第3話
「誰かー、助けてー!」
「フフフ、あなたカワイイわね。どんな血の味がするのかしら」
下校中の中学生男子が4丁目の土手で女の蚤怪人に襲われそうだー!
やっぱりこの展開からのスタートだー!
「そこまでよ!」
こ、この声はー!
「あたし達が相手になるわ! いくよ、ヒマワリちゃん、サクラちゃん」
「うん、ダリアちゃん。私達で助けよう!」
「ええ、少年が心配だわ」
魔法少女が来たー!
ちなみにヒマワリちゃんが小学6年生で黄色、ダリアちゃんが中学2年生で赤色、サクラちゃんが高校2年生で桃色だー!
「フン、魔法少女なんかよりイケメンと噂のバクレンジャーのレッドか黒バイ仮面と戦いたかったわ」
「あんたみたいなやつ、お兄ちゃんとは戦わせないんだから!」
ダリアちゃんはバクレンジャーレッドの妹なのだー!
そしてブラコンなのだー!
「くらえー!」
ダリアちゃんが魔法道具のステッキで火の玉攻撃を放つー!
「フフフ、当たらないわ」
蚤怪人が飛び跳ねて避けていくー!
「このっ!」
「フフフ、全然当たらないわ。遅すぎよ」
「大丈夫?」
「は、はい……」
その隙にサクラちゃんが少年を救出したー!
「ちっ、それが狙いか」
「サクラちゃん、その男の子お願いね。私もダリアちゃんと一緒に攻撃するから」
「わかったわヒマワリちゃん。この子は私に任せて」
少年をサクラちゃんに任せ、ヒマワリちゃんとダリアちゃんで攻撃するようだー!
「このっ、このっ!」
「フフフフフ、あなたそんな攻撃してていいの?」
「え?」
あーっと、蚤怪人が避けたダリアちゃんの火の玉攻撃のせいで河原がメチャクチャになっているー!
「ううー、どうしよう、全然当たらない……」
「フフフ、あなた達の血を吸ってやるわ」
「いけーーー!!!」
「ギャーーー!!!」
ヒマワリちゃんの雷攻撃が蚤怪人に直撃したー!
「……くっ、こんなにダメージを負っては勝ち目はないわね。ここは撤退するわ」
「待てーー!!」
あーっと、蚤怪人が飛び跳ねて逃げていったー!
ヒマワリちゃんが追うが流石に小6女子の足では追いつけないー!
「逃げられちゃった……」
※ここで皆様にお知らせです。正義協会と怪人協会の取り決めの1つに、怪人達のアジトは正義協会側が自分達で探さなくてはならない、というものがあります。何故なら警察や探偵に頼ってしまえば簡単に怪人達のアジトを見つけることができてしまうかもしれないからです。以上お知らせでした。
「ねぇ、なんかヒマワリちゃんの電撃速くなかった?」
「そうなのダリアちゃん。昨日博士に速くしてもらったの」
「一昨日あたしの攻撃もっと速くしてってお願いしたら今忙しいから無理とか言ってたくせに……」
ダリアちゃんが小声で文句を言っているー!
博士は最年少のヒマワリちゃんには甘々なのだー!
「何か言ったダリアちゃん?」
「う、ううん、なんでもないよ……。それより河原メチャクチャにしちゃったけど大丈夫かなぁ……」
「経費でなんとかなるんじゃないかな?」
まさかの少6から経費発言ー!
「ヒマワリちゃん、ダリアちゃん、お疲れ様」
「あたしの攻撃当たらなかったけどね……。それよりあなた大丈夫だった?」
「はい、大丈夫です。助けてくれてありがとうございました。その……実は僕ファンなんです! ヒマワリちゃんは小学生なのにすごく頑張ってるし、ダリアちゃんは僕と同い年だから特に応援してます」
「ホントに!? ありがとう!!」
ダリアちゃんがゴキゲンになったー!
「そ、それで、もし良かったらなんですけど、写真一緒に撮ってもいいですか?」
「もちろんいいわよ。ね、ヒマワリちゃん」
「うん、いいよ〜」
「なら4人で撮りましょうか」
「あ、すみません、サクラさんは別にいいです」
「え……」
「年上の魔法少女なんか興味ないんで。あ、サクラさんが撮ってください」
「………………」
まさかのいらない子扱いーーー!!!
サクラちゃん大ダメージーーー!!!
こうして今日も町の平和は守られたのだった。
第3話完!




