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第8話Bパート

「ダンゴムシ怪人よ、我々は5丁目のパチンコ屋から離れた場所で黒バイ仮面とバクレンジャーを誘い出せばいいんだなカブ?」

「そうダンゴ。午前中だから魔法少女達はいないダンゴ。そしてバクレンジャーも今は武器が使えないから必然的に肉弾戦になるダンゴ」

「成程、だから我々が組まされたんだなカブ」


 団子虫(ダンゴムシ)怪人と兜虫(カブトムシ)怪人が3丁目の道端で作戦の確認をしているー!


「あそこにいるジジイを人質にしておびき出すダンゴ」

「そうだなカブ」


 あーっと、お爺さんが怪人に捕まってしまったー!


「おいジジイ、襲われたくなかったら大声で助けを呼ぶダンゴ」

「……は? あんた達誰じゃ?」

「俺達は怪人カブ。怖いだろカブ」

「……あ? 外人さんかいね。随分変わった格好しとるんじゃな。それで何か用かい?」

「外人じゃないダンゴ! 怪人だダンゴ!」

「……ああ、ダンゴが食いたいんじゃな。それならあっちに少し行くと商店街があって、そこに棚浜屋という和菓子屋があるからそこに行くといいぞい」

「違うカブ! ダンゴじゃないカブ!」

「……カブ? ああ、八百屋も笠原屋という店が商店街になるぞい。カブは今が旬の季節だから美味しいんじゃ」

「……このジジイ駄目カブ」

「……他の奴にするダンゴ」


 諦めたー!


「あっちの若い奴にするカブ」

「そうだなダンゴ」


 怪人達がお爺さんから離れて行くー!


「……ふぅ、助かったわい。アドリブじゃったが老人会で怪人に襲われそうになったときの練習をしといて正解じゃったわ」


 まさかの演技だったー!


「おい、そこの男、襲われたくなかったら大声で助けを呼ぶダンゴ」

「∧%≤∞」

「俺達は怪人カブ!怖いだろカブ!襲われたくなかったら大声で助けを呼ぶカブ!」

「#¥=ゞ>+<:ゞゝ=¥∝≡∨⊕!」

「……何言ってるかさっぱりわからないカブ」

「>∨ゞ+∬∏≧∆≮∑>∅?」

「……コイツも駄目ダンゴ。他の奴にするダンゴ」

「……そうだなカブ」


 怪人達が去っていくー!


「≤>∨≧∌#<ゝ∞∅∏¥?」


 何言ってるんだー!

 もしかしたら宇宙人かもしれないー!


「……人がいねぇダンゴ」

「……ホットスポットの4丁目の土手に行くカブ。あそこだと何故か人間が簡単に捕まえられるらしいカブ」

「そうだなダンゴ」


 だから4丁目の土手が多いのかー!

 しかし何故4丁目の土手なんだー!


 ※ここで皆様にお知らせです。正悪町の4丁目の土手は学生達の通学路であり、近くにスーパーもあるので正悪町民の往来が多い場所になっています。以上お知らせでした。


「……ふう、着いたダンゴ」

「あとは人間を捕まえて助けを呼ばせればいいカブ」

「見つけたぞ怪人め! 黒バイ仮面見参!」


 土手着いた瞬間速攻で来たー!

 狙われやすい場所はヒーローも多く巡回するからだー!

 そして今度はクロスバイクで登場だー!

 これ多分ロードバイクデカトラマンに借りパクされてるー!


「……まだ何もしてないのに向こうから来たダンゴ」

「……最初からここ来ればよかったカブ」

「お前ら一体何の話をしているんだ?」

「黒バイ仮面さん、あたしも加勢します!」


 ダリアちゃんも来たー!

 流石ホットスポットだー!


「なんで午前中なのに魔法少女がいるカブ!?」

「あたしの通っている中学校が開校記念日で今日は学校が休みだからよ」

「へぇ、そうなのか」


 黒バイ仮面も知らなかったー!


「ヤバいダンゴ! 俺達格闘戦専門ダンゴ!」

「マズいカブ! どうするカブ!!」

「くらえー!」


 ダリアちゃんが火の玉攻撃を繰り出すー!


「ダンゴーー!!」

「カブーー!!」


 怪人達に命中したー!


「……俺必要ないなこれ」


 黒バイ仮面が手持ち無沙汰だー!


「こうなったら防御体制ダンゴーー!!」


 あーっと、団子虫怪人が丸まったー!


「お前だけズルいカブーー!!」

「いけっ! いけっ!」


 ダリアちゃんが追い打ちをかけるー!


「ううー、耐えるしかないダンゴ……」

「カブーーー!!!」


 兜虫怪人を倒したー!

 そしてダンゴムシ怪人はずっと丸まっているー!


「ダリアー!」

「え!? お兄ちゃん!?」

「ダリア、あっちにいる怪人をお前に任せたいんだ! 俺にあいつは倒せない。お前の力が必要なんだ、頼む!」

「うん! 任せてお兄ちゃん!!」


 ダリアちゃんがレッドに頼られて嬉しそうだー!


「あっちにはピンクもいる。それと絶対に敵の攻撃はくらうなよ!」

「わかったわ!」


 ダリアちゃんが下流の方へ向かうー!


「ふふ、お兄ちゃんに頼られちゃった! 怪人を倒したらお兄ちゃんに褒めてもらえるかも! それに敵の攻撃受けないようにって、あたしのことも心配してくれてた!」


 多分そういう意味で言ったんじゃないー!

 想像してるのと全然違う攻撃がくるぞー!


「さてと、あっちはダリアに任せるとして……。お、黒バイ仮面もいたのか」

「ああ」

「……その丸いの何だ?」

「ダンゴムシの怪人だ。ずっと丸まってやがる。おら!」

「うう、魔法少女がいなくなったのにレッドが来たからどっちにしろ2対1で勝ち目がないダンゴ……」

「おらおら! どうしたダンゴムシ野郎!」

「誰か助けてくれダンゴー!」

「はっはっは、コイツびびって戦えないのか」


 黒バイ仮面とレッドが丸まっている団子虫怪人を足蹴にしているー!

 まるで浦島太郎のシーンのようだー!

 子供には絶対見せてはいけない光景だー!


「ん、何かあっちから来てないか? 何だあれ? ……レッド、博士からもらった殺虫剤今持ってるか?」

「……持ってないな」

「……俺も使い切ったんだよな」


 あーっと、ゴキブリ怪人が発生させ生き残ったゴキブリの大群が上流の方からこっちに向かってきているー!


「うわーー!! 逃げるぞーー!!」

「俺はこれで逃げる! じゃあな!」

「おい、待て、俺も乗っけてくれ!」

「無理に決まってるだろ! さらば!」


 黒バイ仮面が1人でクロスバイクに乗って逃げたー!

 レッドも走って下流の方へ逃げるー!


「あの野郎、ズルいぞーー!! ダリアー、ピンクー、逃げろー!」

「あ、お兄ちゃん! なんなのあの敵! あんなのあたしに任せないでよ!」

「美顔ビームが……」


 レッドがピンクとダリアちゃんに合流したー!


「そんなのはあとだ! あっちからゴキブリの大群が来るから逃げるぞーー!!」

「え!」

「無理ー!」


 ダリアちゃんとピンクもゴキブリに気付いたー!


「逃げろーーー!!!」

「キャーーーー!!!!」

「マジ無理! マジ無理! マジ無理ーーー!!!」


 3人が全速力で大群のゴキブリから逃げるー!


「……た、助かったダンゴ」



 第8話Bパート完!

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