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第8話Cパート

「うわー!怪人だー!」

「逃げろー!」

「民間人は邪魔だウマ!散ってろウマ!」


 3人の怪人と大勢の戦闘員達が5丁目のパチンコ屋の前でデカトラマンを待ち伏せ中だー!


「戦闘員共、準備はいいなウシ!」

「モー!」

「ンー!」

「ダー!」

「イー!」

「ナー!」

「イー!」

「デー!」

「スー!」


 ※ここで皆様にお知らせです。怪人協会の戦闘員達は1人に対し一文字ずつ担当が決まっており、それぞれその一文字しか喋ることができません。以上お知らせでした。


「そこはもう面倒だからオーケーでいいブタ。敬語とか気にする必要ないブタ」

「ソー!」

「レー!」

「ダー!」

「トー!」

「オー!」

「トー!」

「ケー!」

「ノー!」

「ヤー!」

「ツー!」

「シー!」

「カー!」

「ハー!」

「ナー!」

「セー!」

「ナー!」

「イー!」

「カー!」

「ラー!」

「イー!」

「ヤー!」

「デー!」

「スー!」

「長文やめろウマ!!腹立つウマ!!」


 確かにこれはうざいー!


「……なんだお前ら。大勢で待ち伏せか?」


 デカトラマンが来たー!

 やはり火曜日は午前10時から5丁目の店でパチンコだったー!


「ウシウシ。お前の命運もここまでウシ!」

「ウマウマ。今日でお前は終わりウマ!」

「ブタブタ。これならお前でも流石に勝てないブタ!」

「オー!」

「マー!」

「エー!」

「ノー!」

「マー!」

「ケー!」

「ダー!」


 いくらデカトラマンでも一度に3人の怪人+大人数の戦闘員を相手にするのは厳しいかー!


「……ちっ、面倒だな」


 あーっと、デカトラマンが背広の裏から何かを取り出したー!


「ちょ、お前、それは卑怯ウシ……」

「お、おい、それは反則ウマ……」

「そ、それ使うのは外道ブタ……」


 あーーーーー!!!!!

 まさかの拳銃だーーーーー!!!!!


「撃たれたくなかったら退()け!!」

「実弾じゃないよなウシ……」

「そ、そうだウマ。実弾なわけないウマ……」

「そうだよなブタ……。多分ゴム弾だブタ……」

「俺の性格知ってるか?」


 多分モノホンだーーー!!!

 ヒーローが持ってていい武器じゃないーー!!


「ニー!」

「ゲー!」

「ロー!」

「ゾー!」


 何だ最後のゾはー! 

 ニゲルゾと間違ったのかー!

 それはそうと戦闘員達が一目散に逃げていくー!


「お前ら逃げるなウシー!」

「おら! 撃たれたい奴からかかって来い!」

「お前からいけウシ!」

「嫌に決まってるだろウマ! お前からいけウマ!」

「ふざけるなブタ! なんで俺からなんだブタ!」


 揉め始めたー!


「誰も来ないなら全員撃つからな!」

「わ、わかったからちょっと待つウシ!」

「巨大化宣言ウマ! そうすれば武器は使えなくなるウマ!」

「巨大化宣言は一対一のときだけだろうが!」

「ウマ! そうだったウマ…」


 ※ここで皆様にお知らせです。巨大化宣言をした場合お互いの武器は使用不可能になります。当然武器は巨大化しないからです。そして巨大化宣言は一対一のときにしかできません。以上お知らせでした。


「お前がいけウシ」

「いや、お前からウマ」

「お前先ブタ」


『パン!』


 デカトラマンが牛怪人の足に1発くらわせたー!

 そしてやっぱり本物だったーーーー!!!!


「あぁーー!! 痛いウシー! 死んじゃうウシー!」

「それぐらいで死ぬか!」

「逃げるウマーー!!」

「逃げるブターー!!」


 馬怪人と豚怪人も逃げ出したー!


「お前ら逃げるなウシーー!! なんで俺が最初なんだウシーー!!」

「五十音順だ」


 なんでここで五十音順ー!


「俺の名前はワギューだから五十音順だったら最後ウシー!」

「お前らの名前なんぞ知るか!」

「ちょっと! 今の音ってもしかしてデカトラマンさんが拳銃で怪人を撃ったんですか!?」


 銃声を聞いて警官が来てしまったー!

 近くに交番があるから速攻だー!


「そうだ。怪人と戦闘員に囲まれて鬱陶しかったんでな。適当に撃ったら当たっちまったんだが、問題ないよな?」

「撃ったのは怪人に対してなんで多分大丈夫ですけど、それよりその拳銃どうやって手に入れたんですか?」


 確かにどうやって入手したんだー!

 ていうか、撃つのは問題ないのかー!


「これは正義協会のアジトにあったやつを勝手に持ってきただけだ」

「一体誰のですか?」

「アジトにあったんだから誰のものでもないだろ。強いて言うなら俺のか? 俺が頼んで博士が作ったんだろうからな」

「我々と警察署に来てもらえませんか?」

「なんでだ?」

「理由はあとで話します。でも早く行きましょう。じゃないとまずいことになるかもしれません」


 ※ここで皆様にお知らせです。正悪町内でのみ正義協会のヒーローやヒロインは、超法規的措置で銃刀法違反などの罪には当たらないようになっています。それと警察官は怪人と戦ってはいけない決まりになっています。以上お知らせでした。



「……わかったよ。行きゃいいんだろ」

「ではお願いします。あの怪人は我々で刑務所まで連れていきますので」

「それより先に病院ウシー!」


 デカトラマンがパトカーに乗って警察署へ行ってしまったー!

 どうなるんだデカトラマンー!



 こうして今日も戦闘員達は戦わないのだった。

 第8話Cパート完!

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