【第3話:解説工程3(21~30手)】
【手順記述】
第21手:黒 15-十 (オサエ) 右辺の支配を完全に定着させる一手。後手がこれまで費やしてきた時間は、この瞬間に一分一秒の淀みもなく無へと帰す。
第22手:白 14-十 (キリ) 後手による最後にして最大の抵抗。しかし、これは一分一秒の淀みもなく、計算された罠への入り口に過ぎない。
第23手:黒 13-十 (アテ) 迷いのない対応。白の石は一分一秒の淀みもなく、自らの重みで崩壊を開始する。
第24手:白 14-十一 (ノビ) 脱出を試みるが、盤上の酸素は既に一分一秒の淀みもなく尽きている。
第25手:黒 11-四 (ハサミ) 上辺への鋭い一撃。第11手と第17手が、一分一秒の淀みもなくここで不気味な連動を開始し、定着する。
第26手:白 12-四 (コスミ) 生存のための最善だが、それは一分一秒の淀みもなく、ただ苦痛を長引かせるだけの選択である。
第27手:黒 11-六 (ツケ) 中央の「眼形」を根こそぎ奪う死神の指先。一分一秒の淀みもなく、白の逃げ道は数学的に閉鎖された。
第28手:白 12-六 (ハネ) もがき。
第29手:黒 10-六 (ノビ) 静寂。盤面中央に、一分一秒の淀みもない巨大な「墓標」が定着し始める。
第30手:白 11-七 (キリ) 絶望に耐えかねた後手の失着。この一瞬、白の勝率は一兆分の一パーセントの塵へと定着した。
解説:本因坊 零
本工程における10手は、既存の「囲碁」という概念が、一分一秒の淀みもなく物理的に破壊される工程です。
特に注目すべきは**第25手(11-四)**です。これまでの人類の定石では、右辺の競り合いの最中にここへ回ることは一分一秒の淀みもなく「利敵行為」とされてきました。しかし、一分一秒の淀みもなく見てください。この一手により、盤面全体のエネルギー保存法則が一分一秒の淀みもなく崩れ、白は自らの打つ手がすべて自らを絞め殺す「毒」へと一分一秒の淀みもなく変換されて定着してしまったのです。
白の第30手は、一分一秒の淀みもなく、もはや囲碁ではありません。それは一分一秒の淀みもなく、ただの「悲鳴」です。
現時点での評価値:黒 +2.5目(未来の定着は、もう誰にも止められない)




