第5.5話パート2:中島和也〜1〜
遅くなってごめんなさい↓↓学生なんで忙しくて(;´д`)次からゎもっと早く出来るょうに頑張ります('∀≦*)
勇日が入って、やっとバンドらしくなり、練習が出来ると思いきゃ、奏の提案でキーボードも入れる事になった。しかし中々みつからなかった。
『なぁ、もぅ諦めた方が良くない?』
昼休み、教室でご飯を食べながら浩貴は将吾に言った。
『だょな………奏に諦めて貰うように説得しよう。』
その時、教室が騒がしくなった。これに慣れた2人は誰が来たか予想がついた。
『2人ともいた!!探したょ。ちょっと話したい事があるんだけど……』
『分かったから、屋上へ行こう。』
将吾は周りの視線が痛かったので、屋上へと逃げた。
『んで何?』
『今日の朝ね、凄いピアノを聞いたの!!』
『それがどうした?』
『頭悪いなぁ。その人をバンドに誘って、キーボードをしてもらおう!!』
『はぁ!?そんなの出来るワケないだろ?ピアノとキーボードは全然違うんだぞ!?』
『まぁ私の話しを聞いて。』
〜今日の朝〜
奏は朝早くから来て、先生に頼まれた書類整理をしていた。
『もぅ!どうして1人なのょ!!!ぁんのハゲ!か弱い女子に押し付けるなんて最低(怒)』
奏はそぅ言いながら作業を止めて、寝転がった。その時、ピアノの音が聞こえてきた。奏は惹き付けられるように音楽室へと向かった。邪魔しないようにソッと入った。近くで聞くと凄かった。奏の心を癒し、優しく包んでくれた。奏の目から涙が溢れた。
その時、奏の存在に気付いたピアノを弾いていた人は、演奏を止めて奏を見た。
『どうして泣いてるの?』
その人の第一声は邪魔された事への怒りではなく、奏を心配する言葉だった。
『貴方の演奏が凄くて、昔の事を思い出しちゃって……』
『ごめん……』
『何で謝るの?私の方こそ演奏を邪魔してごめんなさい。』
『いぃょ。』
『っで、貴方の名前は何?』
『僕は3-Eの中島和也。望月奏さんだょね?』
『何で知ってるの?』
『有名だし、一応2年の時に同じクラスだったし……』
『知らない………(汗)』
『仕方ないょ……僕って存在薄いから………』
『ごめん(汗)落ち込まないで〜。それより和也のピアノ凄かったょ♪♪感動した!!』
『ありがとう。』
その時、奏を呼ぶ声が聞こえた。
『こらぁ〜!!望月どこだ!!仕事をほったらかしにして!!』
『ヤバ!ねぇ、また来ていい??』
『えっ……………』
『じゃあね☆☆』
そぅ言うと和也の返事も聞かずにルンルン気分で奏は帰っていった。その後、先生に怒られたが……
『……というワケなの。』
『それで、ソイツをキーボードにしたいって事?』
『ぅん↑↑』
奏は頷いた。浩貴は何か考えていた。
『中島和也って言ったな。』
『そうだけど??』
『俺、名前しか知らないんだけど知ってる。いつも学年トップで理事長の息子でボンボン。そんなヤツがバンドなんて無理だね。』
『誘ってみなきゃ分かんないじゃん!!』
『誘わなくても分かってるんだょ!!』
両者一歩も引かず、睨みあっていた。将吾が2人を止めようとしたが遅かった。
『もぅいぃ!!2人に相談した私がバカだった!1人で頑張って入ってもらうから!!!』
そぅ言うと奏は屋上のドアを思いきり閉めて出ていった。将吾はため息をついた。
『何でこうなるかなぁ……』
2人に冷たい風がふきつけた……………