、そこまでの運命だったということだ。」
「そんな言い方って!!」
「ルル、二人を信じてあげなさい。それしか私たちに出来ることはない。」
「リョウ、レイ。帰ってきて。私、もっともっと二人と一緒に居たいの。」
「ちょっと、遼、鈴、起きなさいよ。なんで二人でトイレで寝てんのよ。」
茶色のセーターにGパン姿の遼と鈴の母親真理が二人を揺すって起こす。
「・・・ん、ん? あれ?!ここ何処?
あれ、お母さん?ルルは?マスターは?」
「はぁ?遼あんた風邪でもひいたの?ルルって。風邪薬なら薬箱でしょ。
マスターって何のこと?鈴、起きなさいってば!
遼、鈴を起こしてよ。お母さんちょっと手洗ってくるから。あんたたちちゃんと勉強してた?」
真理は遼の方に厳しい視線を送る。
「おい、鈴起きろ。ちょっとおかしなことになってるぞ。いや、それが・・・あれ~?
クリスタへちょっと出かけてたっていうか、世界を救いに行っていたっていうか?」
鈴が目をこすりこすり体を起こした。
「あれ?お兄ちゃん、ここうちのトイレじゃん?
ルルお姉ちゃんは何処ぉ?」
真理は、はぁ~っと大きなため息をついて、
「二人して寝惚けてるの?ルルってだれ?
ここはうちで、あんたたちは二人でトイレでグーグーいびきかいて寝てましたよ。夢でも見てた?
鈴、学校の宿題終わったの?
遼、塾の宿題はできてるなら見せなさいよ。」
「え、いやだってさっきまで修行に入るところだったからそんなのやってないし。」
「修行って拳法の練習のこと?もうじき二人とも昇級、昇段試験だもんね。」
「拳法の話じゃないよ、世界を救うために俺たち勇者になったんだ。」
「へ~、いまそんなアニメが流行ってるの?
お父さん好きそうだよねそういうの。」
「違うよ、二つの世界があって俺たちはもう一つの世界へ召喚されたんだ。勇者として。
その世界を救わないと、こっちの世界もつながってるから滅びちゃうんだ。」
「そうなん?ふーん、まあ世界の平和もいいけど、加藤家の平和も考えてよね勇者様。
お母さんに叱られたくないなら早く勉強しちゃいなよ。」
・・・ダメだ。全く信じてないなあれは。
鈴が遼に耳打ちする。
「お母さんに言っても駄目だよ。この手の話をするならお父さんだよ。」
「だな。」
二人はとりあえず真理の言うことを聞いてリビングのテーブルで並んで腰を掛けて大人しく学校と塾の宿題をこなした。
そして、夕飯を終えたころに、父親の陽介が仕事を終えて返ってきた。
「ただいま~。」
「「お帰りなさ~い。」」
遼と鈴が直ぐさま玄関まで出迎えて陽介に近寄り、遼が
「お父さんちょっとお話があります。」
と話を切り出した。
「なんなんだよ、玄関でお出迎えなんて珍しいから何かと思ったらそんな神妙な顔して。
またお母さんに怒られたか?それとも携帯のゲームをやらせろって話か?」
「イヤ、そんなスケールの小さな話じゃない。」
「分かった、クリスマスのプレゼントにゲーム機買ってくれって話だな。
あ~、無理無理。俺にはそんな決定権ないぞ、ママに言え、ママに。」
イライラして鈴が口を挟んだ。
「違うってば、世界を救う話だよ。私たち勇者なの。別の世界に召喚されてその世界を救わなくちゃいけないの。」
陽介は、玄関先でネクタイを緩めながら二人の顔を見てニヤニヤと笑った。
「ほぉ、そりゃスケールがデカいなぁ。
でもなんでお前たちなんだよ。もっと強い勇者が他にいそうだぞ。
「くぅ・・仰る通り・・・・だけど俺達には選択権がない。もう勇者に決まっちゃってるんだ。」
「とりあえず、服着替えたいからお父さんの書斎へ二人とも来い。
話は聞いてやろう。夢や空想にしても面白そうだからな。」
陽介はトントンと階段を上がり自分の部屋へと入っていき、二人は陽介の後を追った。
書斎といっても4畳ほどのスペースしかない。
3人が入ると結構窮屈な感じだ。
陽介はネクタイを外し、机の上に置き、黒色のスーツ姿からのんびりできる灰色のスウェット姿に着替えて書斎の椅子に腰かけた。
遼と鈴はその部屋のスツールにそれぞれ腰かけ、遼がこれまで経緯を話し始めた。
「・・・つまりお前さんたちがその負のアウラを倒すか消すかしないとあっちの世界も、こっちの世界もその負のアウラに飲み込まれて消えちまうってことか?」
「あぁ、簡単に言えばそんな感じ。」
「ふ~ん、そんな並行世界の話は聞いたことがないけどな、ホントSFの世界だよな。」
「お父さん信じてくれるの?」
「全部を信じてるわけじゃないが、お前たちは嘘はついてないだろ。」
「なんで嘘じゃないって分かるの。」
陽介は鈴の頭をポンポンと叩き、
「アホ、伊達に刑事なんぞやってないわ。
それにお前たちが嘘をつくときの癖は知ってるからな。」
「お母さんにも説明したんだけど・・・」
「お母さんは嘘って言ったか?」
「いや、言ってないけど。」
「ほれ。そやろ。
お前さんたちのことは信じとるけど、家事に日々追われてるからなママは。
余裕がないんや。」
「じゃあ、お父さんは仕事ヒマなの?」
陽介は、大袈裟に驚いた顔をして
「一本取られたわ、えらいこと言ってくれるなぁ。
ヒマちゃうぞ、ただ仕事を家へできるだけ持ち込まんようにしてるだけや。
にしても、遼、鈴、お前たちはどうするんだ。世界を救うのか?」
遼は陽介に向かって熱弁する。
「当たり前だろ、だって俺たちが勇者やらなきゃお父さんだって、お母さんだって死んじゃうんだぞ。」
陽介は天井を見上げて暫く何か考えた後口を開いた。
「いいじゃないかみんな死んだって。
お前たちはこの世界が本当に救うべき世界だと思ってるのか。」
「!えっ、何を言ってるのお父さん?!」
遼と鈴はお父さんがそんなことを言ったことが信じられないといった驚きの表情で陽介の顔を見た。
「お父さんはね、こんな下らない世界なら一度滅んでしまった方がいいと思うよ。
一度すべて綺麗に人間を消して、そこから別の種族が再スタートすればいい。
人間は醜いし自分勝手だ。
すぐに戦争を起こす。つまらん人種差別や宗教の違いで殺し合いをする。
核兵器で人を殺し、原発で核のゴミを出し、そのゴミを埋めてあとは知らん顔だ。
地球はどんどん汚れ最後には人が住めないような星にしてしまうだろう。
ならば早いとこ人間は絶滅して地球を救うほうがいいだろう。
だからお前たちが頑張る必要はないんだよ。
勇者なんて辞めてお父さんやお母さんと一緒に地球が滅びるまで楽しく過ごそう。
みんなで死ぬなら怖くはないだろ。」
陽介の目が段々細く吊り上がり、瞳には黒い炎がユラユラと揺れ、不敵に笑みを溢している。
こんなお父さんの顔見たことない
遼と鈴はこれまでにないくらいたまらなく不安な気持ちで一杯になった。
けれど、お父さんが言ってることも間違ってない、むしろ正しいような気がしてきた。
陽介は話を続ける。
「なあ、二人とも。自分たちだけが辛いことを続ける必要なんてないじゃないか。
お前たちはこれからしんどい修行して、長い旅をして、強い敵と戦い、辛いことや痛いことや苦しいことが沢山あるだろう。
だが、他の子達は楽しくゲームをやったりサッカーをやったり、漫画を見て笑ったりのんびり楽しくやっていて、お前たちが一生懸命やっているところなんてこれっぽっちも見ていないぞ。
お前たちがたとえ向こうの世界を救ったとしても、そんなことはこちらの世界の人は誰にも信じてもらえない。
感謝も褒めてももらえない。
有名にもなれない。
じゃあ、そんなこと辞めてしまったらいいじゃないか。なにも良いことは無いだろ。」
遼も鈴もだんだんお父さんの言っていることの方が正しいような気がしてきた。
それでも何か、大切なことが引っかかっている。
何かが違う。
そこへ真理が入ってきた。
真理は遼と鈴を両手で抱きしめると、二人に優しく囁く。
「お父さんも私もあなた達が傷ついたりするのが心配なの。
だからお前たちにはもうあっちの世界なんかへ行かないで。」
陽介が真理に抱きしめられている二人に話す。
「私たちと一緒にこちらで普通に暮らそう。お前たちに地球を救うなんて無理だ。
世界が終わるのなんて嘘かもしれないぞ。遼や鈴が死ぬまで地球は滅びないかもしれない。
自分たちがいない世界なんてどうなってもいいじゃないか。」
「「違う。」」
遼と鈴が二人揃ってスツールから立ち上がった。
「ん?どうした二人とも。」
「誰だあんた。あんたなんかお父さんじゃない。」
「お父さんは絶対そんなこと言わない!」
「お父さんが一番嫌いな言葉が【無理】って言うことだ!
すぐに諦めるな、やれば絶対何でもできるっていうのがお父さんの口癖だ。
僕たちに地球を救うなんて無理だって言ったお前はお父さんじゃない。
戦争や原発のことは確かにお父さん凄く怒ってるし、いらないって言ってるけど、人の無限の可能性は信じてた。絶対に最後には人は変われるって。」
「だからお父さんは人が滅びていいなんて絶ぇったい言わないっ!!」
俯いた陽介と真理が二人から離れ、書斎の入り口に立ち塞がる。
「お前たちはお父さんの言うことが聞けないのかい?」
「お前たちはお母さんの言うことが聞けないの?」
二人は顔を上げ揃って右に首を傾げ、そのまま同じセリフを繰り返し始めた。
「お前たちはお父さんの言うことが聞けないのかい?」
「お前たちはお母さんの言うことが聞けないの?」
そして二人に徐々に近づいてきた。
二人には恐怖もあったが、何より陽介や真理になりすましていた偽物に怒りを感じていた。
「俺は」「私は」
「「絶対に世界を救うんだぁっ!偽物消えろぉぉぉぉぉっ!!」」
二人の拳に黄金の光が煌き遼は陽介の顔に、鈴は真理の顔に拳を全力で叩き込んだ。
陽介と真理に全力顔面パンチ!!
ひでーぇ、お父さんとお母さんは泣いてるぞー
ただ鼻血が出るだけの展開だったりするかもしれない・・・
次回もよろしくです!